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フジタの下地に迫る!フリートークイベント T-Art Academy【25席限定】

Description

『藤田嗣治の技法と日本美術の接点』



技法材料研究のバイオニア的存在である京都造形芸術大学の青木芳昭教授と、藤田嗣治研究では第一人者である林洋子氏をお迎えし、「藤田の乳白色」下地について、特に詳しくお話しを伺います。

本イベントは青木芳昭教授による学芸員対象特別講座/技法材料講座、~藤田嗣治の技法と日本美術の接点~の一部となっております。

講座では、「油系の体質顔料と水系の体質顔料を科学的に使い分け」と題し、藤田作品の下地について、硫酸バリウムと膠、ポピーオイルと炭酸カルシウム&タルク、日本製墨の定着との関連を考察しています。




古典から最先端まで、幅広く技術と知識の講座を開催し、他では学べない内容を提供しております『T-Art Academy』ですが、今回は、現在の日本の芸術界に新たな視点をご提案したく特別講座を設けることとなりました。

欧米の美術館ではコレクションの条件として作品の耐用年数の裏付けが求められています。特に昨今、作品の持続性や恒常性という要素が非常に重要視されはじめました。

近現代の美術表現において、素材に関する知識、工夫やこだわりは、コンセプトメーキングすることに比べ、軽んじられていたであろうことは否めません。

こうした風潮をふまえ、本講座では、平面芸術における支持体、展色材と、その表現の歴史的変遷、また時代時代の持つ背景(環境)をふり返りつつ、伝統的な技法材料から最先端の技法材料まで、実際に触れ、また作業をすることにより、その重要性を再考察いたします。


フリートークイベントへのご参加は25席様限定となります。

皆様方のご参加を心よりお待ち申し上げます。



講師

青木 芳昭 氏

1953年生まれ。

1976年 パリ留学、ル・サロン名誉賞受賞

1977年 中央美術研究所主宰(2013年退職)

1983-84年 パリ留学

1989年 安井賞展出品 1991年 東京セントラル美術館油絵大賞展出品 1996年 銀座資生堂ギャラリー個展 1997年 安井賞展出品、NHKハート展出品

1999年 アカデミア・プラトニカ設立・代表

2007年 京都造形芸術大学客員教授

2011年 京都造形芸術大学教授

「よくわかる今の絵画材料」出版 京都技法材料研究会会長

2015年 寺田倉庫PIGMENT(ピグモン)顧問

21世紀鷹峰フォーラム研究協力「絶滅危惧の素材と道具」で害獣の鹿の皮から和膠の復刻、毛から筆・刷毛の道筋を築く。


林 洋子氏

美術史研究者 専門は近現代美術史、美術評論

京都府生まれ 東京都現代美術館学芸員、京都造形芸術大学准教授を経て、2015年より文化庁・芸術文化調査官、国際日本文化研究センター客員准教授

美術史博士(パリ第一大学)

2008年『藤田嗣治―作品をひらく』サントリー学芸賞

2009年渋沢クローデル賞ルイ・ヴィトンジャパン特別賞、日本比較文学会賞受賞

おもな著書・共著・編著・監修

『藤田嗣治 作品をひらく 旅・手仕事・日本』(名古屋大学出版会 2008年)

『藤田嗣治 手しごとの家』(集英社新書ヴィジュアル版 2009年)

『藤田嗣治 本のしごと』(集英社新書ヴィジュアル版 2011年)

『藤田嗣治の絵画技法に迫る 修復現場からの報告』

(木島隆康共編 東京藝術大学出版会 2010年)

『藤田嗣治画集』全3巻 (監修 小学館 2014年) 

『テキストとイメージを編む 出版文化の日仏交流』(クリストフ・マルケ共編 勉誠出版2015年)


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  • イベント詳細情報を更新しました。 Diff#272927 2017-08-27 03:09:21
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Sun Aug 27, 2017
3:00 PM - 5:00 PM JST
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Venue
PIGMENT TOKYO
Tickets
フジタの下地に迫る!トークイベント FULL
Venue Address
東京都品川区東品川2-5-5 TERRADA Harbor Oneビル 1F Japan
Organizer
PIGMENT LAB WORKSHOP
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