芸術係数読書会:アートをめぐる1980年代の言葉を読む 131214 オーウェンス、クラウス、フォスター | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-17T14:41:06+09:00 Peatix 芸術係数 芸術係数読書会:アートをめぐる1980年代の言葉を読む 131214 オーウェンス、クラウス、フォスター tag:peatix.com,2013:event-23780 2013-12-14T13:30:00JST 2013-12-14T13:30:00JST 現代アートの議論は実質的に英語でなされています。この読書会では、世界のアートの議論を同じ言語で(読書会では日本語訳を配布しますので、参加者の英語力は問いません)フォローすることを目的として、1960年代以降の、主に未邦訳の英文テキストを取り上げて開催しています。今回は"Art in Theory 1900-2000"の第7章の第1部"The Critique of Originality"を読みます。"Art in Theory 1900-2000"は20世紀美術をめぐるアーティスト、思想家、批評家、美術史家のテキストの一部を抜き出したアンソロジーで、今回取り上げるのは、主に1980年代に書かれた論考を集めた第7章「ポストモダンの思想」第1部「オリジナリティの批判」に含まれる、ボードリヤール、ブルデュー、クレイグ・オーウェンス、クラウス、ハル・フォスター、シェリー・レヴィーン、アート&ランゲージ、バーバラ・クルーガー、ピーター・ハリー、フレデリック・ジェイムソン、ジェフ・クーンズ、ジュリア・クリステヴァらのテキストやインタビューです。1950年代後半から70年代にかけ、アートの世界は観客の増加、メディウムと流通・消費形態の多様化によって大いに複雑化していきました。美術史的な動向を見ても、ネオダダ、ポップ・アート、ミニマル・アート、コンセプチュアル・アートの後、70年代のアートにはそれらと同じように名指されるような固有名を見つけるのは困難です。1980年代はそうした流れの後に位置づけられ、何でもありの時代である一方で、シミュレーショニズムやネオ・エクスプレッショニズム(イタリアではトランス・アヴァンギャルディア、日本ではニュー・ペインティングなどと呼ばれました)など、新しい「ism」が生まれた時代でもあります。そして1990年代にアートはグローバル化し、大衆文化との融合が進み、インターネットやコンピューター・テクノロジーの発展もあり、その自明性が大きく揺らぐ事になりました。現在のアートワールドの状況を基礎付けているのは90年代に起きた変化ですが、その前史となる1980年代のアートはどのような思想・社会状況のもと展開され、どのように語られたのでしょうか。そしてそれはどのように1990年代を準備したのでしょうか。この読書会を通してその一端に触れる事が出来ればと思っています。"Art in Theory 1900-2000"はそれぞれの論考の一部を抜き出してまとめたもので、いわゆる「いいとこ取り」の本です。もっと深く読みたいという方はぜひオリジナルのテキストに当たっていただければと思います。今回はCraig Owens "The Allegorical Impulse: Towards a Theory of Postmodernism"とRosalind Krauss(extract from 'The Originality of the Avant-Garde')を中心に取り上げる予定です。読書会では基本的にこちらで作成した翻訳をもとに進行いたしますので,英語力はそれほど必要ではありません。テーマに関心のある方のお気軽な参加をお待ちいたしております。===日時:2013年12月14日(土)13:30-16:30講師:辻憲行場所:千早地域文化創造館*会場をご確認ください参加費:1,500円 *当日学生証の提示で500円キャッシュバックいたします。定 員:10名<a href="http://ptix.co/1g4KFYC">(要予約)</a>郵便番号: 171-0044住  所: 東京都豊島区千早2-35-12電話番号: 03-3974-1335アクセス:地下鉄有楽町線千川駅下車 3番出口 徒歩約7分国際興業バス「要町3丁目」バス停下車 徒歩約7分Photograph by Tadashi Takenaga講師=辻憲行(つじ・のりゆき)1970年生まれ。キュレーター/翻訳。山口大学大学院人文科学研究科美学美術史専攻修了。1998年から2006年まで秋吉台国際芸術村(山口県)にてチーフ・キュレーターとしてレジデンス、展覧会、WS、セミナーなどの企画・運営を行う。2008年から2010年まで東京都写真美術館学芸員。主な企画展(共同企画も含む)は、「アート・イン・ザ・ホーム」(2001)、「チャンネル0」(2004)、「トランスフォーマー」(2005)、第1回/第2回恵比寿映像祭(2009/2010)、藤城嘘個展「キャラクトロニカ」(2013)、「ア・ワールド・ピクチュア」展(2013)。芸術係数主宰。【注意事項】・コンビニ/ATMでのお支払いは 【 原則返金を受け付けられません。 】 ご注意ください。・チケット料金は税込価格です。・前日18:00以降のキャンセルの場合、原則としてチケット代の返金は受け付けられません。・開場は開演15分前となります。