Freedomセミナー 緊急検証!大麻についての言説を問う  オンライン専用ページ | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-09-26T13:25:15+09:00 Peatix Freedomセミナー Freedomセミナー 緊急検証!大麻についての言説を問う  オンライン専用ページ tag:peatix.com,2021:event-1996695 2021-09-18T12:30:00JST 2021-09-18T12:30:00JST Freedomセミナー  オンライン申込専用ページ 参加定員100名***会場へ参加される方は freedom7@a1.rimnet.ne.jp にお申込みください。参加費は当日会場にてお支払いください。日時:2021年9月18日土曜日 12:30~16:30(Zoom入室12:15~)緊急検証!大麻についての言説を問う「大麻使用罪」が創設されようとしている。法律ができれば、薬物依存症の相談窓口への相談は倍増するだろう。だが、大麻の依存症でダルクを利用する人はほとんどいない。大麻自体、依存性が低い代物だからだ。大麻に限らず、薬物を使用して司法の手にかかったというだけで「依存症」と決めつけるのは常軌を逸している。「大麻使用罪」で予想されるのは、使用と犯罪と病気の言説が見境もなく接近した狭間で、大麻に対して当てられた屈折光を通して、使用者が自由を剥奪され、人々が思い込みを語り、制度がそれを作った人々の都合のままに運用されていく恐るべき世界である。どうして、このような集団的な認知の誤謬がまかり通り、社会に流布されていくのか?いま一度立ち止まって、大麻についての言説を洗い出し、緊急検証する!●講演:こんにち「大麻について語ること」に欠けていること   佐藤哲彦(さとう・あきひこ)[関西学院大学社会学部教授]大麻はGHQに占領されるまで有用な植物として小学校の教科書に載るほど日本では一般的なものだった。しかし大麻取締法制定後は違法化され、1960年代まで大麻をめぐる言説は見えなくなる。1970年代になると有名アーティストの逮捕を受けて、大麻の是非をめぐって多くのことが語られた。そしてこんにち再び、大麻使用罪の創設騒動を受けて、多くの大麻言説が再生産されているが、そこではいまだ重要な論点が抜け落ちている。このセミナーでは日本における大麻をめぐる言説の歴史を振り返りつつ、何が語られずに済ませられようとしているのか、そのことについて議論する(佐藤哲彦)●トーク:「使用と依存症と犯罪」の間の距離感と違和感   みなみおさむ [カナダオンタリオ州ソーシャルワーカー]   with 倉田めば [Freedom+大阪ダルク]●鼎談:大麻について私たちが未来から裁かれないために   佐藤哲彦 みなみおさむ 倉田めば  ************************************************************************************★佐藤哲彦(さとう・あきひこ) 関西学院大学社会学部教授。薬物使用と薬物政策の研究を30年近く続けている社会学者。覚醒剤の言説を分析した『覚醒剤の社会史』(東信堂, 2006)は日本犯罪社会学会学術奨励賞と日本社会病理学会学術奨励賞を受賞した。1990年代半ばよりオランダやイギリスをはじめ、各地で薬物使用と薬物政策の調査を行っている。薬物をめぐる他の著書に『ドラッグの社会学』(世界思想社, 2008)。近著に『Risk and Substance Use: Framing Dangerous People and Dangerous Places』(Routledge, 2020)(共著)。★みなみ おさむ 1966年東京生まれ。 カナダオンタリオ州ソーシャルワーカー。 ソーシャルワーク修士 2004年、トロント大学ソーシャルワーク修士号取得 2007年よりトロント市、オンタリオ州立、Centre for Addiction and Mental Health の外来アディクションクリニックでソーシャルワーカーとして勤務、現在に至る。