オンライン・北欧教育のいまを紐解く!1人1人の声から学び合う社会へ | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T14:18:26+09:00 Peatix IFAS オンライン・北欧教育のいまを紐解く!1人1人の声から学び合う社会へ tag:peatix.com,2021:event-1921330 2021-06-05T13:00:00JST 2021-06-05T13:00:00JST 公正な社会を目指すには? ヨーロッパでは年々多様性が認められる社会の実現を目指した動きが盛んになっています。デンマークはその中でも公正・包摂的な社会づくりに力を入れており、2020年の欧州ジェンダー平等研究所の調査では欧州2位、2019年にUSニューズ&ワールド・レポートが発表した宗教の自由に関する調査では世界8位に選出されています。このように数字で表現することはわかりやすいですが、実際にはどのような生活がそこにはあるのでしょうか?そして人格形成に大きな役割を果たす教育では、多様性を認め合う社会の実現のためにどのような取り組みが見られるのでしょうか?本連続イベントの第二弾は、デンマークの公正・包摂的な社会の実現に向けた教育的取り組みに焦点を当てて学びます。デンマークの学校の内外で見られる様々な学びの機会、そして社会の特徴をお話してもらいながら、日本社会の課題、今後の在り方について議論します。メインスピーカーには、『北欧の教育最前線』編著者の1人で、デンマークにおける社会的排除状況にある人々への学習支援の在り方を研究、実践をしている新潟医療福祉大学健康科学部講師の佐藤裕紀さんを、そしてゲストスピーカーには、書籍『ママは身長100cm』の著者、骨形成不全症により電動車いすで生活するコラムニストの伊是名夏子さんをお迎えします。 北欧の教育の「いま」が詰まった書籍 2021年2月に明石書店から書籍『北欧の教育最前線』が出版されました。書籍の内容はその名の通り、世界中から注目が集まる北欧諸国における教育の、義務教育からフリースクールに至るまで様々な機関に関する最新の事例をまとめたものです。その事例数は51にも昇り、北欧教育研究会のメンバーによって紹介されるあらゆるエピソードに触れることで、北欧諸国の教育理念とそのアウトカムを立体的に理解できるようになっています。本連続イベントは、そんな書籍の中からデンマークの事例について紹介している編著者および執筆者がリレー形式で登壇するオンライントークイベントです。書籍では伝えきれなかった内容も含めてお話いただくことに加え、テーマに沿ったスペシャルゲストをお招きし対談していただくことで、さらに話に深みと広がりを与えていきます。本イベントを通して、みなさんと一緒に北欧教育の最新事例から学び、日本社会の明日について考えたいと思います。 [こんな人に届けたい!] ・北欧の教育の最新事例に興味がある人・公正な社会を目指すことに興味のある人・北欧の考え方から学び日本社会を改善したいと考えている人 [イベント概要] ・日時:2021年6月5日(土)13:00-14:30・申込締切:6月5日 12:00・参加費:無料・会場:オンライン(ZOOM ウェビナーを使用予定)・定員:500人 ※YouTubeLiveでも配信予定です。 ※申込後、ウェビナー登録の依頼メールが来ますので、ご登録をお願いいたします。・スピーカー:佐藤裕紀(新潟医療福祉大学健康科学部講師)・ゲスト:伊是名夏子(コラムニスト)・モデレーター:矢野拓洋(一般社団法人IFAS共同代表)・主催:北欧教育研究会・共催:一般社団法人IFAS・問い合わせ:info@ifas-japan.com [タイムライン(予定)] 12:55 13:00 入室13:00 13:10 イントロダクション13:10 13:25 伊是名さんデンマーク経験談(プレゼンテーション)13:25 13:45 佐藤さんリアクショントーク(プレゼンテーション)13:45 14:15 クロストーク 14:15 14:25 Q&A14:25 14:30 クロージング [登壇者プロフィール] *北欧教育研究会スピーカー*佐藤裕紀(新潟医療福祉大学健康科学部講師)1983年生まれ38歳。千葉県出身。早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程、デンマーク教育大学客員研究員を経て現職。専門は比較教育学、生涯学習論。デンマークの生涯学習社会を手がかりとして、若者やマイノリティなど社会的排除状況にある人々への学習を通じた支援の在り方を研究、実践をしている。主な著作として、『北欧の教育最前線-市民社会をつくる子育てと学び』明石書店、2021年(共編著)、『ヒューマンライブラリー-多様性を育む「人を貸し出す図書館」の実践と研究』明石書店、2018年(共著)、などがある。*ゲストスピーカー*伊是名夏子(コラムニスト )1982年生まれ39歳。沖縄生まれ、沖縄育ち、神奈川県在住。著書「ママは身長100cm(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」。東京新聞・中日新聞、ハフポスト等で連載中。骨の弱い障害「骨形成不全症」で電動車いすを使用。身長100cm、体重20kgとコンパクト。右耳が聞こえない。ハイリスクな妊娠出産を乗り越え、7歳と5歳の子育てを、総勢15人のヘルパーや、ボランティア、ファミリサポート、ママ友、近所の方々に支えを得ながらこなす。早稲田大学卒業、香川大学大学院修了。アメリカ、デンマークに留学。那覇市小学校英語指導員を経て結婚。「障害者は助けてらうのではなく、お互いに助け合う存在」をテーマに全国各地・海外で講演。ファッションショーや舞台でも活躍。映画「咲む(えむ)」(2020年夏公開)リュウコ役。好きなことは、パンダ、体と環境にいいこと、性教育。*モデレーター*矢野拓洋(一般社団法人IFAS共同代表)1988年生まれ32歳。東京生まれ埼玉育ち。東京都立大学都市政策科学域博士後期課程。デンマークの建築設計事務所に勤務していた頃、デンマークの個人と集団の関係に惹かれ、その関係の在り方について研究しながらデンマーク発祥の教育機関であるフォルケホイスコーレを日本に広める活動をしている。また、デンマークのデモクラティックな教育が形成する市民社会と、都市空間や建築空間、それらのデザインプロセスとの関係について研究している。編著書に『タクティカル・アーバニズム: 小さなアクションから都市を大きく変える』がある。