佐藤亜紀さんと、 歴史×文学で歴史小説について考える | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T13:54:42+09:00 Peatix 国立人文研究所 佐藤亜紀さんと、 歴史×文学で歴史小説について考える tag:peatix.com,2021:event-1800920 2021-03-09T18:30:00JST 2021-03-09T18:30:00JST 【講座概要】 「歴史小説」と聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか? 大河ドラマの原作でしょうか。あるいは、司馬遼太郎のいくつかの小説を思い浮かべるかもしれません。歴史は「事実」で、歴史小説は「fiction」だと思っている人もいるかもしれません。けれども、世の中には、もっと様々な「歴史小説」があります。 世界的に見れば、例えば20世紀イタリアの作家であるナタリア・ギンズブルクと歴史家カルロ・ギンズブルクについて、母のナタリアは歴史のような小説を書き、息子のカルロは小説のような歴史を書いたといわれています。ナタリア・ギンズブルクの小説は、大河ドラマのようなものとは大きく違いますし、アナール学派以降、歴史と文学との境界は曖昧になりつつあります。 そこで、今回のイベントでは、作家の佐藤亜紀さんをお呼びして、KUNILABOの秋山晋吾さん(歴史学)、西原志保さん(文学研究)で、歴史と文学の関係について考えてみます。 第二次大戦末期、ハンガリーのユダヤ人没収財産を積んだ列車を舞台とする『黄金列車』(KADOKAWA、2020年)の著者である佐藤亜紀さんは、デビュー以来一貫して多数の資料・史料を参照し、緻密に作品世界を作りあげることで知られています。『小説のストラテジー』(青土社、2006年)、『小説のタクティクス』(筑摩書房、2014年)など評論の仕事からは、小説技法に関する明確な意識がうかがえますが、現在、2018年度に京都大学で行った講義をもとにした「歴史小説の技法」をブログに連載中です。 今回は、文学研究者である西原さんが『黄金列車』の概要を説明した後、ハンガリー史を専門とする歴史家の秋山さんが『黄金列車』の解説を行います。佐藤さんには、秋山さんが近世史科学入門として書いた『姦通裁判』(星海社新書、2018年)の魅力や、海外と日本の様々な「歴史小説」のジャンルや技法、特徴、そして最新作、『黄金列車』執筆時に使用した資料・史料などについて語っていただきます。その後質疑応答の時間もとりますので、ぜひ積極的にご参加ください。主催:KUNILABO、東北大学日本学研究会オンライン会議アプリ「Zoom(ズーム)」を用いて行います。==========タイトル: 佐藤亜紀さんと、歴史×文学で歴史小説について考える 日時 : 2021年3月9日 (火) 18:30 - 21:00 場所 : オンライン会議アプリ「Zoom(ズーム)」 を使用したオンラインイベント 参加費: 1,000円 定員 : 90名(定員になり次第申し込みを締め切ります) 【※現在定員を80名から90名に増やして受付を再開しております。残席僅かとなっておりますので、お早めにお申込みください。】 プログラム1.18:30-18:55 痕跡の物語:企画趣旨および佐藤亜紀『黄金列車』概要西原志保氏(共愛学園前橋国際大学、大東文化大学非常勤講師、KUNILABO講師)2.18:55-19:20 歴史学者が読む佐藤亜紀『黄金列車』秋山晋吾氏(一橋大学教授、国立人文研究所監事)(休憩時間)3.19:30-20:20 歴史小説の技法佐藤亜紀氏(作家)(休憩時間10分程度)4.20:30-21:00 ディスカッションファシリテーター:茂木謙之介氏(東北大学准教授) オンライン会議室ご招待状: チケットご購入の方に、Peatixの自動送信メールにてご案内いたします。※チケット購入の際にアンケートへのご記入をお願いいたします。※ご不明な点がございましたら、Peatixのメッセージ機能を用いるか info@kuniken.org までお問い合わせください。 Peatixチケット購入締切: 当日18時00分まで販売しております。 Peatixチケットキャンセル: チケット購入後はお支払い方法により返金手数料が発生します。クレジットカード決済の場合、返金手数料はかかりません。キャンセル期限はチケット購入締切と同じ当日18時00分です。 ==========KUNILABOではほかにもいろんなオンライン講座を企画中です。詳細が決まり次第ご案内いたします。ご期待ください。  Updates tag:peatix.com,2021-02-27 03:54:22 2021-02-27 03:54:22 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#934714