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2月26日(日)器のある暮らしー旅するうつわ「美濃焼きと資源循環」
一度窯元を旅立ち、食卓で使われてまた時を経て戻ってくる。
そんなイメージから吉田さんは、新たな取り組みを「トリップウエア─旅するうつわ ─」と名付けました。
陶磁器を作るのに欠かせない陶土、陶石は、地球が永い時間をかけて作り出した限りある資源。岐阜県の焼き物の産地、「美濃」でこの貴重な資源を大切に使い続けるために、多治見の有志企業が集い、陶磁器のリサイクルシステムが作り出されました。
一度作っていらなくなった焼き物を細かく粉砕し、新しい陶土に混ぜることで、一度焼成された器がふたたび原料となり、釉薬の色やかたちにこだわり、新しい器へと蘇るのです。
また、このトリップ・ウェアを制作するのに当たり、家庭の食卓で「家族の食事の時間がずれてしまう」や、「多めに作ってまた明日のおかずに」といった現代の台所ならではの発想で作り出された保存容器にも使えるフタのあるデザインが生み出されました。タッパーウェアのように味気なくならず、食器としても保存容器としても使える器。
台所のMOTTAINAIの精神にも通じるこの企画の背景や、現代の美濃・多治見の産地のこれからについてデザイナーの吉田守孝氏をお招きし、お伺いします。
開催を記念して、「もうひとつのdaidokoro」でも、TRIP WARE の展示販売も行います。
器のある暮らしを「もうひとつのdaidokoro」と一緒に考えるきっかけにしていただけたら幸いです。
講師:吉田守孝 プロフィール
1965年、石川県・小松市生まれ、1988年に、金沢美術工芸大学工業デザイン専攻、卒業後は(財)柳工業デザイン研究会入所し、柳宗理に師事、デザインと民藝を学ぶ。
佐藤商事(株)「柳宗理デザイン」シリーズのステンレス鍋、フライパン、キッチンツール、ストレーナー、カトラリー、包丁、耐熱ガラスボール等の製品デザインに関わる。2011年12月にヨシタ手工業デザイン室を設立。セルフプロデュースにより、ステンレスラウンドバー素材を使用したキッチンツールや木製トレイ、コドモノコトプロジェクトのお茶碗とお椀「くーわん」と「ふーわん」のデザインを行う。暮らしの中での道具の立ち位置を深く掘り下げ、素材の良さを引出したデザインは、現代のプロダクトデザインとしても注目されている。http://www.yoshitadesign.com/
【TRIP WARE】
料金:2000円(税別)
時間:18:30 オープン、19:00 スタート
Sun Feb 26, 2017
7:00 PM - 9:00 PM JST
7:00 PM - 9:00 PM JST
- Venue
- もうひとつのdaidokoro
- Tickets
-
2月26日(日)器のある暮らしー旅するうつわ「美濃焼きと資源循環」 SOLD OUT ¥2,160
- Venue Address
- 東京都豊島区東池袋 1‒8‒1 WACCA池袋 5F Japan
- Directions
-
JR池袋駅から徒歩3分、地下駐車場完備
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