【オンライン(Zoom)】『惑星都市理論』(平田周/仙波希望 編、以文社)刊行記念 平田周×仙波希望トークイベント「惑星都市とはなにか?」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T14:13:03+09:00 Peatix 【オンライン(Zoom)】『惑星都市理論』(平田周/仙波希望 編、以文社)刊行記念 平田周×仙波希望トークイベント「惑星都市とはなにか?」 tag:peatix.com,2021:event-1897499 2021-05-29T16:00:00JST 2021-05-29T16:00:00JST こちらのイベントはオンラインイベントです。2020年、この惑星の都市は予期された「祝祭」の場から「封鎖」の空間へと変貌しました。公衆衛生をめぐる様々な問題が喧伝されながら、情報、モノ、そしてウイルスが惑星を、都市を駆け巡りつづけています。では、いまの都市は、行政上の区分で枠づけられるものなのでしょうか。地図上に描かれるような境界によって都市を定義づけることは可能なのでしょうか。つまるところ、現代になお絶えざる変貌をつづける都市をいかに考えればよいのか。この問いをわたしたちは「理論」と読み替え、惑星規模で展開しつつある新たな都市の姿、そして更新される「理論」のありかを、13編の論文、11人の執筆陣をとおして、本書で考えました。では、「惑星都市理論」という一見矛盾した本書のタイトルはいったい何を表すのか。たとえばグローバル化やデジタル社会の到来は均質でフラットな世界をもたらすものだと考えられてきました。けれどもワクチンの確保・輸送一つをとってみても、もしくは情報環境の面からも、ないしはその土地に強いられる労働のありかたからも、この惑星がフラットになったとは考えられません。陸・海・空を問わず、張り巡らされるインフラ網とそれを管理するロジスティクスの拡大は、これまでの都市の境界線をまるで存在しないかのようなものとすることで、より一層巨大な(けれども不均等な)都市を作り上げつつあります。ここにわたしたちが「惑星都市理論」といったタイトルを用いた意図があるのです。今回のトークイベントでは、編者の平田周と仙波希望を中心に、本書執筆陣をゲストとして交えながら、2021年になお考えられるこの「惑星」の「都市」の「理論」について議論してみたいと思います。【日時】5/29(土)16時―17時30分 【参加条件】以下のいずれかをご購入のお客様①イベント参加券1,100円(税込)②書籍『惑星都市理論』付きイベント参加券5,180円(税込)内訳:書籍代4,180円(税込)+参加費500円(税込)+送料500円(税込)【書籍の発送について】書籍入荷後、ご注文日から3営業日以内に発送させていただきます。※店頭併売品につき、発送が遅れる場合がございます。※お申込みいただいたタイミングで、イベントまでに到着しない場合がございます。予めご了承ください。※海外発送は承れません。【アーカイブ配信について】イベント終了後、アーカイブ配信を予定しております。配信準備のため、イベント終了後、すぐに配信はしておりません。準備が出来次第、お申し込みいただいた皆様へご連絡させていただきます。〈オンライン配信参加につきまして〉代官山 蔦屋書店主催のオンライン配信イベントは、Zoomのウェビナーにてライブ配信をいたします。ご覧いただくには、インターネット環境が必要です。※ イベントはPC、スマホ、タブレットからご視聴可能です。※ 「Q&A」機能を使って皆さまからの質問やコメントをお寄せいただくことが可能です。※ 本イベントはライブ配信イベントです。録音録画はご遠慮願います。※ 今回ご利用いただいたメールアドレス、お名前を他に使用することはございませんので、ご安心ください。※ 当日ご来店いただいてもイベントをご観覧いただくことはできません。※ 配信のURLとご案内は、ご予約いただいたチケットサイトを通して順次メールでお送りいたします。(URLの共有は禁止いたします。)※ URLの共有、第三者への譲渡はご遠慮ください。※ ご視聴の通信環境の悪化などにより、配信が途切れた場合の返金はいたしかねます。登壇者平田周 Shu HIRATA1981年生まれ思想史。パリ第8大学博士課程修了。博士(哲学)。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、南山大学外国語学部フランス学科准教授。主な論文に「ニコス・プーランザスとアンリ・ルフェーヴル─1970年代フランスの国家論の回顧と展望」(『社会思想史研究』第37号,2013)、「なぜ空間の生産がいまだに問題なのか」(『現代思想』第45巻18号,青土社,2017)など。共訳にグレゴワール・シャマユー『人間狩り』(明石書店,近刊)など。 仙波希望 Nozomu SEMBA1987年生まれ。都市研究、カルチュラル・スタディーズ。博士(学術)。広島文教大学人間科学部専任講師。主な著書に『忘却の記憶』(共著,月曜社,2018)など。主な論文に「「平和都市」の「原爆スラム」─戦後広島復興期における相生通りの生成と消滅に着目して」(『日本都市社会学会年報』第34号,2016)、「日々の喪失,平和の喧伝─相生通りと動員される「平和都市」」(『現代思想』第44巻15号,青土社,2016)など。