人文学の学校KUNILABO 2021 夏のブックトークシリーズ vol. 4 守博紀『その場に居合わせる思考:言語と道徳をめぐるアドルノ』 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T14:38:31+09:00 Peatix 国立人文研究所 人文学の学校KUNILABO 2021 夏のブックトークシリーズ vol. 4 守博紀『その場に居合わせる思考:言語と道徳をめぐるアドルノ』 tag:peatix.com,2021:event-2611166 2021-08-27T19:00:00JST 2021-08-27T19:00:00JST 【イベント概要】 フランクフルト学派第一世代として活躍したテオドール・W・アドルノは、アメリカ亡命中にホルクハイマーと執筆した『啓蒙の弁証法』や『ミニマ・モラリア』『否定弁証法』などの著作で知られています。近年は、『新たな極右主義の諸側面』(橋本紘樹訳、堀之内出版、2020年)や『幻想曲風に:アドルノ音楽論集』(岡田暁生・藤井俊之訳、法政大学出版局、2018年)、『模範像なしに:美学小論集』(竹峰義和訳、みすず書房、2017年)など、政治哲学や音楽論、美学などの著作も訳されており、映画や現代芸術へのまなざし、戦後前衛音楽との交わり、極右主義への警鐘など、現代にも通じるその思想が改めて注目を集めています。 本ブックトークでは、守博紀『その場に居合わせる思考:言語と道徳をめぐるアドルノ』(法政大学出版局)を題材に、一風変わったアドルノ入門をしてみようと思います。本書は第6回法政大学出版局学術図書刊行助成を受けて刊行された著者の博士論文であり、難解で知られるアドルノの哲学をこれまでにはなかったアプローチで読解する大変な意欲作です。本書をめぐって、KUNILABO2021年9月期講座「ウィトゲンシュタイン『哲学探究』を(あなたの自叙伝として)読む」をご担当される槇野沙央理さんと、『バイオグラフィーの哲学:「私」という制度、そして愛』(ナカニシヤ出版、2018年)や『かたちある生:アドルノと批判理論のビオ・グラフィー』(大阪大学出版会、2013年)の著作がある入谷秀一さんを評者にお招きし、「自叙伝」や「生」という観点から見るアドルノ哲学や、コロナ禍でますます困難になった「その場に居合わせること」や「密着すること」の意義を語り合ってみたいと思います。日時 :2021年8月27日(金)19:00 - 20:30参加費:無料(要登録)zoom によるオンライン開催登壇者:守博紀・入谷秀一・槇野沙央理 司会:大河内泰樹多くの方々のご参加をお待ちしております。NPO法人国立人文研究所お問い合わせは:info@kuniken.org