マニュアル化がされているけど進まない境界明確化の「今」を話そう | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T14:36:43+09:00 Peatix CommunityForest マニュアル化がされているけど進まない境界明確化の「今」を話そう tag:peatix.com,2021:event-2717988 2021-08-25T19:10:00JST 2021-08-25T19:10:00JST マニュアル化がされているけど進まない境界明確化の「今」を話そうマニュアル。教科書とも言ってもいいのかもしれない。正解がまとめられた手引書。日本人というのは、義務教育の弊害なのかは知らないが、一から答えをつくるのが苦手なのに対して、正解があるものについてはしっかりした成果を出す人種が多い。数は少ないが、林業にもマニュアルがある。それは伐倒技術だったり、森林経営計画だったりする。今回、話題にあげる森林の集約化・境界明確化もその1つだ。林野庁のHPにアップされている森林の集約化にかかるマニュアルは100頁以上あり、あらゆるパターンの対応方法が記載されている。マニュアルがあるから進むかと思うが、なかなか進まない。森林の集約化は林業する上で必須項目であり、一丁目一番地だ。林業において、特に丸太の生産や路網開設など重機をいれる施業は、一定規模の面積を施業しないとコストがあわない問題がある。そして、一定規模の面積を行わない限り、専業で食っていくのは難しい。なぜなら丸太の相場はある程度固定化されているからだ。だけど、日本の森林所有者の大半は0.5haや1haといった小規模所有者が多い。もともと大規模面積を持っていたとしても、相続を繰り返すうえで森林が小分けされていったのもある。これでは採算が合わない。「だから森林の集約化が必要なんだよ」とよく聞くが、この話はどこか“パンドラの箱”的な印象を受ける。一度、開いてしまっては、あらゆる問題が噴出してくるそんな予感がある。だけど、これを進めない限り、林業に先はない。今回のイベントでは、森林政策アントレプレナーである相川高信さんと、奈良県宇陀市で森林集約化を進める森庄銘木産業専務の森本達郎さんが、森林の集約化について様々な角度から対話していきます。また、一部の参加者の方は、この対話に参加できます!!今回のイベントは参加券と観覧券があり、参加券は当日の後半に相川さんと森本さんの対話に参加して、一緒に森林の集約化について深めたい方が対象になります。こちらは顔出しと名前出しが必須になりますので、ご承知ください。観覧券は対話の様子を見ている形で、ご質問などがあればチャット欄にてお答えいたします。日時8月25日:19:30~21:00タイムスケジュール19:10~19:25 参加者入室19:30~19:40 はじめに19:40~20:10 相川さんと森本さんの対話20:10~20:50 参加者を交えた対話20:50~21:00 おわりに料金参加券1,500円観覧券1,000円参加方法下記リンク先「チケットを申し込む」より必要事項をご記入し、お申し込みください。https://dialogue-cf-01.peatix.com/イベントはオンラインツール「Zoom」を利用して接続します。・お申込みいただいた方には、Zoomミーティング参加用のURLをお送りいたします。・スマホ、タブレット、パソコンがあれば参加可能です。・トークセッション中については、参加者の皆さまのマイクをミュートにさせていただきます。・対話は後日web上にアップされます。プロフィール登壇者相川 高信・森林政策アントレプレナー京都大学にて森林生態学を専攻後、民間シンクタンクにて、森林・林業分野の調査・コンサルティングに幅広く従事。特に、森林施業プランナー、森林総合監理士の研修・資格制度の構築・運営に関わる。2015年より「フォレスター・ギャザリング」を立ち上げ、運営メンバー。現在は公益財団法人にて、バイオエネルギーの政策研究を行う傍ら、全国の林業仲間との交流を続け、新たなレイヤーでの制度を探求している。2016年、人材育成をテーマに、北海道大学大学院農学研究院より博士号を取得。森本 達郎・森庄銘木産業株式会社取締役専務1993年生まれ、奈良県出身。立命館大学卒業後、3年間大手木材商社で営業経験した後に帰郷、森庄銘木産業(株)取締役専務に就任。 四代目として、家業を継ぐことを決意した。仕事のテーマは「森と暮らしを繋ぐ」。森という資源を次世代に繋いでいくのか。目の前のことからコツコツ実践中。ファシリテーター成田陸・CommunityForest)1996年埼玉県生まれ。恐らく日本唯一の若手の林業編集者(修行中)。書籍に限らず、イベントや山林などを編集している。大学は森林総合科学科に入学、3年次に1年間休学して北海道から宮崎県までの林業地、山村をめぐる旅にでる。通算50か所以上の地域を旅し、林業から材木、工務店などを取材する。大学卒業後は林業専門の出版社に就職し、林業の編集者になった。皆様とお会いできるのを楽しみにしております!!