人文学の学校KUNILABO 2021 秋のブックトークシリーズ vol. 3 エッカート・フェルスター『哲学の25年:体系的な再構成』 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-12-27T21:02:03+09:00 Peatix 国立人文研究所 人文学の学校KUNILABO 2021 秋のブックトークシリーズ vol. 3 エッカート・フェルスター『哲学の25年:体系的な再構成』 tag:peatix.com,2021:event-2955452 2021-11-27T19:00:00JST 2021-11-27T19:00:00JST 【イベント概要】 哲学は通常、2500年の歴史をもつと言われます。しかし、カントは1781年以前には哲学が存在していなかったと言い、また、ヘーゲルは1806年に哲学の歴史は完結したと言っています。つまり、カントとヘーゲルの言葉を信じるならば、哲学の歴史は1781年から1806年までのわずか25年間しかなかった、ということになるのです。 この衝撃的なテーゼについて追究したのがエッカート・フェルスターの『哲学の25年』です。そこでは、いわゆる「ドイツ観念論」の展開が、スピノザやゲーテらとの対話を追いつつ、「追体験」されていきます。本書は発表されるとたちまち大きな反響を呼び、本書をめぐって国際シンポジウムが開催され、論文集も出版されました。また、2017年には、本書の貢献により、フェルスターはクーノ・フィッシャー賞を受賞しています。 とはいえ、本書は650頁超の分厚い研究書ですし、様々な哲学者の思想や概念が出てくるので、手に取るのを躊躇したり、読み通すのに苦労したりするかもしれません。そこで、本ブックトークでは、訳者でドイツ観念論の研究者の三重野清顕さん、ヘーゲル研究者の池松辰男さん、そして、シェリング研究者の八幡さくらさんをお招きし、それぞれの視点から、この本の魅力や読みどころについて、語っていただきます。 哲学の歴史は完結したのか、哲学と哲学史との関係とはどのようなものか、そして、いまなおドイツ観念論がアクチュアルである理由とは何か。こうした問題について、一緒に考えたいと思います。日時 :2021年11月27日(土)19:00 - 21:00参加費:無料(要登録)YouTubeライブ配信によるオンライン開催登壇者:三重野清顕(訳者、東洋大学)・池松辰男(訳者、島根大学)・八幡さくら(東洋大学)、司会:佐々木雄大多くの方々のご参加をお待ちしております。NPO法人国立人文研究所お問い合わせは:info@kuniken.org