コミュニティ馬車プロジェクト | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-11-02T07:40:57+09:00 Peatix つくる大学 コミュニティ馬車プロジェクト tag:peatix.com,2016:event-211810 2016-11-24T18:00:00JST 2016-11-24T18:00:00JST コミュニティ馬車プロジェクト馬車を通じて循環型の里山をつくろう 馬と共に暮らしてきた遠野遠野の歴史において、馬は常に暮らしの中で重要な役割を果たしてきました。その姿は、かつての農業、林業、商人の暮らしや、祭事、信仰に見ることができます。古くは南部藩の時代に「南部駒」と呼ばれる品種の産地として栄えたことに始まり、農業や林業においても、田畑を耕し、農産物を運び、森から材木を運ぶなど馬と人が協働する生活が根付いていました。遠野で多く見ることのできる「南部曲がり家」と呼ばれる建築様式は、人と馬が同じ屋根の下でに暮らしていた当時の様子を物語っています。馬車が走る循環型の里山へ人と馬が寄り添って暮らしてきた遠野で、馬を中心にした里山づくりが始まっています。遠野綾織地区。山と田んぼが広がり、時折田園の真ん中を釜石鉄道が走ります。綾織地区では、2030年をひとつの目標に、山、林、馬、人が循環していく持続可能な小さな里山経済をつくることを目標としています。馬を使った「馬搬」、電気を通さず自然と自分の力だけで宿泊する里山体験型のゲストハウス。現在も進行中の取り組みは、地域社会を誰かが変えてくれるのを待つのではなく、自ら動いて創る!という気持ちから始まっています。山を守り、川を守り、里が続く。この循環型の里山づくりの一環として、つくる大学では「コミュニティ馬車プロジェクト」を立ち上げます。釜石線に乗って綾織を訪れた旅行者が、ゲストハウスまで馬車で向かう。バスではなく、馬車で学校や保育園に通う。移動の手段を持たない人たちが、乗り合いながら生活のために必要なものを調達する。暮らしている人たちには、生活の一部として。訪れた人たちは、連綿と引き継がれてきた自然を学ぶ移動手段として。さらに、ここから日本オリジナル馬車の文化と技術が蓄積されていく。そんな光景が、この先の未来に待っているはずです。このプロジェクトでは、馬車が地域を走り、日常になっていくまでのプロセスをオープンにして、誰でも馬車づくりや里山づくりに関わることのできる機会を設けていきます。かつて地域に根付いてきた暮らしと、国内外で培われてきた技術を組み合わせ、「誰かが支えてくれる地域」から「参加してつくる地域」のモデルを構築していきます。◎達成したいこと・馬を持続可能な生活の中心においた、かつての遠野の里山の暮らしが蘇る。・馬車を走らせるプロセスに様々な人が関わり、地域の内外を結ぶコミュニケーションが生まれる・遠野市綾織地区で自然が循環していく里山経済をつくる ◎講義内容第1回 :世界の事例に学ぶ、馬を生かしたまちづくり・馬に命を救われた寄田さんの人生から、人と馬の関係作りを考える・世界の馬車がある暮らし最前線を学ぼう講師:寄田勝彦第2回 :馬搬の森を歩く~いつまでも続く里山への挑戦~・循環していく里山構想の現場を歩いてみよう・森を守り、馬と働く「馬搬」について学ぼう講師:伊勢崎克彦第3回 :古くてあたらしい文化を創るには・あたらしい価値と文化を古いものから生み出す意義を学ぶ・馬車の種類とその役割について学ぼう講師:寄田勝彦第4回:やりたいことを形にする手法を学ぼう・アイデアや想いをカタチにする「クラウドファンディング」の仕組みを学ぶ・思いを伝えるための手法(文章・写真)を知ろう講師:荒井洋平第5回:発表&講評・循環型の里山のビジョンを伝える方法をまとめてみよう・クラウドファンディングの内容を考えてみよう講師:荒井洋平◎講師寄田勝彦(他力サンガ発起人、他力塾代表、ホースインタープリター)伊勢崎克彦(馬と暮らすまち遠野)荒井洋平(CAMPFIRE)◎日程第1回 :2016年11月24日(木)18:00-20:00講師:寄田勝彦第2回 :2016年1月14日(土)14:00-17:00講師:伊勢崎克彦第3回 :2017年2月4日(土)14:00-16:00講師:寄田勝彦第4回:2017年2月18日(土)13:00-15:00講師:荒井洋平第5回:2017年2月19日(土)16:00-18:00講師:荒井洋平定員:15名(先着)参加費:15,000円申込み締切り:2016年11月21日(月)キャンパス:遠野市内