Xデザイン学校公開講座:デザイン文化はどうやってつくろうか?詩は1人で書ける。でも文化はみんなでつくらないとできない。(オンライン) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T14:06:51+09:00 Peatix Xデザイン研究所 Xデザイン学校公開講座:デザイン文化はどうやってつくろうか?詩は1人で書ける。でも文化はみんなでつくらないとできない。(オンライン) tag:peatix.com,2021:event-1882517 2021-05-14T18:30:00JST 2021-05-14T18:30:00JST ■要旨:「(企業の)組織文化をどう作ろうか」という話がよく出ます。あるいは「Do it yourself文化を作っていこう!」と特定領域の普及を図る掛け声も出やすいです。だが「日本文化を作っていこう」というよりも「日本文化を守っていこう」の方がよく耳にする表現でしょう。こういう点から「文化なんかつくれるのか?」と思う人が少なくないです。限定された人数や領域であれば、文化を作れるだろうと思えます。しかしメンバーがあまりに多く、そのタイプもまるっきりバラバラだと文化は意図的につくる対象ではないと考える傾向にあります。つまりサイズの大きなところにある文化は結果としてあるものだ、とみるわけです。さてデザイン文化はどうでしょうか?専門家としてのデザイナーがもつ文化ならば、比較的語りやすいです。例えば、組織内のクリエイティブ部門ならなんとかなる、と思うかもしれません。しかし、ここで私たちが意図しているのは専門家のデザイン文化ではなく、非デザイナー、つまり一般の人たちがクリエイティブであるのが自然状態である文化です。この後者のデザイン文化について、半年以上、定期的に下記メンバーによりオンライン研究会で議論してきました。まず、Ezio Manziniの”Design, When Everybody Designs” を読み通しました。このデザイン文化というテーマは、まだ世界でも確立された論というものがありません。マンズィーニ自身、そう語っています。ですから私たちもかなり右往左往しながら挑戦をしています。そこで、この途中経過を外部の皆さんにご報告し、皆さんのご意見も伺いたいーとの気持ちが高まってきた時分です。ぜひ、お話しましょう! ■ ⽇時:5⽉ 14⽇(金)18:30-21:00(開場 18:20)オンライン■ 主催:X デザイン学校、X デザイン研究所■ 協力:⽇本デザイン学会 PD 部会、HCD-Net(予定)■ 参加費:⼀般 1000 円(Xデザイン学校 2021年度受講⽣は無料)■プログラム18:30-19:00「イタリアにおけるテリトーリオからデザイン文化を探る」      安西 洋之(モバイルクルーズ代表)19:00-19:20「デザイン文化の担い手はコミュニティか?エコシステムか?」      本條 晴一郎(静岡大学准教授)19:20-19:40「デザイン文化と自由:機能性、審美性、倫理性」      ⼭縣 正幸(近畿⼤学教授)19:50-20:10「知識創造から考えるデザイン文化」      澤谷由里子(NUCB Business School教授/Design for All(株) CEO)20:10-20:30「デザイン文化とデザイン」      ⼭﨑 和彦(X デザイン研究所/武蔵野美術⼤学教授)20:30-21:00 ディスカッション      登壇者と参加者*テリトーリオ:イタリア語で地域を意味し、行政区分よりも環境などの要因を配慮した歴史・文化・アイデンティティを含んだ概念で1980年代以降に普及しはじめた。===================●登壇者プロフィール:安西 洋之(モバイルクルーズ(株)代表)モバイルクルーズ株式会社代表取締役/De-Tales ltdデイレクター。ミラノと東京を拠点にビジネスプランナーとして活動。異文化理解とデザインを連携させたローカリゼーションマップを主宰。2017年より「意味のイノベーション」のエヴァンジェリスト的活動を行い、現在、その一環として、経営誌に「21世紀のラグジュアリー論 イノベーションの新しい地平」を連載しながら、新しいラグジュアリーの意味を探っている。著書に、『メイド・イン・イタリーはなぜ強いのか』(晶文社)、『世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?』、『イタリアで、福島は。』(以上、クロスメディア・パブリッシング)、『ヨーロッパの目、日本の目』(日本評論社)。共著に、『デザインの次に来るもの』(クロスメディア・パブリッシング)、『「マルちゃん」はなぜメキシコの国民食になったのか?』(日経BP 社)。訳書に、マンズィーニ『日々の政治』(BNN)。監修に、ベルガンティ『突破するデザイン』(日経BP 社)。●登壇者プロフィール:本條 晴一郎(静岡大学准教授)静岡大学学術院工学領域事業開発マネジメント(MOT)系列准教授。東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻および法政大学大学院経営学研究科経営学専攻修了。博士(学術)および博士(経営学)。学術振興会特別研究員、東京大学東洋文化研究所特任研究員、NTTドコモモバイル社会研究所副主任研究員等を経て2017年より現職。複雑系科学、脱植民地化の研究を経て、現在は経営学の分野で、主としてユーザーイノベーションおよびデジタルマーケティングの研究に携わる。著書・論文に『1からのデジタル・マーケティング』(共著,碩学舎,2019年)、『災害に強い情報社会』(共著,NTT出版,2013年)、『紛争解決暴力と非暴力』(共著,ミネルヴァ書房,2010年)、「自然言語処理技術を用いたクラウドソーシングアイデアの有望性予測」(共著,2021年)、「リードユーザーとしての消費者の特徴に関するサーベイによる実証研究」(2020年)、「多様性のマネジメント―無印良品のクラウドソーシング」(共著,2011年)、「ハラスメントの理論」(2009年)など。●登壇者プロフィール:⼭縣 正幸(近畿⼤学教授)1976 年⽣まれ。関⻄学院⼤学⼤学院商学研究科博⼠課程後期課程単位取得退学。博⼠(商学)。専⾨は経営学史、とりわけドイツ語圏における経営学理論の展開と現代的意義の探究。最近は、サービスデザインや意味のイノベーションについて、経営学的な位置づけを試みている。2017 年から価値創造デザインプロジェクトの名称で、学⽣とともにサービスデザインや意味のイノベーションの考え⽅を活かしたプロジェクト型学修、協同的実践を展開中。もともとの関⼼領域は、⽇本の古典⽂芸(特に和歌と能)の美学的な考察。主著に『企業発展の経営学』(千倉書房、2007年)、最近の共著として『DX時代のサービスデザイン』(廣田章光・布施匡章編、2021年、第10章「サービスデザインの組織導入」丸善出版)、」最近の論考として「方法としての経営学史」「価値循環デザインと感性的眺望」“Value Circulation and Entrepreneurship : Proposing The Concepts for The Design of Service Ecosystem”など。●登壇者プロフィール:澤谷由里子(NUCB Business School教授/Design for All(株) CEO)東京工業大学大学院総合理工学研究科システム科学専攻修了。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。(株)日本IBM入社。情報技術の研究開発、IBM東京基礎研究所にてサービス研究に従事。科学技術振興機構サービス科学プログラム(S3FIRE)フェロー、早稲田大学教授などを経て、2018年4月より名古屋商科大学ビジネススクール教授(現職)。経済産業省産業構造審議会商務流通情報分科会「情報経済小委員会」委員「サービス産業の高付加価値化に関する研究会」座長代理「攻めのIT投資評価指標策定委員会」委員等。早稲田大学ビジネススクール非常勤講師、早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構客員上級研究員、INFORMS Service Scienceおよび情報処理学会の編集委員を兼務など多数。●登壇者プロフィール:山﨑 和彦(X デザイン研究所/武蔵野美術⼤学教授)京都工芸繊維大学卒業後、クリナップを経て、日本IBM にてデザイナーとして製品、ソフトウェアからサービスまで多様なデザインとコンサルティングを担当、日本IBM ユーザーエクスペリエンスデザインセンター長(技術理事)、千葉工業大学デザイン科学科/知能メディア工学科教授などを経て、2019年4月武蔵野美術大学教授。神戸芸術工科大学博士(芸術工学)号授与、東京大学大学院博士課程満期退学。米国IBM社 Academy of Technologyメンバー、グッドデザイン賞選定委員、日本デザイン学会理事、経産省デザイン思考活用推進委員会座長など歴任。主な著書は「Experience Vision」、「IBM の思考とデザイン」など著書多数。作品はiF賞、IDEA賞など国際的なデザイン賞受賞多数。 Updates tag:peatix.com,2021-04-09 11:31:10 2021-04-09 11:31:10 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#974967 Updates tag:peatix.com,2021-04-09 11:18:04 2021-04-09 11:18:04 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#974947