文化芸術による共生社会実現のためのアーツマネジメント講座2021「共生とはなにか」セミナー3 〈ことば〉との距離、〈ことば〉への期待 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-12-27T17:30:56+09:00 Peatix 一般社団法人HAPS 文化芸術による共生社会実現のためのアーツマネジメント講座2021「共生とはなにか」セミナー3 〈ことば〉との距離、〈ことば〉への期待 tag:peatix.com,2021:event-2955515 2021-11-27T16:00:00JST 2021-11-27T16:00:00JST 2021年度 文化芸術による共生社会実現に向けた基盤づくり事業文化芸術による共生社会実現のためのアーツマネジメント講座2021「共生とはなにか」セミナー3   〈ことば〉との距離、〈ことば〉への期待ゲスト:いしいしんじ(小説家・文筆家)、モハーチ・ゲルゲイ(文化人類学者)聞き手:奥山理子(HAPS, Social Work / Art Conferenceディレクター)ことばを作り出すことで、人々や歴史の新たな一面を知ることが可能なように、「共生」はどのような意味を持ち、どのような現状や未来を示すことばとなりうるのでしょうか。共生ということばの表現について、小説やエッセイのほか、現代語訳『げんじものがたり』などを手がけるいしいしんじさんと、共生学の観点から人間と植物などの共生について研究を重ねてきたモハーチ・ゲルゲイさんとともに考えます。【ゲストプロフィール】いしいしんじ 1966年大阪生まれ。1996年、短篇集『とーきょーいしいあるき』刊行(のち『東京夜話』に改題して文庫化)。2012年『ある一日』で織田作之助賞、16年『悪声』で第四回河合隼雄物語賞を受賞。『ぶらんこ乗り』『麦ふみクーツェ』『ポーの話』『海と山のピアノ』、『みずうみ』など著作多数。 09年から京都市在住。21年『いしいしんじ訳 げんじものがたり』(講談社)を刊行、『こわいな!恐怖の美術館』(熊本市現代美術館)へ出展。モハーチ・ゲルゲイ大阪大学人間科学研究科・准教授。専門は共生学、医療人類学、科学技術社会論。近年、ベトナムと日本における生薬の栽培および研究開発の現場でのフィールドワークを中心に、病人と健常者の共生を促進する創薬の比較研究を進めている。「プラネタリーヘルス」(planetary health)という近年注目を集める観念を中心に、環境の持続性と人間の健康の両立に焦点を当てる環境衛生の草の根展開を検証している。【講座概要】近年、「共生」ということばが、多文化共生、地域共生など様々な場面で聞かれるようになりました。また共生に関わる課題として、在住外国人、障害、病、ジェンダー、格差、セクシュアリティ、災害、高齢化による孤立・孤独など様々なトピックがあり、それぞれの生きづらさや困難があることも明らかになってきました。今年度HAPSが実施する連続講座では、「共生とはなにか」を改めて考えることを通じて、アートやアーティストと社会との関係を支える「アーツマネジメント」の理解を深めることを目指します。文学、映像、美術、研究など異なる分野で活躍するゲストを迎え、ことば、表現、プロセス、実践の広がりなどから、「共生」についての対話を進めます。私たちは「共生」をどう捉え、アートと社会との結びつきをつくることができるのか。受講者の思考を深め、新たな実践の参考となる様々な問いを考えていきます。【2021年度 文化芸術による共生社会実現に向けた基盤づくり事業について】HAPS は、京都市より 2017 年度「文化芸術で人が輝く社会づくりモデル事業」、2018 年度は「文化芸術による共生社会実現のための基盤づくり事業」を受託し、実施いたしました。これは、文化芸術の力を活用して、多様な背景を持つ人々が、共に生きることのできる社会のあり方を探り、その仕組みづくりを目指すものです。2019年度からはそれらの成果を引き継ぎ「文化芸術による共生社会実現に向けた基盤づくり事業」として展開し、全体としては今年度で5年目となります。連続講座は本事業の一環で実施しています。