キエセ・レイモン『ヘヴィ あるアメリカ人の回想録』(山田文訳、里山社)読書会 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-08-09T13:22:13+09:00 Peatix 忘日舎イベント室 キエセ・レイモン『ヘヴィ あるアメリカ人の回想録』(山田文訳、里山社)読書会 tag:peatix.com,2021:event-1994518 2021-08-01T15:00:00JST 2021-08-01T15:00:00JST 概要8月1日(日)15時〜17時00分(90〜120分を予定)キエセ・レイモン著『ヘヴィ あるアメリカ人の回想録』読書会(山田文訳、新田啓子解説、里山社刊)場所:オンライン(配信会場:忘日舎 東京都杉並区西荻北3-4-2)ご参加予定 |  既読、未読の参加ご希望者+山田文さん(訳者)+新田啓子さん(英米文学者・解説)ファシリテーター:清田麻衣子(里山社)司会:伊藤幸太(忘日舎)  黒人母子の内省が暴くアメリカの“嘘”。黒人家庭における負の連鎖、依存症、女性への抑圧など、人種主義社会の“嘘”を白日のもとに晒す衝撃作。作品紹介著者、キエセ・レイモンの初邦訳作。著者が母と自らの半生を、深い内省を交えつつ、 アメリカ社会で黒人が価値のある人生を送るのがいかに難しいのか 、そしていかに社会的抑圧により歪んでいくのかをあぶり出していく回想録です。2019年アンドリュー・ カーネギー賞ノンフィクション部門、2018年クリストファー・ イシャーウッド自伝的散文賞などの賞を受け、ニューヨーク・ タイムズ紙などで2018年のベスト本にも選ばれました。 ノンフィクションというよりも小説のような深い余韻を残す本です 。BLMを主題としながら、母と子を考える本でもあり、また、アメリカという国を俯瞰してみることもできる内容です。 母との日々を軸としつつ、80年代以後、ロス暴動などの黒人の人種差別事件を、黒人少年が大人になる過程にいかに見聞きし、自分の中に取り込んでいったのかが綴られ、また、彼が思春期からこころの拠り所とした黒人のヒップホップや、青年期に自らを投影した黒人文学も多数登場します。 日本の人々にとっては、黒人少年の内面で何が起きているのか、彼の成長に並走し、物語を堪能しながら、黒人文化を吸収するのにも最適なテキストとなる本です。差別や抑圧がいかに重層的なものか、「母」が背負わせるものとはなにか、ブラックフェミニズムとは?  など、さまざまに深く考えを要請する本なので、読書会で是非、読んでいただいた方々と、感想を持ち寄って話し合えたら嬉しいで す。もちろん、未読の方もご参加OKです! 訳者の山田文さん、解説の新田啓子さんも参加予定。今回、西荻、忘日舎さんのご協力を得て、 そのような場をもうけることができました。 オンラインメインです。是非ふるってご参加ください。キエセ・レイモン (Kiese Laymon)著1974年生まれ。作家、ミシシッピ大学英文学部ヒューバート・ H・マカレグザンダー記念教授。いわゆる「ディープ・サウス」 のミシシッピ州ジャクソンで生まれ育つ。ミルサップス大学、 ジャクソン州立大学を経て、オーバリン大学を卒業。 インディアナ大学大学院文芸創作修士課程(MFA)修了。 著書に長篇小説Long Division(2013年。2021年に再版され、 ウィリアム・サローヤン国際賞を受賞)、エッセイ集How to Slowly Kill Yourself and Others in America(2013年)がある。 数多くの主要メディアにもエッセイ、短篇小説、書評などを寄稿。 本書は2019年アンドリュー・ カーネギー賞ノンフィクション部門、2018年クリストファー・ イシャーウッド自伝的散文賞などの賞を受けた。ニューヨーク・ タイムズ紙などで2018年のベスト本の一冊にも選ばれている。 2020年、 ミシシッピで子や孫のために懸命に働いた祖母の名に因み、 ミシシッピの子どもとその親がよりよく読み、書き、推敲し、 経験を共有できるようにすることを目的としたプログラム〈 キャサリン・コールマン文芸・正義イニシアティヴ〉(The Catherine Coleman Literary Arts and Justice Initiative)を創設した。HP:https:// www.kieselaymon.com山田 文 (やまだ・ふみ)訳翻訳者。訳書にヴィエト・タン・ウェン(編)『ザ・ ディスプレイスト―難民作家18人の自分と家族の物語』( ポプラ社)、ダレン・マクガーヴェイ『ポバティー・サファリ― イギリス最下層の怒り』(集英社)、J.D.ヴァンス『 ヒルビリー・エレジー― アメリカの繁栄から取り残された白人たち』(共訳、光文社) などがある。【お申し込み方法】チケットは2種類です。・読書会参加費:1,000円・読書会参加+『ヘヴィ』ご購入(送料無料):4,190円(参加費1,000円+書籍代・税込3,190円+送料無料=4,190円 *通常送料は全国一律250円)書籍つきチケットのご購入につきまして、前日7月31日(土)までの配送をご希望の方は7月29日(木)16時までにお申し込みください(東京都近郊にお住まいの方は30日(金)16時まで)。*イベントお申し込みと同時に書籍ご購入の方は送料無料にてお届けいたします。画面右上のチケット「読書会参加+『ヘヴィ』ご購入(送料無料)」をお選びください。その後、店舗担当者より書籍お送り先のご住所確認のためのご連絡をいたします。また、読書会参加のみの方ももちろん歓迎です。*会場(忘日舎@東京・西荻窪)でも数席ご用意いたしますが、感染予防の観点から、会場(忘日舎)で参加ご希望の方は事前にお問い合わせください(vojitsusha@gmail.com までご連絡ください)。【オンライン読書会のスタイルについて】

・zoom ミーティングを使用したオンライン読書会イベントです。お申し込みの締め切りは8/1(日)14時までとなります。・お申し込み後に、追ってzoom ミーティングのURL、ID、パスワードをお送りします。

・当日はPC、スマホ、タブレットなどで皆様と画面を共有するスタイルとなります(画面に映るのを希望されない場合は画像をオフにしていただくなど、ご参加のみなさまそれぞれのご希望に沿う形でご設定ください。操作上の不明点は、事前にお知らせください)。
【ご注意事項】*イベントはPC、スマホ、タブレットからご視聴可能です。PC、スマホ、タブレットからご覧になる場合は、Zoom のアプリを事前にダウンロードしていただく必要がございます。以下のURLよりアプリのダウンロードが可能です。https://zoom.us/download#client_4meeting*録音・録画はご遠慮願います。*URLの共有、第三者への譲渡はご遠慮ください。*ご視聴の通信環境の悪化などにより、配信が途切れた場合の返金はいたしかねます。*視聴方法などご不明な点がございましたら vojitsusha@gmail.com まで事前にお問い合わせください。 Updates tag:peatix.com,2021-07-28 09:20:02 2021-07-28 09:20:02 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1085637 Updates tag:peatix.com,2021-07-28 09:15:59 2021-07-28 09:15:59 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1085633