自由大学無料特別1day講義「ものがたりを纏うvol.2 色」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T09:15:27+09:00 Peatix 自由大学 自由大学無料特別1day講義「ものがたりを纏うvol.2 色」 tag:peatix.com,2017:event-238314 2017-02-25T11:00:00JST 2017-02-25T11:00:00JST 東京の染職人集団と自由大学が今回も1day特別講義をつくりました。今回は「色」をテーマに職人・デザイナー・スタイリスト・受講生で色遊びの興に踏み込んでいきます。例えば江戸時代を代表する江戸紫は、歌舞伎の演目で市川團十郎が江戸紫色の病鉢巻を締めて颯爽と登場したため、江戸紫=江戸っ子の粋ともてはやされるようになりました。そして現代。私たちを取り巻く色の環境は目まぐるしく変化しました。さて、貴方はどんな色を組み合わせて東京の粋を表現しますか?今回は実際に無地染めの工房を訪れ、無地染めの職人、色で独自の世界観を作り出すスタイリストと共に、色づかいの興に踏み込んでいく機会をつくりました。ご参加お待ちしています。ーーーー【開催詳細】▼開催日時2月25日(土)11:00から15:30 (10時30分より開場)▼参加費無料 ※染め体験の材料費 3000円 別途お支払い有り▼集合場所深川稲荷神社 社務所 東京都江東区清澄2-12-12 (都営地下鉄大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河」駅下車A1出口より徒歩2分)http://www.fukagawa7.net/hotei/index.html▼講義詳細ページhttps://freedom-univ.com/blog/event20170225/▼問合せ先東京都染色工業協同組合TEL:03-3208-1521(受付時間:平日午前10時~午後6時 土日祝 休み)----【プログラム詳細】▼第 1 部 帯揚げ染め体験 11:00~無地染めの工房「近藤染工」にて、職人から色づくりの基礎と配 合の塩梅を学びます。数万色の色見本から好きな色 を選び、各自生地上に色の再現をしていきます。 さてどこまで見本の色に近づくことができるでしょう か? 質疑応答のほか、無地染技術の賢い活用術 染 め直しについても触れていきます。▼第 2 部 色無地で遊ぶ、表現する 14:00~スタイリングテーマは「今という時代を表現する色の 使い方」。色の見え方は素材、肌の色との対比、帯や 小物など何を合わせるかの要素によって変わります。 個性の違うスタイリストとデザイナーが、合わせる色に よって印象をガラリと変えながら、色無地スタイリング の視点を広げていきます。▼第3部 座談会----【講師紹介】近藤染工(良寛染元)近藤さんは東京無地染40年の職人で、東京都の伝統工芸師に認定されている。反物を無地一色に染める「無地染め」は、染液に布を浸して染める浸染。奈良時代から行われてきた基本的な染めのひとつだ。注文通りの色を、12メートルの反物にムラなく染められるようになるには10年かかるという。▼キュレーターの目線近藤さんは、世の中の刹那的な色を切り取り、たった五色の原色を混ぜ合わせ、数万という色を布に再現をさせるスペシャリストです。以前近藤さんに今までお客さんから受けた染のリクエストで何が一番難しかったですか?と質問をしたことがありました。「摘んできた道端の草と同じ色に染めてくれっていうんだよね。でも太陽の光の加減だったり、刹那的に変わっていく色のいつの時点のものを切り取るか、難しいよね?結局満足してもらえる色に上がってホッとしたけどさ」。今見ている空の色、芽吹いたばかりの青葉、かじった果実の色、そんな色が5つの原色から配合され再現されていく様を、あなたも見て見たいと思いませんか?【第2部スタイリングゲスト】デザイナー:キサブロー創業 90 年の仕立て屋「岩本和裁」四代目。和服と洋服、男性と女性などのボーダーを超えた新しい着物を表現する。多摩美術大学を卒業後、アート・ユニット明和電機勤務を経て作品を数々発表。「開国コレクション」、rooms31 地場産業エリアのメインビジュアル、新宿伊勢丹「ISETAN× ルパン 三世LUPINISSIMO IN ISETAN 2016」など。キサブローwebsiteは コチラ→http://kisaburo.xyzスタイリスト:秋月洋子広告代理店勤務を経て「衣裳らくや」店主 石田節子氏に師事。2003 年、フリーの着物スタイリスト、もの書きとして独立。CM、広告、雑 誌、書籍、 TV、映画、商品プロデュースなど、さまざまな場で着物に携わる。著名なタレントや全国の着物愛好者から絶大な支持を得ている。