「食のサステナビリティ」マルチステークホルダー・ダイアログ(3) 「日本の里山と生物多様性への課題と取組み」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-17T14:40:55+09:00 Peatix Change Agent 「食のサステナビリティ」マルチステークホルダー・ダイアログ(3) 「日本の里山と生物多様性への課題と取組み」 tag:peatix.com,2013:event-23357 2013-12-05T18:00:00JST 2013-12-05T18:00:00JST 食について多様な視点で深く考えたい食品事業者の方と市民や他のセクターの方々とで行うダイアログの第三弾は、「里山と生物多様性」について対話を行います。日本人の食を考えるとき、里山は重要な役割を果たしています。日本の国土の面積の約40パーセントと試算されている里地里山では、生物多様性を担保しています。それにより、里山では豊かな生態系の循環がはぐくまれ、食料生産の基盤となる安全な水や土壌をもたらす役割を果たしています。bamboo forest / cotaro70s日本では農業や林業など、人間の適度な介入や活動を通じて里山が形成され、多様な生物のすみかとなっていました。しかし、高度経済成長とともに、里山の経済的価値の低下や、生活のスタイルの変化で、里山と私たちの生活の場やつながりが徐々に分断されていきました。人間の手が入らなくなった荒廃した里山では、生態系が変化し、これまでにない速さで、生物が絶滅の危機に瀕しています。現在、絶滅のおそれのある種の半分以上は里山に生息しているともいわれています。また、「生物多様性国家戦略2012-2020」で、政府は、生物多様性の4つの危機の1つに「自然に対する働きかけの縮小による危機」を位置づけています。土壌や水資源を支える生物多様性の劣化は、徐々に進行し、あるポイントを超えると元の豊かな状態に戻ることができなくなる、不可逆的な変化がおきることがわかっています。食べ物を生み出す基盤となる自然環境への劣化は、中長期的に顧客のニーズを持続的に充足し続けること、すなわち事業継続そのものへの深刻な影を落とすことにもつながります。こうした課題に対して、自然資源の持続可能な利用を実現するため、里山管理にかかわる市民団体やCSRの観点で企業等が、新たな担い手として取り組みを進めています。今回は具体的な活動を展開している企業から、都市と里山をつなぐ持続可能な、循環型農業に取りくむ、株式会社耕す 豊増洋右氏水源の保全に企業として取組む、サントリーホールディングス株式会社 鈴木健氏以上のお二人をゲストスピーカーにお迎えして、里山の現状、課題や具体的な取り組みについてお話を伺います。食品事業者の方はじめ多様な立場の参加者のみなさんからの視点、知見を持ち寄り、課題のつながりや全体像と、それぞれの立場でできることを一緒に考える対話を行います。┃日時・場所2013年12月5日(木)    18:00~20:30(17:45受付開始)    ○場所:東京都千代田区大手町駅周辺予定(※ご参加の方に個別にご案内します)┃プログラム(予定)    第一部 (18:00~19:00)      ○はじめに      ○「生産・流通・都市と生産者をつなぐ「命の循環を感じる農場」」(仮題)         株式会社耕す 豊増 洋右 氏      ○「水と生命(いのち)の未来を守る サントリー「天然水の森」」         サントリーホールディングス株式会社 鈴木 健氏    第二部(19:00~20:30)      ○ワールド・カフェ・ダイアログ     (途中休憩)      ○気づきの共有※プログラムをよりよいものにするために一部変更する場合もありますのでご了承ください┃参加費一般料金: 3,000円/人(税込)  NGO・学生割引: 1,500円/人(税込) ※割引対象はNGOのフルタイム職員、または学生の方に限ります。 当日学生証や名刺の掲示を求める場合がございます。 第4期研究会会員: 参加費は年会費に含まれ、追加何名でも無料でご参加いただけます◆◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<<研究会 会員募集中! 詳しくはこちら>>★全9回参加可能★年会費 5万円(税抜)/1口★法人会員企業は1口につき、セミナー毎回2名まで無料━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◇┃対象者メーカー、外食、小売、流通、商社など食品関連企業の方食料サプライチェーンに関心のある生産者、消費者の方食料や関連する課題に関心のある行政、NGOセクターの方┃ゲストスピーカー●株式会社耕す 豊増 洋右 氏1976年、佐賀県鳥栖市の酪農家にうまれる。待望の長男ということで最高のスタートをきった人生だったが、8歳のときに父が多額の借金と20頭の乳牛を 遺して他界。以降、家族一丸となって必死で働きながら学校へ通い、一浪してなんとか東京大学に滑り込む。とにかく、もっと農業が続けられるような仕組みを つくる仕事をしよう、と国内大手コンサルティングファームで9年間、事業経営を学び、2008年より一般社団法人APバンクの農業プロジェクトを担当、農 場開設業務にあたる。2010年1月から、千葉県木更津市に設立した『耕す木更津農場』の農場長として、循環型農場の経営に従事している。●サントリーホールディングス株式会社 鈴木 健氏2003年3月東京大学大学院工学系研究科卒業後、同年4月サントリーホールディングス㈱入社。 製品のプロセス設計、新規包材の開発、環境負荷評価等の 業務を経て、2011年4月に現部署(エコ戦略部水源涵養G)に就き、「天然水の森」の保全活動および研究活動の有機的な結びつけと水平展開を推進。 将 来的には、森林整備手法や研究の成果を応用し、「天然水の森」に留まらず、全国の森林が健全化することを期待している。┃ファシリテーター●小田理一郎((有)チェンジ・エージェント代表取締役)コンサルタント/ファシリテーター/研修講師。専門分野は多国籍企業経営(MBA)、サステナビリティ、CSR、システム思考、組織学習。『プラン B』シリーズ著者のレスター・ブラウン氏設立のアース・ポリシー研究所や『成長の限界』のデニス・メドウズ氏のインタラクティブ・ラーニング研究所と提携 し、サステナビリティの科学者と実践家たちの国際ネットワーク「バラトン・グループ」に所属する。大陸横断で持続可能な食料システムを目指すコンソーシア ム「サステナブル・フード・ラボ(SFL)」の中心人物たちと親交を重ね、世界資源研究所(WRI)の生態系サービスレビュー(ESR)トレーニングに参 加、また生物多様性専門家と企業のダイアログのファシリテーションを務めて世界の企業経営の実践例を数多く学ぶ。環境ジャーナリストの枝廣淳子と共に、 チェンジ・エージェント社・イーズ社および環境NGOジャパン・フォー・サステナビリティを経営する。┃主催サステナブル・フード・ビジネス研究会/(有)チェンジ・エージェント┃お問合せサステナブル・フード・ビジネス研究会チェンジ・エージェント  (担当:岩下)E-mail:info@change-agent.jp/電話: 03-6413-3760ご不明な点等がございましたら、info@change-agent.jpまでご遠慮なくお問い合わせください。┃今後の予定A.「食のサステナビリティと企業」連続セミナー 第1 回(7/11) 「2013 年度サステナブル・フード・ラボの報告」 (終了) 第2 回(9/12) 「貧困と企業」(終了) 第3 回(11/7) 「気候変動・エネルギーと企業」(終了) 第4 回(1/16) 「生物多様性(森・水・土・海)と企業」 第5 回(3/13) 「価値共創企業」B.「食のサステナビリティ」マルチステークホルダー・ダイアログ 第1 回(8/8) 「フードロス」(終了) 第2 回(10/10) 「世界の飢餓」(終了) 第3 回(12/5) 「里山と生物多様性」 第4 回(2/6) 「国際協力」または「震災復興支援」 Updates tag:peatix.com,2013-12-05 04:41:15 2013-12-05 04:41:15 会場 は 東京都大手町駅徒歩5分ほど(ご参加の方に個別にご案内します  ※当日の連絡先:090-2437-0600) に変更されました。 Orig#22234 Updates tag:peatix.com,2013-12-04 00:35:13 2013-12-04 00:35:13 会場 は 東京都大手町駅徒歩5分ほど(ご参加の方に個別にご案内します) に変更されました。 Orig#22137