【京都 2/12(日) 文ラボ】京都初開催!『枕草子』を音読して原稿用紙に書き写しましょう♪ 永遠の都・京都で「千年残る」平安時代の文体を感じる、大人のための国語教室「文ラボ」《初めての方・お一人様大歓迎》 | Peatix
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2019-11-02T04:58:07+09:00
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天狼院書店
【京都 2/12(日) 文ラボ】京都初開催!『枕草子』を音読して原稿用紙に書き写しましょう♪ 永遠の都・京都で「千年残る」平安時代の文体を感じる、大人のための国語教室「文ラボ」《初めての方・お一人様大歓迎》
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2017-02-12T13:00:00JST
2017-02-12T13:00:00JST
京都天狼院の三宅でございます。
とうとう初開催となりました。
この「文ラボ」は、名作と呼ばれる作品を音読し、原稿用紙に書き写すイベントです。
実はこの「文ラボ」、東京や福岡でも大人気のイベント。ただ音読したり、原稿用紙に書き写したりするだけなのに、不思議とその作者・作品をより深く理解したり、写経的にリラックスすることのできる効果があるんです。
特に原稿用紙に書き写していると、もうなんだか自分が文豪になった気分。しかも万年筆で書くとより文豪になれた気がして、ご参加の皆さんの表情も恍惚としてくる。
この京都天狼院で開催すると、きっとより素敵な時間になるのではないかと思うのです。
初開催ということで私が選んだのは、『枕草子』。
私の大好きな古典作品です。
「あれでしょ、枕草子って、春はあけぼの……ってやつでしょ。学生時代に音読したよ」
そうです、その「春はあけぼの」から始まる平安時代の随筆なのですけれど。
私が読んでいてすごいと思うのは、言葉のなめらかさと、文章のバランス感覚。
たとえば、それほど有名でもない「第四段」。
三月三日は、うらうらとのどかに照りたる。桃の花の今咲き始むる。柳などをかしきこそさらなれ、それもまだまゆにこもりたるはをかし。広ごりたるはうたてぞ見ゆる。
声に出して読んでみると、なんだか絶妙に心地いい。ふわっと空気が春めいてきそうな、そんな文章。
そして内容に目を向けてみると、「桃の花」「柳」ときれいな言葉を続けた後で、ふいに「まゆのような新芽」の柳はおかしい、と笑いの部分を入れる。そして更に「芽が広がってるとこは、なんだか見苦しい」とちょっと苦言を呈する。
ああ、この言葉のリズムと文章のバランスがあったからこそ、千年間も「いいよね、枕草子」って言われたんだなぁ、って思うのです。
枕草子といえば春はあけぼの、だけど、案外それ以外の章にも読んでみると面白い部分はあります。
実はこんな面白い章があったよ、ってみんなで教えあうのも素敵ですよね。
千年の都、清少納言も住んでいたこの京都で、『枕草子』に浸って日曜日を過ごしませんか?
本屋だからこそできる、大人のための国語教室です。
本が好きな人同士で集まって、上質なインプットをして、日曜日を極上の時間にしましょう。
乞うご期待でございます。
【概要】日時:2月12日(日)12:45 受付開始13:00 開始14:30 終了定員:15名参加費:一般/1,000円+1オーダー(ドリンクでもフードでも可、夜ですのでアルコールがオススメです)場所:天狼院書店「京都天狼院」*Peatixおよび店頭での事前決済制となります。*CLASS天狼院「プラチナクラス」にご加入の方は「半額」で参加できます(*店頭で別途1オーダーいただいております)*お電話・メールでも承っております。京都天狼院(075-708-3930)までお電話いただくか、またはこちらの お問い合せフォームから、タイトル【2/12 文ラボ参加予約】、お名前、アドレスを明記の上、メールをお送りください。【「文ラボ」とは?】天狼院書店で不定期で開催されている、名作と呼ばれる作品を音読し、原稿用紙に書き写すイベントです。■注意事項:参加者への他のイベント、セミナー、グループ、店、企業、その他への勧誘は固く禁じます。また、勧誘を見かけた場合はスタッフまでご一報ください。