NIPPON ART 2016 vol.10【秋のアートプチ遠足 牧野先生と歩く 東京にある小京都 九品仏・浄真寺】 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-11-02T08:20:36+09:00 Peatix STYLART スティラート NIPPON ART 2016 vol.10【秋のアートプチ遠足 牧野先生と歩く 東京にある小京都 九品仏・浄真寺】 tag:peatix.com,2016:event-206055 2016-10-29T13:00:00JST 2016-10-29T13:00:00JST 秋といえば食欲と共に"芸術の秋"ですね! 今月のNIPPON ARTはいつもの会場CTWから外に出てアートプチ遠足です!都内に有名な寺社はありますが、あまり知られていなくても素晴らしい場所があります。今月は実際に講師と一緒に訪れたいと思います。 講師は仏教文化コーディネーターの牧野宗永さん。牧野さんは8年間ネパールでチベット仏教を勉強され、数年前に帰国後、仏教の教えを現代に生きる我々に伝えるべく様々なところで活躍されている方です。本当にわかりやすく仏教についてご説明いただけ、何を聞いても的確にお答えいただけますから、「仏教全く初心者です!」という人も大歓迎です。そして訪れるのは「九品仏・浄真寺」(くほんぶつ・じょうしんじ)。東急大井町線の九品仏駅はご存知の方も多いと思いますが、そこから歩いて3分のところにあるのが浄真寺です。この駅名ももちろん九品仏浄真寺にちなんだもの。延宝6年(1678)珂碩(かせき)上人が開いた浄土宗、知恩院の系統で、平安時代に盛んに信仰された阿弥陀浄土信仰の形式を残す貴重なお寺です。ではなぜ九品仏というのか?このお寺の中に3つの阿弥陀堂があり、それぞれに3体づつ、合計9体の阿弥陀如来像が安置されているからなのです。9体はそれぞれ印相が異なります。この9体はそれぞれ、 上品上生(じょうぼんじょうしょう)、上品中生、上品下生 中品上生(ちゅうぼんじょうしょう)、中品中生、中品下生 下品上生(げぼんじょうしょう)、下品中生、下品下生という浄土教における極楽往生の9つの階層を表しており、これらをあわせて九品(あるいは九品往生)というのです。また、これらの阿弥陀像は、いずれも正統な寄木造の手法、定朝以来の伝統的技法によって造像されていることが知られ古様を踏襲した本格的な像でなのですが、この作者が実はこのお寺を開山した珂碩(かせき)上人!お坊さんでもあり名仏師でもあった訳ですね。ということで、今月は気持ちのいい秋を満喫するアートのプチ遠足です。1時間ほど牧野先生と一緒に浄真寺を歩き、その後近くのカフェに移動して懇親会予定です。牧野先生も大オススメの浄真寺、みなさまのご参加心よりお待ちしております! 【開催概要】 NIPPON ART 2016 Vol.10 - ビジネスピープルのためのリベラル・アーツプログラム- <テーマ> 「秋のアートプチ遠足 牧野先生と歩く 東京にある小京都 九品仏・浄真寺 」 <講 師> 宗教家・ギャラリーヒマラヤンアート主宰 牧野 宗永 氏 【略歴】故梶山雄一先生から中観思想を、小野田俊蔵先生からチベット語、森山清徹先生から偸伽行中観派の思想を学ぶ。ネパールのカトマンドゥへ留学し、故ケツン・サンポ・リンポチェに師事。そのほか、チベット仏教ニンマ派の高僧たちから多くの貴重な伝授、灌頂を授かり、約8年間チベット仏教僧院に滞在。帰国後、チベット仏教や日本仏教の叡智を伝える「仏教文化コミュニケーター」として活動。近著に「なぜ殺してはいけないか-生まれ変わりと因果の法則」(きずな出版) 等。 <日 時> 2016年10月29日(土) 13:00〜15:00頃まで<場 所> 九品仏・浄真寺 + 近くのCafeで講義談話 <参加費> 2,000円 (その後のお茶代は実費) <定 員> 10名前後