「イヤな気持ちにサヨナラする方法 ~新世代の認知行動療法ACTを用いた体験ワークショップ~」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-11-02T02:06:54+09:00 Peatix 志村 祥瑚 「イヤな気持ちにサヨナラする方法 ~新世代の認知行動療法ACTを用いた体験ワークショップ~」 tag:peatix.com,2017:event-265618 2017-06-17T10:00:00JST 2017-06-17T10:00:00JST 「なんで頑張ってるのにうまくいかないんだろう」「なんで成功しているハズなのに、満たされないんだろう」と思う時はありませんか。もしかしたら、上手くいくためにすでに色々な方法を試してきたかもしれません。自己啓発書籍や、ロジカルシンキングや、仮説思考。中にはモチベーションや、メンタルをコントロールしようと、ポジティブ・シンキングを試してみた方も居るかもしれません。けれど、頑張ってもイヤな気持ちはなくならなくて、頑張っても頑張っても理想のゴールに届かなくて、あるいはゴールに届いてもどこか「空回りしてる」と感じるときはないでしょうか。こういう時、実はあなたは悪くありません。あなたの才能が足りないわけでも、ゴール設定が間違ってるわけでも、あなたの努力が足りないわけでも、ありません。コツは、努力の仕方にあります。実は間違った努力の仕方は、「どうしたら、いつもハッピーで最高な精神状態でいれるんだろう?」「どうしたら、いつも良い気分で、いつも満たされていられるんだろう?」という考え方にあります最先端の精神医学では、【心のコントロールこそが、問題である】「いい方にコントロールしようと頑張ると、イヤな気持ちが大きく、強くなって返ってくる。」ということが知られています。これはどういうことでしょうか。もしあなたがプレゼンテーションなどで緊張しがちなタイプだったら、わかりやすいかもしれません(ちょっと極端な例です。ご自身のニガテなことに、置き換えて考えてみて下さい)自分より順番がふたつ前の人がプレゼンを終えひとつ前の人がプレゼンをスタートします。もうすぐ自分の番が回ってくる。もはや他人のプレゼンは耳に入ってきません。心臓がバクバク鳴りはじめます。「緊張しちゃだめだ。緊張しちゃだめだ。」自分で必死に言い聞かせますが、手まで震えてきます。「手の震えをとめなきゃ。とまれ‥とまれ…」と念じますが、震えがおさまる様子がありません。ついに、わたしの順番が来ます。心臓がバクバクしているのをコントロールしようとカチコチになりながら立ち上がります。観客の視線は怖くて見ることができません。アタマが半分真っ白になりながら、スライドに書いてある言葉をなんとか読み上げて、拷問のような時間が過ぎていきます。なんとか持ち時間を終えて、自分に言います「あー、もう、プレゼンなんて、やりたくないな」「わたし、プレゼン向いてないんだよね」ここまでプレゼンがイヤでなくても、「心をコントロールしようと頑張っても、空回りする」という体験は、誰しもがあるのではないでしょうか。自分より、シゴトのできない同僚が、なぜか上司に取り入ってうまくやっていて、「気にしないようにしよう」と思っても、気になるとき。大人にならなきゃ、と思ってその場では許したデリカシーのない友人の言動や表情が、「許そう、忘れようと思っても」夜寝る前に蘇ってきて、悔しい気持ちになったり、使えない部下のミスを「俺がやっとくよ。もういいよ。」と巻き取って許してやろうと思いつつも、「なんで、いつまでも出来るようにならないんだよ」と、怒りが増幅されたり…。最先端の精神医学では、自分の心をコントロールしようと頑張ると、本当は感じている、怒りや悲しみ、悔しさや不安を、あえて見ないようにして、悩みを大きくしていると知られています。詳しいメカニズムは、講義の中でご紹介しますが、前提になっている考え方は、次のとおりです。「人生から、イヤな気持ちをなくすことは、できない。どれだけコントロールしようと思っても。」なぜなら、辛いことは必ず人生で起こるからです。愛する二人でも、ずっと一緒にいると怒りを感じて喧嘩をすることがあります。生まれた以上、死は訪れます。親も、兄弟も、姉妹も、友達も、出逢ったからには、別れる時が、必ず来るのです。寂しいことです。ここでも精神医学では以下のことが知られています。「人生には、必ず辛いことがある。不安や悲しみ、怒り、病気、苦痛、喪失、焦りなど。けれど、その辛さと健全な距離感を持って、よい「感じかた」を習得することはできる良い感じ方をしないと、努力が空回りしてしまう。」良い感じ方とは、どういうことでしょうか。プレゼンテーションの例に戻りましょう。武道館で思い切り歌うスター。スタジアムに詰めかけた大勢のお客さんの前で、戦うスポーツ選手。何万人もの視聴者が、画面の向こう側に居るテレビタレント。彼ら、彼女らには、緊張が存在しないわけではありません。「心地よい緊張を楽しんでいる」のです。そう変わることができる、具体的なプロセスがあります。つまり、怒りや悲しみ、悔しさや不安を、人生から排除しよう、コントロールしようとすると、その感情は後から追いかけてきます。そして、その感情から、逆に支配されることになります。心をコントロールしようとすると、努力が空回りしますなぜなら、自分の人生の本当のゴールのためではなく、怒りや悲しみ、悔しさや不安を避けることの方に、エネルギーを使うようになるのです。しかし、辛い気持ち、イヤな気持ちと適切につきあうこと。つまり、よい「感じかた」を習得することはできます。恐怖が「ない」から行動できることを、勇気と呼ぶのではなく、恐怖が「ある」けれども行動できることを、勇気と呼びます。自分の中にある、怖さ・恐れ・恐怖を、見ないようにするのではない。「ああ、このくらい自分はいま、怖いんだな」とわかる。それがわかることで、得体の知れない恐怖は、自分が取り扱える恐怖へと変わります。この2日間は、ネガティブ思考をポジティブ思考に変えたり、「間違った考え」を修正したり、するものではありません。ただ、良い「感じ方」を習得する、感じ方が上達するワークショップです。良い「感じ方」が出来ると、結果として、イヤな気持ちにサヨナラすることができます。例えて言うならば、絶対に避けたい緊張感、プレゼンの時の拷問のような感覚が、スターが歌う時に感じる、ほどよい緊張感に変わるのです。それによって、人生は「解決しないといけない問題」ではなく、「体験すべき神秘」へと、姿を変えます 。今回のワークショップは、「イヤな気持ちにサヨナラ」するために必要な、新世代の認知行動療法ACTをベースとしたワークショップです。ACTはSteven C.Hayesによって1979年に開発されて以来、40年にわたって進化を遂げてきた、第三世代の認知行動療法です。様々な心の病気に対してエビデンスが確立されつつある新しい人の精神病理のモデルと、心の解決策ですが、根本理論が難解であることから日本ではまだ、広まっていません。(アクセプタンス&コミットメント・セラピー(第二版)、という創始者の著書が2014年に邦訳されていますが、600ページの医学書になっており、背景知識がないと理解が難しいです。)わたしたち研究チームはこのACTの知見をベースに、・「より良く生きるための方法論」・「自分らしく価値を生み出す」・「ネガティブな感情も受け入れながら、幸せに生きることを選ぶ」ための具体的なメソッドを研究・開発してきました。ACTでは、心理的柔軟性を高めることを目的とします。心理的柔軟性とは、こころのしなやかさのことです。心理的柔軟性が損なわれていると・自分と他人を比較して嫉妬する・やりたいことが見つからない・本音を人に言えないし、わかってもらえない・満たされなくて、足りないものを探し続ける、・傷つくのを恐れて、人と向き合うのを避ける・人生に前向きな気持ちになれない・自分に自信が持てない・失敗が怖くて挑戦しない・自分にがっかりしたくなくて、実力のなさを認めない・成長したいのにプライドを捨てられない・本当は寂しいのに八つ当たりしてしまう・常に安心をしたいのでリスクをとることができない ・あいつを変えたい、と思ってしまうと頭では原因がわかっても心が言う事をきかないときもあるかもしれません。心がいうことを聞かないとき心をコントロールしようとします。しかし、繰り返しますが、コントロールこそが問題です。コントロールすることが、イヤな気持ちを増幅させます。コントロールを手放し、よい感じ方を習得することで「イヤな気持ちにサヨナラ」することができます。このコントロールを手放すために必要なのが、心のしなやかさ。心理的柔軟性です。本プログラムは、一般社団法人 日本認知科学研究所が研究開発しているプログラムです。経営者、オリンピック選手、大企業のマネジャークラスの方々から依頼をうけ、これまで導入してきたプログラムです。今回初めて、公開講座という形で、セラピストやカウンセラーとして活躍する方や、より良く生きようと取り組まれている方むけに広くリリースすることが決まりました。2日間の講座となりますが、ご都合にあわせて、1日づつ受講頂けます。day1は、難解なACT理論を日常生活や実感と結びつけられる、平易な形で学び、また実践的に理解します。心理的柔軟性を妨げる「思考の歪みのパターン」の解説や代替行動をせず「感情を味わうコツ」、マインドフルネスなどの体験講習を含みます。1日の最後には「イヤな相手」を利用することで、「器」が広がり、心のしなやかさが伸びるワークを、実際に体験して頂きます。day2では、カウンセラーや精神科医、人事部長等の、心や人間に関わるプロフェッショナルの方向けに、ACTの理論をより幅広く学び、またご自身の変容を体験して頂きます。丸一日は、長いと感じられるかたもいらっしゃるかもしれません。けれども、辛い感情に対しても「健全な感じ方」ができるようになるには、申し訳ありませんが、いまのテクノロジーでは、近道はありません。最短距離はお伝えできると思っています。そして、最大限スタッフ陣でサポート致します。時間をかけて、ご自身と向き合うトレーニングにお付き合いくださいませ。以下、詳細になります。■Day1「イヤな気持ちにサヨナラする方法」~新世代の認知行動療法ACTを用いた理論ワークショップ~日時2017年 6月17日 10:00~17:00定員:30人参加費:8,000円場所:都内(参加者にお知らせ致します)タイムスケジュール予定10:00~12:00 ACT概論12:00~13:00 ランチ休憩(各自)13:00~14:00 マインドフルネス、フォーカシング入門14:00~16:00 セルフヘルプ法を用いた心理的柔軟性の獲得16:00~17:00 ACT理論総括■Day2日時2017年 6月18日 10:00~17:00「イヤな気持ちにサヨナラする方法~新世代の認知行動療法ACTを用いた実践ワークショップ~」定員:約12名参加費:26,000円 Day1+2セット価格。Day2のみの受講は、過去に受講された方の再受講のみとなります。場所:都内某所※その後、希望者で懇親会を開催予定です(別途5,000円程度を想定しております)※Day1-2をセットで受講頂く方は、今後同様のイベントがある場合、再受講料金での受講が可能です。タイムスケジュール予定10:00~12:00 非構成的エンカウンターによる心理的柔軟性の獲得12:00~13:00 ランチ休憩(各自)13:00~15:00 価値を同定して、人生の行動指針を獲得する15:00~17:00 人生へのアクセプタンス&コミットメント 17:30~ 懇親会※ 参加ご希望の方は、チケットをお求めください。※ お問い合わせは info@j-ics.orgまでお願い致します※ 受付担当のスタッフと当日対応のスタッフは別の者になります※ 本ワークショップは治療を提供するものではありません。あくまでも治療行為ではなく、教育目的のプログラムですのでご了解ください。※テキスト等は付属しておりません。※ 長時間のワークショップなので、カジュアルな格好でおこしください※ スケジュールは現時点での予定です。受講者の学び・心理的柔軟性の獲得を最大化させるため「柔軟に」組み換えをします。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー主催:一般社団法人 日本認知科学研究所 http://j-ics.org■講演者紹介志村祥瑚<所属>慶応義塾大学医学部 精神医学研究会 代表一般社団法人 日本認知科学研究所 代表理事<経歴>慶應義塾大学普通部卒、慶應義塾大学高等学校卒。慶應義塾大学医学部 精神医学研究会所属。日本認知科学研究所代表理事。2011年 ハリウッドのMagic Castleにて半年間、マジックの修行を積む。2012年にLasVegasのJr.マジック世界大会で優勝。マジックで扱う「人の心の思い込みをコントロールする技術」を精神療法に取り入れ、新しい精神療法の研究を行う。2015年 一般社団法人 日本認知科学研究所 代表理事就任。2016年 慶應義塾大学 精神医学研究会 代表就任。■過去受講者の声「先日は二日間、どうもありがとうございました!参加して本当に良かったです。『やっと見付けた!欲しいものにやっと辿り着いた!』と思いました。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします」「20年来続く首こりがとれたり、自分の中の3歳の子が6歳になったりと神がかり的な体験をし、驚きで頭がポカンとしています。今回のような体験を繰り返すトレーニングの場が欲しく存じます。ぜひ!」「2日間ありがとうございました。率直に人と向き合う志村さんの姿勢がとても伝わってきて今後の人生に良い変化が起こりそうな素晴らしい2日間となりました。」「具体的には、過去のトラウマがとれたというのが結論です自分の人生のターニングポイントになりました、ありがとうございます」「昨日、一昨日とワークショップではお世話になりました❣気づきが満載でした‼「甘えちゃって下さい」のアドバイスは、本当に今まできづけなかった欲求でした「甘えてはいけない」という言葉のルールがあったものと思われます」「2日間で3万円でしたが、正直安すぎると感じました。」「言葉のルールに縛られれば縛られるほど、自分のやりたいことがわからなくなるのだなと。自分を制限している原因が自分の中に見えました。明日以降、自由に生きていけます!!」「マジックだ!と思える2日間でした。なんでも質問に答えていて、納得できるしすごいと思いました。志村さんはいつも向き合ってくださって心理的安全性がすごいです。またセミナーがあった際に友達や家族にもすすめますね」「苦痛と苦悩は違うということ、これを聴けてとてもほっとしました。」「大変失礼ながら、危ないセミナーなんじゃないかな、と不安に思いながら参加したのですが、非常に楽しく、また効果のある方法をご教授いただき本当に感謝です。」「5年ほど前、躁鬱病で認知行動療法を受けていました。第三世代の認知行動療法ACTを体験できたことで、2年前に離婚してから不安定だった状態を少し整理して客観視できそうです。参加してよかったです、ありがとうございました」「いいと思えるルール、悪いと思えるルールの中で、パワフルないいルールを作れたことで、もう一段ステージ・収入をUPできるイメージが持てました。もっと本音に敏感になり、自由に行動をしていきます」「トラウマがイリュージョンであると実感できました。視界がパッと開けました。とてもスッキリした心持ちです手品、お話ともに楽しかったです。ありがとうございました!」「概念としての自分や過去のアイデンティティにこだわらなければ、どんな人生でも選ぶことができるとわかりました。」「もうすぐ50歳になりますが、まだまだ楽しく生きていけそうです。本音で生きて、認知的フュージョンに気づき、もっと豊かな人生にします。志村先生の知識の幅広さや深さ、本当に素晴らしいと思いました!私も対人援助職のはしくれとしてもっと精進したい!」「自分の中に悪いルールがこんなにもあったのかと驚き、最後にエネルギーが湧くルールだけを残した時、「もうとらわれなくていいんだ」と少し楽になったきがしました」「自分が生きたい人生を後押ししてくれることをまなばせていただけて感謝します。「あなたは誰ですか」「あなたを見てる人です」と言われた時なんかじーんとしました」■オリンピック選手の声(本講座とは別の講座の感想となります)「人生の10%は自分で作り、90%はどうとらえるかだ」という言葉を大事にしてきましたが、今日は言葉にすることでより鮮明にとらえ方がわかりました。途中からキライだった人が自分に関心を持ってくれていた人だという思いがわき、最後の方は感謝の気持ちがわくと共に、自分の欠点が明確になりました。自分の接し方ひとつで相手が変わるという思いで、今後接していきたいと思います。ありがとうございました!」「自分の気持ちに正直に素直になること!! そして、自分の気持が相手に分かるように自分自身が変わり伝えることが大切だと思った。普段競技ばかりであまり自分の感情のことをこんなに深く考えたことがなかったのでとても勉強になりました。「自分が今まで考えたことのない事を知れた。これからはもっと1つの事についていろんな角度で見れる人間になりたい。でもまだすべての感情を1人でクリアできるまでにはなれてないと思うから、また話をきける機会があるといいです。」会場でお会いできますことを、楽しみにしております。 Updates tag:peatix.com,2017-05-16 13:09:52 2017-05-16 13:09:52 タイトル は 「イヤな気持ちにサヨナラする方法 ~新世代の認知行動療法ACTを用いた体験ワークショップ~」 に変更されました。 Orig#246910 Updates tag:peatix.com,2017-05-14 02:29:50 2017-05-14 02:29:50 The event description was updated. Diff#246294