考古学・文化財のためのデータサイエンス・サロンonline#17 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T14:33:25+09:00 Peatix Atsushi Noguchi 考古学・文化財のためのデータサイエンス・サロンonline#17 tag:peatix.com,2021:event-2180841 2021-09-04T13:00:00JST 2021-09-04T13:00:00JST ※参加申し込みにあたって必ず内容をご確認の上、希望するコース1つだけをお選びください。同一アカウントで2つのコースを申し込まれた場合、申し込みを無効にさせていただく場合があります。 考古学・文化財のためのデータサイエンス・サロンonlineワークショップ 文化財×Wikipedia:信頼できる文化財記事作成を学ぶワークショップ 日 時:2021年9月4日 13:00~17:00会 場:オンライン開催(Zoomを使用します) 主 催:考古形態測定学研究会 参加資格等:とくにありません。このテーマに関心のあるあらゆる方のご参加を歓迎いたしますが、とくに以下の方にお勧めです。 Wikipediaに文化財記事を執筆作成したいと考えている方 地域の文化財に関するWikipedia記事作成ワークショップ(Wikipediaタウン)を開催したいと考えている方※オンライン開催です。Zoomをご準備いただき、通信料金等は参加者各自でご負担ください。 定 員:以下の2つのコースを設定します。内容をご確認いただいた上でお申し込みください。1. Wikipedia記事執筆・編集体験コース:10名 ハンズオンワークショップに参加し、自身で実際にWikipedia記事を執筆・編集します。講師へ質問し、アドバイスを得ることができます。以下の事前準備が可能な方のみお申し込みください ・Wikipediaアカウントを取得する(すでにお持ちの方は、既存のアカウントを利用してください) ・執筆の対象を選定し、資料の収集、必要項目の下調べを行う等、記事作成の準備を行なう2. Wikipedia・Wikipediaタウンについて学ぶコース:30名 ハンズオンワークショップは視聴のみ可能です。Wikipediaの記事作成・画像等のアップロード方法、Wikipediaタウン開催の実際などについて知識を得ていただくことができます。 ※お願い:イベントの内容上、最大の効果を得るために、対面開催に準じて参加人数を設定しています。多くの方のご参加を受け入れられずご迷惑をおかけいたしますが、当日、必ず参加できる方のみお申し込みくださいますようお願いいたします。※申し込み後、事情により参加できなくなった場合はすみやかにご連絡ください。参加可能な方に振り替えさせていただきます。※参加用Zoomリンクは申し込みをいただいた方にのみお知らせいたします。事前申し込みをいただいていない方はご参加いただけません。当日、参加申し込み者リストにもとづき、Zoom上での参加承認をいたします。 参加費:無料 ※今回はイベントの趣旨を鑑みて参加費は無料とさせていただきます 趣旨説明:インターネット上の情報ソースとしてよく利用されるWikipediaに、質の高い、信頼できる考古学・文化財関係の記事を増やすことで、文化財情報の普及に活用する方法を学びます。またとくに、Wikipedia記事を自ら執筆することだけでなく、Wikipedia記事の執筆に必要な情報を提供することで良質な記事を増やし・品質を高めることに寄与する方法にも重きをおいて解説します。  Wikipediaの記事は信頼性が低い、正式な引用に使うべきではないとしばしば言われます。一方で、Google検索などでしばしば上位に表示され、実際には広く参照・利用されており、一般の方にとってはまず目に触れる情報の入り口と言えます。文化財情報をより多くの人に届けるためのプラットフォームとしてWikipediaを有効活用することは、文化財情報を公開し、活用したい立場にとっては意味があることでしょう。つまり、すでに広く参照・利用されているプラットフォームだからこそ文化財情報の普及に活用できるはず!!と考えるのです。 そしてWikipediaの記事は、基本、誰でも執筆することができます。であるならば、自分たちで信頼できる記事を執筆・作成することで、Wikipedia内の文化財情報の品質を向上させることができるでしょう。さらに文化財情報を公開する側からは、Wikipedia記事を執筆する人たちに適切な情報を提供することで、これに貢献することもできるでしょう。  文化財情報の一次ソースのアーカイブである「全国遺跡報告総覧」には、すでに書誌情報をWikipediaで引用表記するための書式で書き出す機能が実装されています。これを利用したWikipedia記事の執筆方法についての解説記事もすでにあります。今回は、これらをふまえて、Wikipediaとはなにか、Wikipedia記事の執筆方法、全国遺跡報告総覧を用いた文化財情報の検索について学んだうえで、参加者が自らWikipedia記事を執筆するハンズオンワークショップをオンラインで実施します。最後に、Wikipedia×文化財情報の展開について、Wikipediaタウンとの関わりから解説します。 講師・青木 和人(あおきGIS・オープンデータ研究所)・Araisyohei(Wikipedia日本語版管理者)・高田 祐一(奈良文化財研究所)コメンテーター・木村 聡(沼津市教育委員会)  プログラム 13:00~13:10 参加案内・趣旨説明(野口) 13:10~13:40 解説:Wikipediaについて知る(青木) 13:40~14:10 解説:Wikipedia記事の情報ソース(Araisyohei) 14:10~14:30 解説:地域の文化財を調べる・Wikipediaに引用する(高田) 14:30~14:40 (休憩)  14:40~16:10 ハンズオンワークショップ:Wikipedia記事を書いてみよう 16:10~16:20 (休憩) 16:20~16:50 展望:文化財×Wikipediaの展開(青木) Wikipediaタウン開催地からのコメント(木村) 16:50~17:00 まとめ(野口) 内容 Wikipediaとはどのようなものなのか Wikipediaの記事はどのように作成されるのか ライセンスについて Wiki記法について Wikipedia記事に利用できるメディアデータについて 出典などの記載 文化財WEBGIS で地域の文化財(遺跡・建造物等)を調べる 全国遺跡報告総覧のWikipedia出典テンプレート 報告書抄録情報の利用方法 関連・関心のある遺跡についてまだWikipedia上に記事がないものを探す 全国遺跡報告総覧・文化財論文ナビを利用して記事を書いてみる 全国遺跡報告総覧・文化財論文ナビから引用リンクを貼る Wikipediaタウンについて理解する Wikipediaタウンの実践例を学ぶ ※考古学・文化財のためのデータサイエンス・サロンonlineについて 本サロンは、2019年度、3D計測、VR、計測機器、解析図化などについて実践的な取り組みにつながるテーマを取り上げてきました。しかしながら新型コロナウイルス感染症の流行によって、会場に集まっての議論やデモが難しい状況となってしまったため、2020年3月に予定していた第7回は中止とせざるを得ず、その後の開催も困難となってしまいました。 そこでオンライン開催に形態をかえて、あらたなスタートを切ることといたします。今後は、特定のテーマ・トピックに関する情報・意見交換の場と、技能・操作経験を共有するためのチュートリアル/ハンズオンの2本立てとして展開していく予定です。 引き続きよろしくお願いいたします。