NIPPON ART 2016 vol.8 【THE 高野山-天才仏師運慶のキュートな八大童子-】 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-11-02T10:06:58+09:00 Peatix STYLART スティラート NIPPON ART 2016 vol.8 【THE 高野山-天才仏師運慶のキュートな八大童子-】 tag:peatix.com,2016:event-190436 2016-08-30T19:00:00JST 2016-08-30T19:00:00JST 毎日忙しいビジネスピープルの方々を対象にしたアート講座、NIPPON ART。2020年の東京オリンピックやグローバル化、インターナショナル化が叫ばれる昨今、私たち日本人自身が自国の美術を知ること、理解することはとても重要です。そこでNIPPON ARTは「今改めて、日本美術をじっくり学んでみませんか?」をテーマに、2012年より毎月1回、美術館学芸員など1流の講師陣を招いて表参道で開催されています。参加者はアート初心者の30代〜50代の方が中心で、講師の講義の後にワインとゴハンを食べながら、みなさんで楽しくワイワイアート談義に花を咲かせませんか?7月から第3期がスタートしましたが、7・8・9月のテーマは《THE 高野山》。第2回目の8/30には、高野山霊宝館に眠る高野山の宝物、特に仏像について詳しく見ていきます。現在、高野山霊宝館では、国宝21件、重要文化財143件など、計5万点以上を数える収蔵量を誇っています。明治43年に根津美術館で有名な鉄道王・根津嘉一郎が高野山の宝物保護のための宝物館建設に賛同し、発起人として益田孝(三井財閥)、上野理一(朝日新聞創始者)、高橋是清(のち総理大臣になる)、馬越恭平(日本のビール王)、団琢磨(三井財閥総帥)、村井吉兵衛(たばこ王)など錚々たる面々が奔走したそうです。そんな高野山の秘宝の中でも特に今月注目するのは《国宝 八大童子像》。この8体の仏像を作ったのは、おそらく日本で最も有名な仏師と言える、運慶です。高野山の不動堂(国宝)の本尊である重文「不動明王坐像」とともに奉られたものですが、これ自体は定朝に代表される11世紀の様式の延長にある平安後期の仏像です。不動明王に仕える8人の童子は、鎌倉時代のまさに運慶の円熟期に差し掛かる制作と言われていますが、一体なぜこの八大童子像が運慶作とわかったのか?そこには研究からわかった、驚くべきミステリーがあるのです!今月はこのミステリーの謎解きを中心に、運慶のその力強い造形の魅力とともに、像を造る際の「テキスト」(指示書)ともいえる経典なども作った運慶の、作家としての意図や、像の持つ宗教的な意味も考えていきたいと思います。みなさまのご参加を心よりお待ちしております!【開催概要】NIPPON ART 2016 Vol.8 - ビジネスピープルのためのリベラル・アーツプログラム- <テーマ> 【THE・高野山 - 天才仏師・運慶のキュートな八大童子-】<講 師> サントリー美術館 学芸員 佐々木康之 氏【略歴】1981年山形県生まれ。慶應義塾大学文学部人文社会学科美学美術史学専攻卒業。同大学院文学研究科美学美術史学分野(日本美術史)修士課程修了。同大学院博士課程単位取得退学。現在サントリー美術館学芸員。専門は仏教彫刻史。論文に平等院鳳凰堂彫刻群像の構想ー雲中供養菩薩像へのまなざしー」等。<日 時> 2016年8月30日(火) 19:00〜21:30頃まで       ※軽いお食事&ワイン付き<場 所> 表参道CTW  東京都渋谷区神宮前5丁目12-7        東京メトロ 表参道駅 A1出口 徒歩7分        東京メトロ 明治神宮前駅 4番出口 徒歩4分        JR 原宿駅/表参道口  徒歩7分※表参道ヒルズの向い側 DiorとCHANELの間の道を50m進み、スターバックスの四つ角を左折し、道なり右カーブの右手の一軒家。 1FはレストランLe Man。<参加費> 5,500円/回 ・ 3回一括特典 15,000円 <定 員> 10名前後