日本フェミニスト経済学会 2021年度オンライン大会共通論題 非会員申込ページ | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-24T10:44:45+09:00 Peatix 板井広明 日本フェミニスト経済学会 2021年度オンライン大会共通論題 非会員申込ページ tag:peatix.com,2021:event-2892021 2021-09-18T13:00:00JST 2021-09-18T13:00:00JST 日本フェミニスト経済学会2021年度大会 共通論題日時:2021年9月18日(土)13:00〜17:00 開催方法:オンライン開催( Zoom Webinar)参加費:非会員(一般 2,000円、学生・非正規等 1,000円)申込締切:9月16日(木)18時 *お申込・お支払い後、Peatixより確認のメールが届きます。日本フェミニスト経済学会からは、9月16日(夜)頃には大会参加のためのzoomウェビナーへの招待メールをお送りする予定です。*9月17日になっても招待メールが届かない場合は、info@jaffe.fem.jp にご連絡ください。*午前の自由論題の参加申込は終了しました。【共通論題】13:00〜17:00 「コロナ災害があらわにした女性のいのちとくらしの課題」 2008-9年のリーマンショックでは製造業が大きく落ち込み、男性が多くを占めた製造業派遣労働者の雇止め・ホームレス化が注目されました。今回の新型コロナウイルス感染症の蔓延のもとでは、「ステイホーム」という対策が、経済情勢を悪化させ、女性が多くを占めている産業や働き方に大きく影響しています。労働時間の削減や解雇により女性の貧困やホームレス化が進んでいます。経済情勢が悪化するもとで、女性や子どもに対する暴力が増え、「ステイホーム」により潜在化が促され、女性のいのちとくらしがおびやかされていると懸念されます。 この事態は「コロナ災害」と捉えられます。災害研究が指摘するように、自然の脅威の大きさは、被災側に存在していた社会的脆弱性に媒介されて、被害の大きさにつながります。自然の脅威への不適切な対処策が、被害を増幅する場合すらあります。あらかじめ脆弱性を緩和し、いざ自然の脅威にさらされた時に適切な対策を取ることで、災害リスクを軽減(減災)することができるのです。 本共通論題では、仕事・くらし・ネットワーク・いのちをキーワードに、コロナ以前からあった女性の脆弱性とその背後にある制度・政策を確認した上で、若年女性、日本に移住している女性、シングルマザーを中心に、コロナのもとで顕在化した女性の困難の実態を明らかにします。さらにマクロな視点からコロナ対策の国家間比較を行うとともに、それら対策がかえって被害を増幅していないか、困難に瀕している女性への支援につながっているかについて報告します。 コロナ災害のリスクを軽減するためには、ジェンダー平等の実現が不可欠です。そのために、国に対してどのような政策を求めていくのか、わたしたち自身がどのようなネットワークを形成し活動を進めていくのか、講演者の報告から浮かび上がった課題を参加者のみなさまと共有し、議論を深めたいと思います。座長 中原朝子(趣旨説明の作成にあたっては大沢真理会員にご助言を賜りました。記してお礼申し上げます。)司会:小ヶ谷千穂(フェリス女学院大学)・中原朝子(神戸大学)13:00~13:10 座長趣旨説明 中原朝子(神戸大学)トークセッション「相談現場からみえる女性の貧困、仕事、住まい」13:10~13:40 雨宮処凛(作家・活動家)・伊田久美子(大阪府立大学名誉教授)13:40~13:50 質疑応答13:50~13:55 休憩報告13:55~14:25【報告1】Carlos, Maria Reinaruth Desiderio(龍谷大学)「コロナ禍における在日フィリピン人女性の問題と今後の課題」14:25~14:55【報告2】湯澤直美(立教大学)「コロナ禍におけるシングルマザーの現況と政策課題」14:55~15:25【報告3】大沢真理(東京大学名誉教授)「コロナ禍への日本政府の対応:社会政策の比較ジェンダー分析から」15:25~15:35 休憩討論者コメント・質疑応答15:35~15:50 コメント1 丸山里美(京都大学)15:50~16:05 コメント2 三山雅子(同志社大学)16:05~16:20  報告者からのリプライ16:20~16:55  質疑応答16:55~17:00  座長まとめ