〈つながり〉の平和  ~ケアから考える私たちの社会~ | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T14:42:13+09:00 Peatix 関根和彦 〈つながり〉の平和  ~ケアから考える私たちの社会~ tag:peatix.com,2021:event-3002661 2021-10-10T14:00:00JST 2021-10-10T14:00:00JST                    ベグライテン ケアセミナー           連続講義・ケアの哲学入門2021(第3回) 〈つながり〉の平和  ~ケアから考える私たちの社会~講師 : 崎川 修 さん(ノートルダム清心女子大学 教授)日時:10月10日(日)14:00~16:30 (13:00から入室できます。)場所:Zoomによるオンライン・ミーティングとして行います。   メディアの発達は「遠い」世界への瞬時の「接続」を可能にしてくれましたが、その一方で私たちはごく「近く」の隣人の苦悩に目をそむけ、液晶画面の中の「ネットワーク」に絡め取られるうちに、生きた「つながり」の豊かさを見失いつつあります。こうした社会の分断が、コロナ禍によって一層深刻なものとなっています。 分断を越え、互いの苦悩を分かち合ってともに歩む「平和」な社会の実現のために必要なこと、それは、私たちが「つながり」をつくりだすような出会いとかかわりに生きること、すなわち「ケアを生きる」ことに他なりません。今回の講座では、ケアの視点から私たちの社会を「結び直す」ことの意義について、ご一緒に考えたいと思います。講師略歴: 1971年 東京生まれ 上智大学大学院哲学研究科博士後期課程満期退学    2009年 上智大学文学部哲学科常勤嘱託講師(キリスト教人間学担当)    2013年 ノートルダム清心女子大学人間生活学部に着任、現在に至る    専門は現代哲学、人間学、キリスト教倫理。著書: 『他者と沈黙 〜ウィトゲンシュタインからケアの哲学へ』(晃洋書房)、         『教養としての応用倫理学』(丸善出版;共著)、         『ケアを生きる私たち』(大学教育出版;共著)など。参加費:一人 1,000円(入金後のキャンセルは、ご容赦ください。)申込み・支払い方法: このページの右側中ほどにある「チケットを申し込む」ボタン(橙色)をクリックして順に記入し、各自が選択された方法で事前にお支払いください。 ZoomのURL:お支払い確認後、10月10日12:30~13:00にZoomのURL、ID、パスワードを、個別にご連絡します。Zoomを利用されたことのない方は、使用方法をお伝えします。お申込み時にお知らせください。主催 : ベグライテン(注) http://begleiten.org/                                        https://www.facebook.com/begleiten2                                       https://twitter.com/Begleiten2001問合せ・連絡先:関根和彦  090-9146-6667  k_sekine@f7.dion.ne.jp (注)ベグライテンについて ベグライテンは、2001年7月に上智大学の社会人講座「死への準備教育~ホスピスボランティアとは~」(コーディネーターは、故アルフォンス・デーケン先生)の受講生が立ち上げた勉強会です。当初は終末期の患者にどのように寄り添うかについて学んでいましたが、学びの対象が介護、いじめ、引き籠り、自殺、貧困、犯罪被害と広がるにつれ、その背後にある社会、行政、政治の問題をも学ぶようになり、今ではケアと公共を学ぶ会に成長して来ています。また、学んだことを活かすという観点から、2011年の東日本大震災の時には、有志を募って岩手や福島にボランティアに行きました。この中で原発の問題を取り上げるようになり、2015年の安全保障関連法の強行採決の時には国会周辺の抗議行動にも参加しました。こうして行政や政治に対しても、様々な陳情、提言、意思表示を行うようになり、文字通りケアと公共を学ぶ「市民の会」に成長して来ています。ケアの哲学と公共哲学を学び身につければ、ひとり一人が豊かに個性を開き、発展させることのできる社会を築くことができると信じて、学び、活動しています。ベグライテン(Begleiten)は、デーケン先生から教えていただいた「共にいる」、「寄り添う」「伴走する」を意味するドイツ語ですが、私たちはこの言葉を「苦しんでいる人の傍にいる」と訳して、会の基本的な精神を表す言葉として会の名前にしています。