NIPPON ART 2016 vol.9【THE 高野山-高野山にまつわるカッコいい仏像-運慶と快慶-】 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-11-02T09:15:28+09:00 Peatix STYLART スティラート NIPPON ART 2016 vol.9【THE 高野山-高野山にまつわるカッコいい仏像-運慶と快慶-】 tag:peatix.com,2016:event-198000 2016-09-27T19:00:00JST 2016-09-27T19:00:00JST 早いものでもう9月!今月27日開催のNIPPON ARTは「高野山シリーズ」最終回です! 初回は空海に始まり高野山の概略を、前回は高野山の国宝《八大童子》という仏像とそれを作った天才仏師の運慶についてでしたが、最終回の今回はもうひとり、やはり日本を代表する仏師である【快慶】について、運慶との違いを交えながらじっくり学びたいと思います。 美術に詳しくなくても「運慶・快慶」という名前はお聞ききになったことがあるかもしれません。このふたりの関係は、運慶の父である康慶、その弟子に快慶がいる、つまり運慶と快慶は共に康慶の兄弟弟子、という関係になります。まさに同じ時代のライバルですね。男性的と言われる運慶の作風に比べて、快慶はより優雅で柔らかいと言われています。 例えば高野山・高台院の《阿弥陀三尊像》は穏やかで優美な曲線美が特徴です。そして高野山で名高いのが重要文化財《孔雀明王像》。運慶のパトロンが鎌倉幕府の源頼朝であったのと対照的に、快慶は公家や朝廷のために仕事をしたものが数多く残されていて、その優美さから、快慶自身ももしかしたら公家の生まれなのでは?というような説もあるようです!その辺も興味深いですね。 運慶も快慶もともに工房単位で仕事をしていたので<チーム運慶><チーム快慶>それぞれの個性を競いあったことは想像するに難くありません。共通する慶派の特色を残しつつも、このふたりの人間関係などももしかしたら仏像自体にどこかに表現されているかもしれません。とうとう最終回の高野山。さすがに「山の正倉院」と言われるだけあり、ひとつひとつの名宝のレベルが凄いことはよくわかりました。今月はその最後のひとつ、快慶の仏像に迫ります!みなさまのご参加を心よりお待ちしております! 【開催概要】NIPPON ART 2016 Vol.9 - ビジネスピープルのためのリベラル・アーツプログラム- <テーマ>「THE・高野山 -高野山にまつわるカッコいい仏像・運慶と快慶-」 <講 師> サントリー美術館 学芸員 佐々木康之 氏 【略歴】1981年山形県生まれ。慶應義塾大学文学部人文社会学科美学美術史学専攻卒業。同大学院文学研究科美学美術史学分野(日本美術史)修士課程修了。同大学院博士課程単位取得退学。現在サントリー美術館学芸員。専門は仏教彫刻史。論文に平等院鳳凰堂彫刻群像の構想—雲中供養菩薩像へのまなざし―」等。 <日 時> 2016年9月27日(火) 19:00〜21:30頃まで※軽いお食事&ワイン付き<場 所> 表参道CTW  東京都渋谷区神宮前5丁目12-7銀座線・半蔵門線・千代田線/表参道駅 A1出口 徒歩7分 千代田線・副都心線/明治神宮前駅 4番出口 徒歩4分JR原宿駅/表参道口 徒歩7分※表参道ヒルズの向い側、DiorとCHANELの間の道を50m進み、スターバックスの四つ角を左折し、道なり右カーブの右手の一軒家。 1FはレストランLe Man。 <参加費> 5,500円/回 ・ 3回一括特典 15,000円 <定 員> 10名前後