【Special Vision#2】 スウェーデンの出生前診断と障害児教育~英国との比較もまじえて (見逃し配信)

Description

【本チケットは、4月10日に収録したイベントの見逃し配信用で、6月30日に販売終了します。
4月中旬より、お申込みご確認後に随時配信いたします。】
イベント当日のチケットを購入された方は、こちらのお申し込みは必要ありません。まもなく資料提供と見逃し配信のご案内をお送りします。

スウェーデンの出生前診断と障害児教育~英国との比較もまじえて
~ 情報提供が始まる!出生前診断の転機に考えておきたいことは?~

日本では、出生前診断は「医師が情報提供をする必要はない」と専門家たちの間で考えられてきました。

理由は母体血清マーカー検査という出生前検査について国が1999年に発出した見解にそう書かれたためで、その理由は「妊婦が充分な認識を持たずに受ける傾向があるから」「妊婦が誤解したり不安感じたりするから」「胎児の疾患のマススクリーニング検査として行われる検査として行われる懸念があるから」とされました。

それが22年を経た今、大きな転換期を迎えました。国は、今後はさまざまなステークホルダーと共にすべての妊婦に正しい情報を提供し、妊婦本人の意思決定や検査前後の葛藤を支える体制を整えようとしています。

この変わり目に、もう長い間、すべての妊婦への情報提供をおこない、希望すれば出生前診断が受けやすい体制を整備してきた国はどんなやり方をとり、どんな支援や議論をおこなってきたのか知ることはとても有意義なことでしょう。

また、その体制の中でも障害があることを受容され、生まれて来る子どもたちにはどんな福祉が準備されているのでしょう。

メイン・ゲストにお迎えするのはスウェーデンの暮らしや考え方を日本のメディアにも寄稿しているストックホルム在住のサリネンれい子さん。ご専門は知的障害のある子どもたちの教育です。

スぺシャル・ゲストにはNPO法人親子の未来を支える会理事長で産婦人科医の林伸彦先生もお迎えし、林先生が留学していた英国との比較も試みます。

司会は国の検討委員会メンバーでもある河合がジャーナリスト個人の立場よりつとめ、冒頭で簡単に日本の状況をお伝えします。

※出生前検査の情報を妊婦全員に提供することについては、まだ定まっていないのでご了承ください。イベント当日の情報は開催時点での最新情報に基づきます。

スケジュール
14:00~14:10 ごあいさつ及び日本の現状の簡単なご説明

14:10~15:00 サリネンれい子氏(教員/スウェーデン在住)
「スウェーデンの出生前診断と障害児教育」

15:00~15:20 林 伸彦 先生(産婦人科医/NPO法人親子の未来を支える会理事長/一般社団法人FMF Japan 代表 )
英国の出生前診断についてお話しいただきます。

15:20~15:50 会場との対話

講演時間には、演者のご紹介を兼ねたミニ・インタビュー、演者同士の対話を含みます。
16:00閉会

*当日は、ZOOMを使っての配信となり、13:45より開場します。見逃し配信は、4月中に公開予定。

Special Visionとは  


Special Visionは、34年間妊娠・出産にこだわってきた出産ジャーナリストの河合蘭が、
同じく、産み育てやすい社会を目指し活動してきた光畑由佳とのパートナーシップのもと、
これまで取材してきた出産・不妊・子育て関連の専門家をゲストにお迎えする
ウェブセミナー形式のオンラインコンテンツです。

少子化が加速する日本ですが、
日本の周産期医療や生殖医療、母子保健の世界には、
ぜひお会いいただきたいユニークな提言を持つ専門家がたくさんいらっしゃいます。
そして、その方の「声」で、その方のまなざしと共に聴いてほしい言葉もあります。

ご登場いただくのは、旬のニュースを語って頂ける現在取材中の方から、長いおつきあいの方まで。
その方の感性と学び、そして経験からしか生まれないかけがえのないビジョンを、
リアルタイムならではの鮮度でシェアし、交流するプロジェクトです。



第2回ゲスト


サリネンれい子 氏

スウェーデンの基礎特別支援学校教員。スウェーデンと日本の教員免許有、教員歴18年。ウプサラ大学教育科学部特別支援教育専攻修士課程・ストックホルム大学特別教育専門員養成コース在籍、オールアバウトスウェーデンガイド、海外書き人クラブ会員。
1975年岐阜県生まれ。岐阜大学教育学部障害児教育学科卒業後、県内の小学校、養護学校、聾学校で約3年働いた後、オルタナティブな教育とシュタイナー教育に興味を持ち、渡瑞。
2001年よりスウェーデン在住。就学前学校(日本の保育園・幼稚園にあたる)で幼稚園教諭として約3年勤務したのち、ストックホルム郊外の基礎特別支援学校で重度知的障害の児童生徒を11年間教える。小学部から高校まで、自閉症や肢体不自由などの重複障害の児童生徒に多くかかわり、ヘッドティーチャーも兼任。
現在は、軽度の知的障害の児童生徒が通う基礎特別支援学校で教科学習を中心に教える。 人は誰でも学び成長できる、誰にでも学ぶ権利があり、学ぶことができると信じ、知的障害の子どもたちの教育に関わる日々の中で見てきた北欧スウェーデンの福祉社会。多職種が連携して成り立つ充実した社会福祉サービスと共に、自身が体験した不妊治療や保護者との関わり、出生前診断の在り方などから、命とはと問い続けてきた20年。
障害の重さに関わらず、言語とコミュニケーションの発達の重要性を感じ、AAC(Augumentative and Alternative Communication:拡大代替コミュニケーション)のスウェーデン協会の活動にも関わる。
教員として働く傍ら、ウプサラ大学教育科学部の特別支援教育の修士課程、ストックホルム大学の特別教育専門員の養成コースに在籍し、研究にも身を置く。また、オールアバウトのスウェーデンガイドやSNSなどを通して、スウェーデンの観光や教育福祉の情報を伝えている。
家族は、スウェーデン人パートナーとフレンチブルドックのヨッシー。


林 伸彦 氏

東京大学で分子生物学・発生学を学んだ後、千葉大学医学部へ編入、産婦人科医になる。
生まれる前に治療しうる病気がある一方で、胎児診断(出生前診断)を進めると、それ自体が病気や障がいを排除しうるという矛盾にぶつかる。
国内では出生前診断自体の是非が問われているが、問題の本質は、障がいや子育て全般への社会的理解・サポートが充実していないことではないかと考えるようになる。 そして、胎児健診・胎児治療・障がい児のインクルーシブ教育が普及している英国にて、福祉制度を学びつつ胎児医療研修をおこなった。
出生前診断の意義や胎児医療の倫理観の浸透、障がい・障がい者への関わり方成熟のためには、多面的かつ組織的に働きかける必要があると考え、NPO法人親子の未来を支える会を設立。病気や障がいをキーワードに繋がるオンラインマッチングサービス「ゆりかご」、ワンストップ胎児相談窓口「胎児ホットライン」を運営している。
胎児医療のインフラ整備のため、FMF Japanを設立。医療者向け無料e-learningコースの公開や、胎児診療ライセンスの発行・監査などを行なっている。



プロデュース

河合 蘭 (出産ジャーナリスト)

1959年東京世田谷区の生まれ。1986年より出産、不妊治療、新生児医療を追い続けてきた出産専門のフリージャーナリスト。
3人の子どもを育てつつ、女性の立場から、現代人が親になるときのさまざまな問題について書いてきた。東洋経済オンライン(東洋経済新報社)で「ニッポンにのお産は安心・安全なのか」、現代ビジネス-FRaU(講談社)で「出生前診断と母たち」を連載するほか、朝日新聞アピタル(朝日新聞社)等さまざまな媒体に寄稿。
『出生前診断-出産ジャーナリストが見つめた現状と未来』(朝日新書)で、2016年科学ジャーナリスト賞を受賞。日本における出生前診断の歩みをたどり、妊婦が当事者として扱われてこなかったことに疑問を投げかけた。
著書はほかに『卵子老化の真実』(文春新書)、『未妊-「産む」と決められない』(NHK出版)、『安全なお産、安心なお産-「つながり」で築く、壊れない医療』(岩波書店)等。
国立大学法人東京医科歯科大学非常勤講師、日本赤十字社助産師学校非常勤講師、NPO法人日本助産評価機構評価委員、日本赤十字社医療センターBFH(赤ちゃんにやさしい病院)推進委員会外部委員、厚生労働省 NIPT等の出生前検査に関する専門委員会構成員

Webサイト  http://www.kawairan.com/



光畑 由佳 (モーハウス/NPO法人子連れスタイル推進協会代表)

倉敷市出身。美術企画、建築関係の編集者を経て、1997年の2人目の出産後、電車の中での授乳体験を機に、「産後の新しいライフスタイル」を提案するため授乳服の製作を開始、産後女性のエンパワメントを目指し、「モーハウス」の活動を始める。
自社で実践する「子連れ出勤」は古くて新しいワークスタイルとして国内外から注目され、内閣府女性のチャレンジ賞、お茶の水女子大学賞など受賞歴多数。著書に『働くママが日本を救う!子連れ出勤という就業スタイル』。女性、企業、学生などに向けての講演も行っており、「子連れ出勤」は東京・青山(現在日本橋に移転)やつくば市の直営ショップでも実践中。看護実習や海外からの研修生も受け入れており、2014年、2016年の「APEC女性と経済フォーラム」では日本代表としてスピーカーを務めた。
筑波大学大学院非常勤講師。政府関係や行政の有識者会議委員歴任。子育てと社会を結びつけ、多様な生き方や育て方、働き方を提案する「子連れスタイル推進協会」の代表も務め、現在は東京大学大学院等複数の大学で子連れ出勤の社会的意義に関する研究を行っている。


Powered by モーハウス
https://mo-house.net/


Special Visionは月一回のペースで妊娠・出産・育児関連の企画を継続的におこなっており、こちらで情報をお知らせしています。
Special Vision facebook ページ

5月は、16日(日)母乳と母親の心をテーマに開催します(見逃し配信あり)。
【Special Vision#3】 母乳のすすめは産後うつの原因?~母乳育児を「心」からみつめる

3月、東日本大震災後の10年をテーマにに開催した#1の見逃し配信はこちらから。※4月30日までの販売
【Special Vision#1】 3.11から10年ー今も、親子の心を見つめて (見逃し配信)

あわせてご視聴ください。
Updates
  • イベント詳細情報を更新しました。 Diff#979232 2021-04-14 11:32:16
Wed Jun 30, 2021
11:00 AM - 2:00 PM JST
Add to Calendar
Venue
Online event
Tickets
参加費 ¥1,300

Combini / ATM payment will be closed at the end of Jun 29, 2021.

Organizer
Special Vision
339 Followers

[PR] Recommended information