『夜の哲学 バタイユから生の深淵へ』刊行記念 酒井健「夜の深い神秘のなかをさまよう詩人と思想家の言葉」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-11-02T07:49:48+09:00 Peatix koishikawa 『夜の哲学 バタイユから生の深淵へ』刊行記念 酒井健「夜の深い神秘のなかをさまよう詩人と思想家の言葉」 tag:peatix.com,2016:event-210667 2016-11-08T19:00:00JST 2016-11-08T19:00:00JST 『夜の哲学 バタイユから生の深淵へ』(青土社)刊行記念トーク酒井健先生「夜の深い神秘のなかをさまよう詩人と思想家の言葉」フランス文学者でジョルジュ・バタイユの翻訳者として知られる酒井健先生(法政大学教授)をお招きします。新著『夜の哲学 バタイユから生の深淵へ』を出発点に、20世紀パリの文学と思想から日本の文学と芸術にまで及ぶ、「見えない闇の奥」にひそむ生の根源をさぐる哲学の旅を、神楽坂モノガタリを舞台に、語っていただきます。昨年12月には神楽坂モノガタリで、訳書『魔法使いの弟子』(G.バタイユ/景文館書店)をきっかけにトーク・イベント「文学者と恋愛 ー漱石・カフカ・バタイユー」を開催しました。バタイユから島尾敏雄までつながる恋愛と性の思想を静かに熱く説く酒井先生の講義に、会場の知的興奮も燃えた夜でした。今回も夜の本屋で静かに「夜の哲学」を語る酒井先生のお話を、ぜひ聴きにお越しください。<ゲスト紹介>酒井健(さかいたけし)先生 1954年、東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒業後、同大学大学院へ進学。パリ大学でジョルジュ・バタイユ論により博士号取得。現在、法政大学文学部教授。2000年に『ゴシックとは何か』でサントリー学芸賞受賞。そのほかの著書に『バタイユ そのパトスとタナトス』(現代思潮新社)、『バタイユ入門』(ちくま新書)、『バタイユ 聖性の探究者』(人文書院)、『バタイユ 魅惑する思想』(白水社)、『バタイユ』(青土社)、『シュルレアリスム 終りなき革命』(中公新書)、『「魂」の思想史 近代の異端者とともに』(筑摩選書)など。バタイユの邦訳に『純然たる幸福』、『ランスの大聖堂』、『エロティシズム』、『ニーチェ覚書』(いずれも、ちくま学芸文庫)、『ヒロシマの人々の物語』、『魔法使いの弟子』(いずれも、景文館書店)など。<書籍紹介>『夜の哲学 バタイユから生の深淵へ』(青土社)サド、ニーチェ、ブランショ、ラカン、岡本太郎、そして——バタイユ過剰なものや不可視なものを忌避して、人は社会を築いてきた。しかし、そうやって捨ててきた異様なもののなかにこそ哲学の根源がある。物質にあふれ、既存の道徳に守られ、確かな実体や輝かしい未来にばかり心をくだく現代に、究極的に欠けているもの。見えない闇の奥にこそ生の根源があると信じ探求しつづける、思想家の到達点。http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=2973