ゆりかごから墓場まで管理・監視の社会へ 一線を越えた生命操作とビッグデータ・AIによる生涯管理 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T14:31:48+09:00 Peatix 関根和彦 ゆりかごから墓場まで管理・監視の社会へ 一線を越えた生命操作とビッグデータ・AIによる生涯管理 tag:peatix.com,2021:event-2588042 2021-08-21T14:00:00JST 2021-08-21T14:00:00JST ベグライテン公共セミナー 8月例会 ゆりかごから墓場まで管理・監視の社会へ一線を越えた生命操作とビッグデータ・AIによる生涯管理講師 : 天笠啓祐さん(フリージャーナリスト、日本消費者連盟顧問)日 時:8月21日(土)14:00~16:30 (13:00から入室できます。)場 所:Zoomによるオンライン・ミーティングとして行います。 これまで生命倫理の存在が、生命操作で一線を越えることがないよう、歯止めをかけてきました。ところが、相次いでその一線を越える事態が起きています。きっかけはゲノム編集技術の登場で、すでに人間の遺伝子の操作が当たり前になりました。 またスマホの普及がデジタル化に拍車をかけ、これまたタブーだった領域にまで情報支配が侵略をしています。例えば自動掃除機のルンバは、家庭内の状態を筒抜けにします。スマホへの音声入力は、声紋の分析を通してその人間の個性まで管理するようになりました。しかも情報は、日々市民が積極的に提供してくれるのです。そのデジタル化を生涯の監視・管理化に向けて、いま政府は動いています。 その生涯管理・監視と遺伝子操作が重なると何が起きるでしょうか。皆様と一緒に考えられれば幸いです。講師略歴 1970年早稲田大学理工学部卒業、雑誌編集者を経て、現在フリーのジャーナリスト、市民バイオテクノロジー情報室運営、日本消費者連盟顧問。著 書 『原発はなぜ恐いか』(高文研)、『くすりとつきあう常識・非常識』(日本評論社)、『ゲノム操作・遺伝子組み換え食品入門』『新型コロナワクチン』(緑風出版)『遺伝子組み換えとクローン技術100の疑問』(東洋経済新報社)、『いのちを考える40話』『ゲノム編集と人権』(解放出版社)ほか多数参加費:一人 1,000円(入金後のキャンセルは、ご容赦ください。) お申込み・支払い方法: このページの右側中ほどにある「チケットを申し込む」ボタン(橙色)をクリックして順に記入し、各自が選択された方法で事前にお支払いください。ZoomのURL:お支払い確認後、8月21日12:30~13:00にZoomのURL、ID、パスワードを、個別にご連絡します。Zoomを利用されたことのない方は、使用方法をお伝えします。お申込み時にお知らせください。主 催 : ベグライテン   http://begleiten.org/   https://www.facebook.com/begleiten2                        https://twitter.com/Begleiten2001問合せ・連絡先:関根和彦  090-9146-6667  k_sekine@f7.dion.ne.jp (注)ベグライテンについて ベグライテンは、2001年7月に上智大学の社会人講座「死への準備教育~ホスピスボランティアとは~」(コーディネーターは、故アルフォンス・デーケン先生)の受講生が立ち上げた勉強会です。当初は終末期の患者にどのように寄り添うかについて学んでいましたが、学びの対象が介護、いじめ、引き籠り、自殺、貧困、犯罪被害と広がるにつれ、その背後にある社会、行政、政治の問題をも学ぶようになり、今ではケアと公共を学ぶ会に成長して来ています。また、学んだことを活かすという観点から、2011年の東日本大震災の時には、有志を募って岩手や福島にボランティアに行きました。この中で原発の問題を取り上げるようになり、2015年の安全保障関連法の強行採決の時には国会周辺の抗議行動にも参加しました。こうして行政や政治に対しても、様々な陳情、提言、意思表示を行うようになり、文字通りケアと公共を学ぶ「市民の会」に成長して来ています。ケアの哲学と公共哲学を学び身につければ、ひとり一人が豊かに個性を開き、発展させることのできる社会を築くことができると信じて、学び、活動しています。ベグライテン(Begleiten)は、デーケン先生から教えていただいた「共にいる」、「寄り添う」「伴走する」を意味するドイツ語ですが、私たちはこの言葉を「苦しんでいる人の傍にいる」と訳して、会の基本的な精神を表す言葉として会の名前にしています。