「マイノリティ」に対する差別を生み出さない社会への挑戦 〜対話会〜 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-10-03T13:17:29+09:00 Peatix Ayako Izumi 「マイノリティ」に対する差別を生み出さない社会への挑戦 〜対話会〜 tag:peatix.com,2021:event-2933680 2021-09-25T13:00:00JST 2021-09-25T13:00:00JST 誰もが生きやすい社会を望むすべての人へこのイベントに目を留めていただきありがとうございます。「112kt」は”対話創出プロジェクトユニット”として、相互に尊重して誰もが生きるに値する社会を作るための対話を創出し、あるべき社会変革の姿をみなさんと共に考え、アクションに移していくユニットとして活動しています。私たちには、「マジョリティとマイノリティ」があるのではなく、実は「誰もがマイノリティ」であり、誰もが唯一無二の「私」を生きていると考えています。しかし、自分以外をわかりあえないことから生じる差別・憎しみ合い・不平等・格差は終わりなく増え続け、その中でもどうにか社会を渡り歩いていますが、この状態を次世代に残してよいのか?と葛藤を抱えています。==第三回のテーマについて==東京オリンピック・パラリンピックが終わりました。トップアスリート達の極限に至る身体能力の磨き上げや、オリンピックの一日に全集中力を持っていく緻密な管理があったことを想像すると畏敬の念を覚えます。ただし、これまでのオリンピックは勝者至上主義・弱肉強食ゼロサムゲームの象徴。そして商業要素が強くなりすぎていたこともあり、一般人が手を出せなくなり、風前の灯となっているスポーツもあると聞きます。このコロナ禍における東京オリンピック・パラリンピックは、その開催の是非について今でも大きく意見が分かれるところではありますが金儲けの手段としてのスポーツではない、新しいモデルへ転換していく兆しも見えてきました。純粋にスポーツを楽しむことを優先し、勝ち負けが全てではなく、あくまで自分のこだわりとの戦いである姿、ライバルと称え合う姿をみなさんも見たのではないかと思います。 さて、オリンピック憲章は「多様性と調和」がテーマでしたがオリンピック開催に至るまでにもう一つ大きな出来事がありました。それは、先の国会で準備が進められていたLGBT法案(LGBT当事者への理解を促進するための法案)が、「差別は許されない」という一言が書き加えられたことで自民党内の意見がまとまらず、国会への提出が見送られたというものです。さらに、オリ/パラ開催後は、この法案を通す推進力(大義)は失われるのではないかと推測されています。※詳しい経緯は以下の記事にまとめられていますので、ぜひ読んでみてください。NHK政治マガジン「『差別は許されない』はダメ?LGBT法案に揺れた自民党」私たちはここで何を学ぶのでしょうか。ポイントは、全ての人が社会の当事者であるということです。ひとりひとりが自らを内省し、やさしい未来を作るために、必要なアクションを考えます。対話会では、LGBTの中でも特に理解が難しいとされている「T(トランスジェンダー)」および「性同一性障害」の当事者の身に降りかかっている現実を共有します。その上で、・「差別」とは何か?なぜ起こるのか?※LGBT関連に限らない・社会としてどうあればよいのか?・私達は何をどうしていくのか?をオープン&フラットにみなさんと対話して紡ぎ出していきたいと思います。●対話会概要2021年9月25日(土)13:00〜14:45 ※日本時間1.基調講演(安池) 35分2.チェックイン 10分3.対話会 60分(定員20名まで・最小催行人数3名)●参加していただきたい人・世の中から差別をなくしたいと考える方・今、差別に苦しんでいる方・困っている人を放っておけない方・性同一性障害について理解を深めたい方・差別をしてしまったことがある方●参加にあたってのお願い対話会はオンラインzoomで行います。事前にご準備をお願い致します。安心安全の対話の場づくりのため、対話会のときには、カメラONでのご参加が出来る方でお願い致します。また、以下のことをグラウンド・ルールとさせて頂きます。・ すぐに意見がまとまらなくても、大丈夫・ 途中で意見が変わっても、大丈夫・ 人格否定・誹謗中傷は厳禁(意見に対する反対意見はもちろんOK)・ 他者の素直な意見を尊重し、共感できなくてもしっかり傾聴する・ 批評家にはならず、自分ゴトとして考えて話す対話テーマがセンシティブなだけに、他の参加者に不快感を与える発言などの迷惑行為が散見された場合は、運営の方から注意を差し上げますが、やむを得ずご退室をお願いする場合がございます。みなさんとの建設的な対話にご協力をお願い致します。●112ktユニット紹介安池中也/Chuya Yasuike(講演者)株式会社えて 静岡基地 代表取締役(隊長)「こども達の笑顔をつくろう!」を理念にした子ども家具メーカー「えて」の代表。 遊び心いっぱいのデザインと世界観で、こども向けの家具アイテムを製造・販売。 アイテムはテレビ番組や映画、CMのセットにも使用されている。 「こども」がキーワードとなる企業の商品・イベント・空間の企画開発のサポートも行いながら、 2010年には「子ども達にチャレンジと達成感を感じられる場所」として木育(もくいく)ワークショップ事業をスタート。 幼稚園・保育園のプログラムや小学校のキャリア教育など、延べ6000名以上の子ども達に開催。 性同一性障害である経験を通じて「思いを伝える事の大切さ」「人権と多様性」「夢を実現する方法」等の講演を開催し、 モノとコトの両輪で「こども達の笑顔を作る!」活動を進めている。泉綾子/Ayako Izumi(対話コーディネーター・講演プロデューサー)早稲田大学社会科学部卒業。株式会社NTTデータにて社会基盤システムの企画開発にマネージャーとして従事。本業の傍ら、社会のマイノリティ・多様性についての講演活動をプロデュース。