【6/9】新聞家『白む』の稽古に参加 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-11-02T02:13:08+09:00 Peatix 新聞家 【6/9】新聞家『白む』の稽古に参加 tag:peatix.com,2017:event-264626 2017-06-09T15:00:00JST 2017-06-09T15:00:00JST 『白む』の稽古に参加(新聞家『白む』http://sinbunka.com/siramu)2017年6月9日(金)15:00-20:00※終了時刻が前後する場合があります。また入退室の時刻は上記の間でご都合に合わせていただいて構いません。ただし申込みの際に会場にいらっしゃる予定の時間だけ申告していただきます。【概要】2017年7月にオープンする北千住のアートセンター「Buoy」のプレ公演として7/20から初演する新聞家の新作公演『白む』の稽古に参加していただける方を募集します。これは見学のお誘いではなく、参加のお誘いです。「テキストを扱うこと」を通して新聞家の取り組みを実践していただきます。新聞家の稽古は毎週金曜日10時-20時の日程で実施されていますが、その参加者は毎週変動します。『白む』の出演者は3名と決まっていますが、それ以外の参加者、時には演劇とは無関係の人をもが毎週代わる代わる出入りしています。目的を共にしない人たちと意志を分かち合い、互いを汲むために汗をかく〈平坦な場〉を体感していただく機会になれば幸いです。【ステイトメント 】 わたしが受け取って欲しくてことばに言い換えたことと、あなたがそのことばから汲み取ることとは違う。 わたしたちは誤解されるし、誤解します。その誤解をはさんであなたとわたしがいて、その誤解にははたしてどちらの手違いや不寛容が与しているのかと、わたしたちはよく頭を悩ませます。あるいは悩ませないのなら、わたしたちはむきになって、自らの言動を正当化しようします。そうではなくて、わたしはできることなら悩み、考えたい。 そうじゃなくて、くだらない冗談があなたを傷つけたんじゃなくて、その場面の意味と対話の綾(あや)をきちんと編むことなしに、まるで自分一人しかそこにいないかのように言葉を扱ったその態度があなたを傷つけたんだと、例えばそんな風に少し考えを前に進めるのに、あるいは“あなたが汲み取ったもの”に近づくのに、わたしたちは果てしない時間を要します。その苦しくて、でもわたしの中にあなたを描き込んでいくこの掛け替えのない時間。それはわたしたちが家族になるために、あるいは家族であるために続けたいと思う時間。【新聞家の稽古場】新聞家の稽古場は、参加者の立場の違いを明確にしていく過程ではありません。むしろその逆です。明らかだと思ってた自分自身の立場を、それぞれが少しずつ説明できなくなっていくような路を辿ります。なぜなら新聞家の実践は、"着実に上手になっていく”といった可能性を含んでいないからです。わたしたちが日々のなかで出会う誤解は、これから減っていくでしょうか。そんなことは無いと思います。それはわたしたちが出会い続ける、長い考え事の種なんだと思います。ちっとも上手にならない対応の連続。新聞家の稽古場ではその考え事・対応を前向きに扱います。もしかしたら苦しい、でも実りのあるその時間をパフォーマンスとして生きてみます。担当:村社祐太朗