【アーカイブ延長決定!!有料配信は12/31まで】オープン講座「基礎教養シリーズ〜ゼロから聴きたいヒップホップ 〜」講師:大和田 俊之 ゲスト・スピーカー:長谷川 町蔵 、渡辺 志保 、荘子it | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-01-31T00:02:16+09:00 Peatix 美学校 【アーカイブ延長決定!!有料配信は12/31まで】オープン講座「基礎教養シリーズ〜ゼロから聴きたいヒップホップ 〜」講師:大和田 俊之 ゲスト・スピーカー:長谷川 町蔵 、渡辺 志保 、荘子it tag:peatix.com,2021:event-1889313 2021-04-17T00:00:00JST 2021-04-17T00:00:00JST ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー▷多くの方からアーカイブ延長のリクエストを頂戴し、このジャンルのリファレンスとして、常に参照点たりうる網羅性を持った内容となっている事から、急遽本講座の有料再配信を決定いたしました!! この機会に是非ご聴講ください!! 放送時間は4時間12分になります。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー毎回テーマに沿ったジャンルをがっつり掘り下げる『ゼロから聴きたい』シリーズ。今回のテーマは”ヒップホップ”です。「基本的に音楽ファンなのだが、ヒップホップが出てきた時に乗り切れずに、新譜を買う習慣が途切れてしまった」という初心者の方や、「トラップ以降のヒップホップがよく分からない…」という方、あるいは「生まれた時にはすでにヒップホップがあったので、どのような経緯で誕生して広まっていったのか知りたい」といった方などなど、知識レベルは問いません。この機会に改めて勉強しましょう。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◆ ゼロから聴きたいヒップホップ - 講師:大和田俊之より現在、日本でヒップホップは奇妙な位置付けの音楽ジャンルになっているように思います。長谷川町蔵と私が『文化系のためのヒップホップ入門』(アルテスパブリッシング 2011年)を上梓したときに比べても、たとえば『フリースタイルダンジョン』などの人気番組によって、ヒップホップの基本的なフォームやラップのスキルに関する知識は若い人を中心に多くのリスナーに浸透しています。そして何より、日本には一貫して豊かなヒップホップのシーンが存在し、多くのヘッズ(ファン)を魅了し続けてきました。その一方、そうしたシーンと日本のメインストリームの音楽との間には依然として距離があり、ヒップホップという音楽ジャンルに日常的に触れることのない音楽ファンがたくさんいることも事実です。もしかするとその傾向は、(いくつかの例外を除けば)1990年代後半と比べても強まっているかもしれません。対照的に、アメリカの音楽シーンを見ると、2017年にR&B/ヒップホップがロックを追い抜いて最大の音楽ジャンルになったことに象徴されるように、いまやヒップホップこそがメインストリームの音楽となっています。また現在、世界を席巻するK-POPも「ヒップホップの要素が強い」音楽として知られています。これは一体何を意味しているのでしょうか。アイドルグループにラップ担当がいれば、それはヒップホップ的な音楽になるのでしょうか。それとも、そうしたわかりやすい指標とは別に、ヒップホップ特有の音楽性があるのでしょうか。本講座では、一般的な音楽ファンを対象に、あらためてヒップホップという音楽ジャンルの歴史を簡単に振り返りながら、とくに現在のメインストリームの音楽との関係について解説します。ヒップホップの歴史上、ビート/リズム、ラップのスタイル、そして作曲法はどのように変化したのでしょうか。またそれはポピュラー音楽全体にどのような影響を及ぼしたのでしょうか。こうした問いを念頭に置きながら、ゲストの荘子itさんには実演者としてヒップホップという音楽ジャンルの特性とそのポテンシャルについて、また渡辺志保さんには日米のヒップホップシーンの聴き方/見方についてお話を伺います。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◆ 講義内容・ヒップホップの歴史・現在のポピュラー音楽シーンとの関連性・実演者としてヒップホップという音楽ジャンルの特性とそのポテンシャルについて・日米のヒップホップシーンの聴き方/見方ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◆ 開催概要講 師:大和田 俊之ゲスト:長谷川 町蔵    渡辺 志保    荘子it放送時間:4時間12分参加費:一般・・・1,000円    2020年度美学校在校生・・・500円    2021年度美学校在校生・・・500円【アーカイブ視聴に関して】販売期間は2021年12/31までとなります。視聴期限は2022年1/31までとなりますのでご注意ください。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◆ 講師プロフィール大和田 俊之(おおわだ・としゆき)慶應義塾大学教授。2020年-21年ハーバード・イェンチン研究所客員研究員。『アメリカ音楽史』(講談社)で第33回サントリー学芸賞受賞。他に、編著『ポップ・ミュージックを語る10の視点』(アルテスパブリッシング)、長谷川町蔵との共著『文化系のためのヒップホップ入門1、2、3』(アルテスパブリッシング)、磯部涼、吉田雅史との共著『ラップは何を映しているのか』(毎日新聞出版)、細川周平編著『民謡からみた世界音楽』(分担執筆、ミネルヴァ書房)など。長谷川 町蔵(はせがわ・まちぞう)色々やってる文筆家。主な著書に大和田俊之氏との「文化系のためのヒップホップ入門1〜3」、「インナー・シティ・ブルース」「サ・ン・ト・ランド サウンドトラックで観る映画」など。渡辺 志保(わたなべ・しほ)音楽ライター。広島市出身。主にヒップホップ関連の文筆や歌詞対訳などに携わる。これまでにケンドリック・ラマー、A$AP・ロッキー、ニッキー・ミナージュ、ジェイデン・スミスらへのインタヴュー経験も。共著に『ライムスター宇多丸の「ラップ史」入門」(NHK出版)などがある。block.fm「INSIDE OUT」、bayfm「MUSIC GARAGE:ROOM101」などをはじめ、ラジオMCとしても活動中。荘子it (ソーシット)1993年生まれ。2019年3月20日に1st Album『Dos City』で米LAのDeathbomb ArcからデビューしたHip HopクルーDos Monosのリーダーとして、全曲のトラックメイクとラップを担当。プログレやフリージャズ、哲学やサブカルチャーまで奔放なサンプリングテクニックで現代のビートミュージックへ昇華したスタイルが特徴。様々なアーティストへのトラック提供に加え、ドラマや映画の劇伴音楽、文芸誌での執筆や映画評など、越境的に活動している。