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市民公開講座「AIと未来社会」

Description
市民公開講座「AIと未来社会」
オンライン開催(参加登録いただいた方に、オンライン会議のリンクを送付差し上げます)
主催 第29回人工知能国際会議現地実行委員会;日本学術会議;京都大学伊藤孝行研究室
日程 3月25日 13:00-16:00
参加費 無料 このページの「チケットを申し込む」から申し込んでください


・講演1
「AIによる未来の社会システム」
講師
伊藤孝行
京都大学大学院 情報学研究科
IJCAI-PRICAI2020 現地実行委員長

アブストラクト:
既存の人類の社会システムは、AIやインターネットがない時代に実現されたものが多い。AIやインターネットを効果的に利用することにより、より良い社会システムを実現することで、人類のコレクティブインテリジェンスを促進することが重要課題である。本講演ではその中の研究テーマの一つとして、インターネット上で群衆の合意を形成するシステムについて紹介する。TwitterやFacebookなどのSNSによって、インターネットで何万人、何百万人という人たちの意見を収集できるようになっている。これらの意見をうまくまとめて、何百万人という人たちの合意を形成できる可能性がある。大規模な合意を形成できれば、これまでには不可能だった、大規模な人数による意思決定が可能になる。しかし、規模が非常に大きいことから、人間の手で行うのは困難である。そこで本研究では、エージェントという人工知能プログラムを用いて、大規模な人数の人たちの意見を効率的に収集し、合意を形成するシステムを創成する。本研究により、従来では不可能だった、極めて大規模な人数(例えば10000名以上)で、ネット上で議論し、効率的に合意を形成することが可能になる。これにより、時間と場所と労力によって、大規模な人数の議論を繰り返さなくても、効率的に合意を得る、もしくは、合意できる案をみんなで探すことができるようになる。この効果により、例えば、非生産的な意味のない会議を激減することができ、対面方式の会議では、本来的な生産的な議論にのみ集中することもできる。本講演では、名古屋市との共同社会実験、およびアフガニスタンでの社会実験など最新の成果を紹介する。

略歴:
京都大学情報学研究科教授.平成12年名古屋工業大学大学院工学研究科博士後期課程修了.博士(工学).平成11年日本学術振興会特別研究員.平成12年USC/ISI客員研究員.平成13年北陸先端科学技術大学院大学知識科学教育研究センター助教授.平成15年名古屋工業大学大学院情報工学専攻助教授.平成17年ハーバード大学及びMIT客員研究員.平成18年より名古屋工業大学大学院産業戦略工学専攻准教授.平成20年MIT客員研究員.平成21年JSTさきがけ大挑戦型研究員.平成26年名古屋工業大学大学院産業戦略工学専攻/情報工学教育類 教授.令和2年より現職.2011年内閣府最先端・次世代研究開発プロジェクト代表研究者.2015年および2020年JST CREST研究代表者.2016年人工知能学会業績賞.2014年ITSシンポジウム2014最優秀論文賞.2014年日本ソフトウェア科学会基礎研究賞.2014年日本学術振興会賞受賞.2013年文部科学大臣表彰科学技術賞受賞.2007年文部科学大臣表彰若手科学者賞受賞.情報処理学会長尾真記念特別賞受賞.2006年AAMAS2006最優秀論文賞受賞.2005年日本ソフトウェア科学会論文賞受賞.平成16年度IPA未踏ソフトウェア創造事業スーパークリエータ認定.AAMAS2013プログラム委員長.IJCAI-PRICAI2020現地実行委員長.マルチエージェントシステム国際財団(IFAAMAS)理事.


・講演2
「知的合意技術」
Intelligent Agreement Technologies

講師(翻訳付きビデオ映像)
Reyhan Aydoğan
Department of Computer Science, Özyeğin University, Istanbul, Turkey
Interactive Intelligence Group, Delft University of Technology, The Netherlands
IJCAI-PRICAI2020におけるANAC競技会運営委員

Abstract:
In the past few decades, there has been a growing interest in automated negotiation, where software agents facilitate negotiation on behalf of their users and try to reach joint agreements. It has been studied extensively in e-commerce settings, but it can also be addressed more generally as a paradigm for solving coordination and cooperation problems e.g., for task allocation. In this speech, I will talk about the agreement technologies briefly and the challenges addressed by the International Automated Negotiating Agents Competition (ANAC).

Dr. Reyhan Aydoğan is an assistant professor in the Department of Computer Science at Özyeğin University and a guest researcher in the Interactive Intelligence Group at TU Delft. She received her Ph.D. degree in 2011 in Computer Engineering from Boğaziçi University, Istanbul, Turkey, and after which she joined the Interactive Intelligence Group at Delft University of Technology as a postdoctoral researcher. As a guest researcher, she visited the Center of Collective Intelligence at MIT in 2013; the Intelligence Systems Group at the Norwegian University of Science and Technology in 2015, and the Nagoya Institute of Technology in 2017. She is co-organizer of the International Automated Negotiating Agent Competition since 2014 and co-organizer of several workshops among which ACAN and COREDEMA. She is serving as a program committee member in reputable AI conferences such as AAAI, AAMAS, IJCAI, PRIMA, and ECAI. Her research focuses on the modeling, development, and analysis of intelligent agents that integrate different aspects of intelligence such as reasoning, decision making, and learning. She is well-known for her research on qualitative preference modeling, automated negotiating agents, and negotiation protocols. Besides autonomous agents, she also designs and develops decision support systems in particular negotiation support systems. Her aim is to support human decision-makers in complex and dynamic environments, which also requires the design of effective human-agent interaction (e.g. preference elicitation). Her career project is about human-robot negotiation.


・講演3
「AIによる成長産業の飛躍的発展にむけて」

講師 
松尾徳朗
産業技術大学院大学 教授
IJCAI-PRICAI2020 現地実行委員

アブストラクト:
インダストリー4.0に深く関わっているIT技術を見るまでもなく、物理世界とサイバー世界の隔たりは、AIやIoTの基盤技術とビッグデータの解析技術の発展により、次第に埋まってきている。本講演の前半では、サイバーフィジカル環境に基づいたコンベンションについて紹介する。従来のコンベンションは、現実の世界における討論が主流であるが、オンライン討論と現実の討論を融合することにより、参加者にとってこれまでにない格段に高い効用が得られることが明らかとなった。後半では、コンベンションにおいてセンサー技術を活用した来場者支援を紹介する。来場者の行動や振る舞いに関するデータを得ることにより、コンベンション主催者はリアルタイムにマーケティングが可能となる。また、コンベンション施設に設置されたサイネージに、来場者ごとにパーソナライズドされた情報を表示することにより、来場者に対する気の利いたサービスを提供することができる。以上に関連して、本講演の最後に、今後、成長産業を加速的に発展させることができるAIやIoT技術活用のいくつかのヒントを提示する。


略歴:
名古屋工業大学大学院工学研究科修了(2006)。博士(工学)。山形大学大学院准教授(2006-2012)を経て、東京都立産業技術大学院大学教授(2012-現在)。また、同大学院の人工知能とサービス科学研究所長。カリフォルニア大学アーバイン校客員研究員(米国、2010-2011)、セントラルミシガン大学SEITIリサーチフェロー(米国、2010-2018)、名古屋工業大学プロジェクト教授(2011-2014、2015-2021)、上海大学客員研究員(中国、2011-2013)、ビナ・ヌサンタラ客員教授(インドネシア、2015-現在)、ネバダ大学ラスベガス校客員教授(米国、2016-2017)、澳門城市大学數據科學研究院招聘教授(マカオ、2018-2020)、亜州大学教授(台湾、2020-現在)、名古屋工業大学客員教授(2020-現在)、米国ソフトウェア工学研究基金副会長(2013-2018)、米国計算機情報科学会理事(2015-現在、うち2016-2017は副会長)、国際応用情報学研究機構理事長(2012-現在)、日本政府観光局国際MICEアンバサダー(2016-現在)、熊本市MICEアンバサダー(2016-終身)、北九州グローバルMICE推進協議会アドバイザー(2016-2017)、総務省地域情報化アドバイザ(2008-2017)。 平成23年度日本政府観光局(JNTO)国際会議誘致・貢献賞など受賞歴20件以上。専門は、応用情報学、知能情報学、材料情報学、イベント観光学、コンベンションとイベントビジネス実務、MICE経営学。これまでに国内外で60回以上の国際会議やイベントのプロデュースとユニークベニューの発掘に寄与。ICCA、JNTO、JCCB、観光庁、自治体等が主催するイベントやIEEE TALE、IEEE SNPD、IEEE ICIS、ACIIDS、CITSM、JCSSEなどの国際会議を含め、基調講演や招待講演140件以上。
Thu Mar 25, 2021
1:00 PM - 4:00 PM JST
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AIと未来社会実行委員会
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