クリエイター向け法律勉強会 第6回「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-05-07T13:15:37+09:00 Peatix 河野 冬樹 クリエイター向け法律勉強会 第6回「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」 tag:peatix.com,2021:event-1885127 2021-04-29T14:00:00JST 2021-04-29T14:00:00JST 弁護士の河野冬樹と申します。先日から、クリエイターの方向けに、月額5000円で、著作権侵害や報酬の未払いに対する請求を着手金無料で行える、個人向け顧問弁護士サービスの提供を開始して、クリエイターの皆様の様々なご相談を聞かせていただいております。契約されている方とお話ししていると、皆さまがおっしゃるのが、「著作権や法律ってよくわからない」「でも、本当は自分でも知っておかないと困るんだろうと思う」ということでした。実際、クリエイターの方の場合、自分が創作活動を行う際には、他人の権利を侵害することのないようにしておかなければ、相手から訴えられるなど様々なトラブルが起こりかねません。またもちろん、自分にどんな権利があるのかわからなければ、無断転載などの問題にも対処できません。今までも、何度か顧問契約させていただいている方から仲間内の勉強会には何度かお呼びいただいていたのですが、このような声を受けまして、一般の方にも開放したうえで、今後毎回テーマを決めたうえで、クリエイターの方向けに定期的に勉強会を開催していきたいと思います。そして、第6回のテーマは、「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」について扱いたいと思います。先日、経産省から、「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」が公表されました(https://www.meti.go.jp/press/2020/03/20210326005/20210326005-1.pdf)。ここでは、・著作権譲渡について、フリーランスの側が拒んでいるのに今後の取引をおこな行わないことを示唆してし譲渡を余儀なくさせること・報酬の支払いを一方的に遅らせたり、減額したりすること・正当な理由がないのに、やり直しをさせること・一方的な発注の取消しなど、クリエイターの方であれば経験したことがあるような事業者の行為について、下請法や独占禁止法に抵触する可能性があることが記載されています。このことについてTwitterで紹介させていただいたところ、非常に皆さんからのご反響が大きかったのですが、一方で、「ガイドラインに書いてあるとしても、どう使えばいいかわからない」「自分の受けたケースがこれに該当するのかわからない」などといったお声を多くいただきました。そこで、今回は、このガイドラインを題材にして、実際に交渉するときにどういった使い方をすればいいのか、また、ここに記載されているような行為がされた場合にはどのようにすればよいのかについて、下記要領にて開催させていただきます。最後になりますが、この勉強会は、一方通行ではなく、皆様からの疑問や質問にお答えしながら進めていきたいと思っております。とうじつ、なるべく多くの皆様の参加をお待ちしております。【開催要領】日時    4月29日(祝)14時~16時開催方法  Zoomミーティングにて開催(事前に、Zoomの無償アカウントをご用意ください。こちらで参加者の方に、ご招待をお送りいたします)参加費   2000円(顧問契約されている方は無料)内容(当日の状況に応じて、変更する場合がございます)・ガイドラインの対象の「フリーランス」ってどういう立場?・下請法の適用がある場合とない場合・下請法の適用がないとあきらめるしかない?・著作権譲渡って応じないといけないの?・契約の後にやっぱりお金払えないと言われたら?・仕事の出来が悪いと言われた、やり直ししないといけない?・ガイドラインに反した要求をされたらどうする? ※前回ご要望が多かったため、後日の動画配信を実施することにいたしました。後ほど動画をアップロードの上、アドレスをご連絡させていただきます。当日ご参加される方にも後日連絡はお送りさせていただきますが、参加人数把握の都合上、当日参加されずに動画配信のみご希望される方は、動画配信による視聴のチケットをご購入いただけますと幸いです。