【野沢正光の私塾・ポストコロナ社会における新しい郊外論】 第1回:園路によるコミュニティのつくり方 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T14:02:18+09:00 Peatix WirelessWire News 【野沢正光の私塾・ポストコロナ社会における新しい郊外論】 第1回:園路によるコミュニティのつくり方 tag:peatix.com,2021:event-1871754 2021-04-23T19:00:00JST 2021-04-23T19:00:00JST 新しいコミュニティや地域のありかた、そして郊外が持つ力を捉え直すオンライン私塾「ポストコロナ社会における新しい郊外論」がスタートします。講師は建築家の野沢正光氏。野沢氏が設計を手掛けたソーラータウン府中は、2020年にグッドデザイン賞金賞を受賞しました。この私塾は、今後6~7回にわたってお届けする予定です。今回ご案内するのはその第1回目。テーマは「園路によるコミュニティのつくり方」です。第2回目(7月を予定)以降についてのオリエンテーション、野沢氏からの推薦図書についての解説もございますので、是非ご参加ください。2回目以降につきまして、より魅力的な内容に設計変更しましたので、お伝えいたします。2回目以降は、野沢氏が毎回ゲストを招き、実際に郊外を訪問し、その場所から、郊外の魅力や課題を再確認、今後郊外をどのように設計していくべきかを解説します。訪問地は、府中、八王子、谷中などの都内だけではなく、関西地区に至るまでを現在調整中です。決定次第ご連絡をいたします。さらに、第2回目以降は、ウェビナー終了後に2週間程度、参加者の皆さんと野沢氏、ゲストとFacebookグループを開設し、そこでディスカッションが出来るオンライン交流会を皆さんに提供いたします。ウェビナー当日にも野沢氏に質問は可能ですが、このオンライン交流会でも意見交換、質問を投げかけることが可能です。当然、参加者同士の交流を深めることもできますので、皆さんの知見は深まることでしょう。お申込みいただいた方が当日お時間に都合がつかなくなった場合には、動画アーカイブでオンデマンド視聴を提供いたしますので、ご安心してお申込みください。私塾開校に向けて、講師の野沢氏による皆さんへのお誘いの言葉を紹介します。 「ポストコロナ社会における新しい郊外論」開校にあたり 「コロナ禍という言葉が使われるようになって1年が過ぎ、マスクをつけることが当たり前の生活はまだしばらく続きそうである。テレワーク化が進み、郊外に移り住む人が増え、郊外が注目されるようになっている。私自身は東京の西に位置する国分寺で育ち、現在は神奈川の相模原に住んでいる。今となっては国分寺のさらに周縁部まで郊外と呼ばれるエリアが拡がるが、戦後郊外が開発されスプロールしていく姿をこの目で見てきた。空き家が増え続け人口が減っていく現在でもなお、小割にした土地にディベロッパーやパワービルダー、ハウスメーカーが庭の無い小さな家を建て続けている。郊外の家と言えば庭があることが前提であったが、家の周囲に砂利が敷かれた50センチの隙間がやっとあるだけの住宅地が量産される。元々、田園や里山で豊かであった郊外の風景がなくなり、見るに堪えない風景に変わっていってしまう。なんとかして、郊外を人々が豊かに暮らす場所として再編していくことはできないだろうか。そのような思いが、このセミナーの出発点にはある。郊外について論じるといっても、その内容は多岐にわたる。都市計画や各種法令、景観、コミュニティ、まちづくり、働き方、多文化共生、地域の歴史や文化、ローンや相続に関するお金のこと、インフラ、エネルギーなど、どれも重要なテーマだ。そして、それぞれに専門家がいる。やはり郊外について論じるには、領域を横断し多様な視点を持つという姿勢が求められるのだろう。コロナ禍で郊外に生活の拠点を移そうと考える人が増えた背景には、日々の生活の豊かさや持続可能な生活に対する関心の高まりがあるのではないだろうか。多くの人が気付いているように、それは企業が利潤を追求し消費をひたすら繰り返していく資本主義社会の先に手に入れられるものではないだろう。私は、郊外において「経営」という視点が重要であるという仮説を持っている。お金を稼ぐことを第一に考える経営ではなく、生活者や生活者を支える企業や組織が継続可能な営みに参加していくという姿勢である。そして、そこには建設業界でいえば、たとえ経済規模は大きくないとしても工務店のような地域に寄り添う存在が欠かせないと考えている。このセミナーは、郊外で暮らしているかた、これから暮らそうと考えている方、郊外で地域に根差したビジネスをしている方、そして工務店のような今後の郊外の生活を支えていくような仕事に携わっている方に是非聞いていただきたい。私の専門をあえて挙げれば、それは建築の設計、もう少し広くとらえると建設業界ということになるが、もちろん専門を異にする方も特に専門分野がないという方も大歓迎である。第1回目は、「ポストコロナ社会における新しい郊外論」を始めるきっかけとして、私が設計に携わった「ソーラータウン府中」を取り上げたい。施工した工務店とともに応募し、昨年の10月にグッドデザイン賞の金賞を受賞した。受賞にはコロナ禍という社会状況も寄与したかもしれないし、目先の新しさよりも本質的な豊かさや持続可能性を求めるような社会の機運の高まりもあったのではないか。テーマは「園路によるコミュニティのつくり方」である。一軒一軒が塀に囲まれた住宅地ではなく、それぞれの住戸が敷地を供出し、街区の中央に園路と呼ばれる共有地=コモンを設けている。コミュニティの核となるコモンはいわば各戸の負担によって成り立つのであるが、それこそが豊かさ=利益につながっているのではないかと竣工後の使われ方を見て改めて感じた。詳しくは写真や図を用いてお話ししたい」。 第2回以降はゲストを交えてのディスカッションでお届けします。 第2回目以降のテーマは下記を検討しております。決定次第、ご案内するようにいたします。第2回以降のテーマ案(予定)「郊外における工務店のこれからの役割」「ポストコロナ社会における郊外の役割とは」「ポストコロナの郊外におけるコモンやコミュニティのあり方とは」「新しい郊外は計画できるのか、それとも計画は難しいのか」「郊外を使いこなす、住みこなす」「郊外を経営するためのアイデア」「住宅地を経営・運営するためのアイデア」「住宅政策と郊外」 【ポストコロナ社会における新しい郊外論 第1回:園路によるコミュニティのつくりかた】 開催概要 日 程:2021年4月23日(金曜日)19:00〜(2時間程度を予定)会 場:Zoomミーティングを利用したオンラインイベントです。   お申込みいただいた方には、前日までに参加URLをメールにてお送りいたします。参加料金:1,000円(税込)。チケットの購入期限は当日4月23日の19:00までとさせていただきます。(第2回以降は日時、内容等決定後にご案内いたしますので、そちらの案内から改めてお申込みください。)主 催:WirelessWire News編集部(スタイル株式会社)《講師プロフィール》野沢正光1944年東京生まれ。1969年東京藝術大学美術学部建築科卒業。1970年大高建築設計事務所入所。1974年野沢正光建築工房設立。現在、横浜国立大学建築学科非常勤講師など。主な作品として「熊本県和水町立三加和小中学校」「愛農学園農業高等学校本館」「立川市庁舎」「いわむらかずお絵本の丘美術館」など。著書に「環境と共生する建築」「地球と生きる家」「パッシブハウスはゼロエネルギー住宅」「住宅は骨と皮とマシンからできている」など。<第1回講演にて紹介される予定の書籍一覧> Updates tag:peatix.com,2021-04-21 00:52:01 2021-04-21 00:52:01 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#985070 Updates tag:peatix.com,2021-04-09 07:10:34 2021-04-09 07:10:34 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#974704 Updates tag:peatix.com,2021-04-06 06:07:44 2021-04-06 06:07:44 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#971665 Updates tag:peatix.com,2021-04-06 06:07:12 2021-04-06 06:07:12 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#971662 Updates tag:peatix.com,2021-04-01 02:16:29 2021-04-01 02:16:29 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#967773