Think of Fashion 042 ポショワール版画からみる20世紀はじめのモード誌 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-03-16T02:41:12+09:00 Peatix FashionStudies® Think of Fashion 042 ポショワール版画からみる20世紀はじめのモード誌 tag:peatix.com,2016:event-219500 2016-12-18T18:00:00JST 2016-12-18T18:00:00JST Think of Fashion 042 ポショワール版画からみる20世紀はじめのモード誌「ポショワール」とフランス語で呼ばれる印刷技法(版画)をご存じでしょうか?  20世紀初頭、高級モード誌は、こぞってこのポショワール技法を使ったカラフルなイラストレーションで最新モードを伝えていきました。この技法を使ったモード・イラストを添えることで有名になったのが、雑誌『ラ・ガゼット・デュ・ボン・トン』や『ジュルナル・デ・ダーム・エ・デ・モード』でした。 ジョルジュ・バルビエ、ポール・イリーブ、ジョルジュ・ルパープら20世紀初頭を代表するイラストレーターらが手掛けたポショワール版画のファッション・プレートが毎号掲載されました。近年、両雑誌のファッション・プレートを服飾史の展覧会で見る機会が多くなりましたが、プレートのみ別売りされてしまったために完本はほとんど見る機会がありません。本講座では、特別に講師の長澤氏所蔵の完本版等いくつかの原資料を見せていただきます。 また、『ガゼット・デュ・ボン・トン』の名編集者、兼、アート・ディレクターであったルシアン・ボージェルに関しても詳細を語ります。ほとんど資料がないこの名編集者への再評価は必須のものであり、彼が20世紀のモード誌に与えた巨大な影響力についても知る機会になるはずです。そして20年代を席捲したモード・イラストがなぜ、ファッション・フォトに、つまり写真に取って代わられていったかなど、モード史で語られてこなかった表現の変遷史についても取り上げることによって、20世紀前半のモード表現のありよう全般を読み解こうとするものです。是非、皆さまのご参加をお待ちしております。講師プロフィール長澤 均 グラフィック・デザイナー/ファッション史家1956 年生まれ 武蔵野美術大学卒業。著作 1986年「倒錯の都市ベルリン-ワイマール文化からナチズムの熱狂へ」、2000年「パスト・フューチュラマ-20世紀モダン・エイジの欲望とかたち」、2006年「BIBA スウィンギン・ロンドン1965-1974」、2009年「昭和30年代モダン観光旅行-絵はがきにみる風景・交通・スピードの文化」、2014年『流行服-洒落者たちの栄光と没落の700年』、2016『ポルノ・ムービーの映像美学 エディソンからアンドリュー・ブレイクまで 視線と扇情の文化史』等。東京モード学園のグラフィック・デザイン学科のカリキュラムの刷新/講義。ファッション学科の教科書執筆/講義。さらにオンワード・ファッション・セミナー、小島マーケティング主催のセミナー、ワコール「乳房研究会」など各種セミナーでの講師を務め、2001年にはニューヨークのジャパン・ソサエティで「日本のグラフィック・デザインの現況」について講演している。詳細日時 2016年12月18日(日)18時~19時30分会費 一般 前売2,500円(Peatixにて) 当日3,000円 学生 前売1,500円(Peatixにて) 当日2,000円 会場服も作れるコワーキングスペース「coromoza fashion laboratory」住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-33-14 神宮ハイツ408東京メトロ 明治神宮前駅7番出口より徒歩1分 エコファームカフェ632の隣のビル電話番号:03-6450-5560 URL: http://za.coromo.jp/お申し込み先contact@fashionstudies.org「Think of Fashion 042」への参加の旨とお名前、ご連絡先(メールアドレス)、ご所属を明記してお申し込みお願いします。※前売はこのPeatixにて承っております。前売で申し込まれますと払い戻しはできませんのでご了承くださいませ。また申込メールもあわせてお願い致します。企画:篠崎友亮(Fashion Studies)Fashion Studies http://fashionstudies.org/Think of Fashionは人々の装いについての文化や社会現象などを考えていく会です。http://fashionstudies.org/category/think-of-fashion/上記のサイトに過去の回のことが載っております。