NIPPON ART 2016 vol.11【日本人の文化の母胎 富士山 -芸術と信仰-】 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-11-02T07:34:14+09:00 Peatix STYLART スティラート NIPPON ART 2016 vol.11【日本人の文化の母胎 富士山 -芸術と信仰-】 tag:peatix.com,2016:event-212936 2016-11-11T19:00:00JST 2016-11-11T19:00:00JST 芸術の秋、ワイン片手にアートタイムを!2016年のNIPPON ARTも残すところあと2回となりますが、11月のテーマは「富士山」です! 前回に引き続き仏教コミュニケーターであり美術にも大変造詣が深い、牧野宗永さんに「富士山にまつわる信仰と芸術」をテーマにお話いただきます。 日本一高い山、富士山は日本人にとって、日本の象徴であり、いつの時代も特別な存在でした。近年の富士山は登山としてレジャーとして人気ですが、近代以前、富士山は《信仰の山》でした。古くはおよそ6000年前の富士山周辺にある縄文時代中期の遺跡から、富士山を信仰した祭祀跡が見つかっています。 富士山の神霊である「浅間大神」を祀る神社が「浅間神社」であり、全国に約1300社もの浅間神社(富士神社)が存在しています。2013年にUNESCOの世界遺産に登録された富士山ですが、正確な登録名称は「富士山-信仰の対象と芸術の源泉(Fujisan, sacred place and source of artistic inspiration)」として、富士山の「景観」だけでなく、「信仰」や「芸術」もその世界遺産の登録内容に含まれているのです。また、富士山ほど数多の画家に描かれた山はありません。葛飾北斎や歌川広重は富士の風景をシリーズ化した浮世絵はあまりにも有名ですし、横山大観や片岡球子などは富士山をテーマに繰り返し作品を描いています。ちなみに絵画に描かれた最古の富士山は平安時代の「聖徳太子絵伝」と言われています。甲斐の国、今の山梨県から贈られた名馬に乗った聖徳太子が、たちまち富士山の頂上まで登っていく様が描かれています。 富士山はいにしえから日本人にとっては心のふるさとであり、絵画以外にも文学や詩歌などにも歌われ、現在に至るまで数多くの芸術作品を生み出しています。まさにその歴史は日本の文化の歴史そのものであり、海外の芸術家たちにも影響を与えてきた富士山。知らない人はいませんが、これを機会に何となく知っているから、ちょっと深く知る時間を持ってみませんか? 秋の夜長にぜひ皆様のお越しをお待ちしております! 【開催概要】NIPPON ART 2016 Vol.11 - ビジネスピープルのためのリベラル・アーツプログラム- <テーマ>「日本人の文化の母胎 富士山 -芸術と信仰- 」 <講 師> 仏教文化コミュニケーター・ギャラリーヒマラヤンアート主宰  牧野 宗永 氏 【略歴】故梶山雄一先生から中観思想を、小野田俊蔵先生からチベット語、森山清徹先生から偸伽行中観派の思想を学ぶ。ネパールのカトマンドゥへ留学し、故ケツン・サンポ・リンポチェに師事。そのほか、チベット仏教ニンマ派の高僧たちから多くの貴重な伝授、灌頂を授かり、約8年間チベット仏教僧院に滞在。帰国後、チベット仏教や日本仏教の叡智を伝える「仏教文化コミュニケーター」として活動。近著に「なぜ殺してはいけないか-生まれ変わりと因果の法則」(きずな出版) 等。 <日 時> 2016年11月11日(金) 19:00〜21:30頃まで※お食事&ワイン付き<場 所> 表参道CTW 東京都渋谷区神宮前5丁目12-7 銀座線・半蔵門線・千代田線/表参道駅 A1出口 徒歩7分 千代田線・副都心線/明治神宮前駅 4番出口 徒歩4分JR原宿駅/表参道口 徒歩7分※表参道ヒルズの向い側、DiorとCHANELの間の道を50m進み、スターバックスの四つ角を左折し、道なり右カーブの右手の一軒家。 1FはレストランLe Man。 <参加費> 5,500円/回 <定 員> 10名前後