ヘーゲル『精神現象学』を読む | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T14:03:44+09:00 Peatix 国立人文研究所 ヘーゲル『精神現象学』を読む tag:peatix.com,2021:event-1800750 2021-04-05T19:30:00JST 2021-04-05T19:30:00JST 【講座概要】 この人文学ゼミでは、前期に引き続きヘーゲル『精神現象学』を実際に読みながら、担当講師による解説と、受講者相互の議論を通じて、理解を深めていきます。『精神現象学』は1807年に出版されたヘーゲルの主著であり、哲学史上の著作の中でもとくに難解なことで知られていますが、専門家の手引きがあれば、予備知識のない読者でも十分読み進めていくことができます。今期は「理性章」の「C. 即かつ対自的に自らにとって実在的となった個体性」を読みます。ただし、この箇所を読むに先だってこれに先立つB節「自己意識となった理性は自分自身によって自分自身を実現する」の導入部分を読みます。この箇所は、むしろこのC節の位置づけと役割を理解するのに重要な箇所となっています。C節では、ヘーゲル独自の行為論と共同体論が見られるほか、カントの道徳論に対する最初のまとまった批判が登場します。そうして『精神現象学は』「精神」へと繋がる大きな転回点を迎えます。最初の回にこれまでの概要の解説、加えて適宜哲学史の解説を行いますので、初めての方も安心して受講していただけます。オンライン会議アプリ「Zoom(ズーム)」を用いて行います。==========タイトル: ヘーゲル『精神現象学』を読む(全8回) 初回日時: 2021年4月5日(月) 19:30 - 21:00 日程:4月‐7月の月二回隔週の月曜日(4/5、4/19、5/17、5/31、6/14、6/28、7/12、7/26) 場所: オンライン会議アプリ「Zoom(ズーム)」 を使用したオンライン講座 参加費: 全8回 一般16,000円/学生8,000円※学生でお申し込みの方は、(1)お申込み時のアンケートのメールアドレス欄に、大学などの在籍先が発行したメールアドレスをご記入いただくか、(2)当日までに、学生証の画像・写真をinfo@kuniken.orgまでメール添付にてお送りください。 使用テキスト『精神現象学』の翻訳は、講師による日本語訳を配布します。既存の翻訳を手元に置いておきたい方は以下のものが比較的安価で定評があります。樫山欽四郎訳、『精神現象学 上』、平凡社ライブラリー、1997年。また、最近刊行された最新の翻訳も大変参考になります。熊野純彦訳、 『精神現象学 上』、ちくま学芸文庫、2018年。 講師大河内 泰樹(おおこうち たいじゅ)京都大学大学院文学研究科教授。国立人文研究所代表。著書に、『人文学と制度』(共著、未來社、2013年)、『政治において正しいとはどういうことか』(共著、勁草書房、2019年)、訳書にミヒャエル・クヴァンテ『カール・マルクスの哲学』(共訳、リベルタス出版、2019年)、ジュディス・バトラー『欲望の主体 二〇世紀フランスにおけるポスト・ヘーゲル主義』(共訳、堀之内出版、2019年)など。   オンライン会議室ご招待状: チケットご購入の方に、Peatixの自動送信メールにてご案内いたします。※チケット購入の際にアンケートへのご記入をお願いいたします。※ご不明な点がございましたら、Peatixのメッセージ機能を用いるか info@kuniken.org までお問い合わせください。 Peatixチケット購入締切: 当日18時30分まで販売しております。 Peatixチケットキャンセル: チケット購入後はお支払い方法により返金手数料が発生します。クレジットカード決済の場合、返金手数料はかかりません。キャンセル期限はチケット購入締切と同じ当日18時30分です。 ==========KUNILABOではほかにもいろんなオンライン講座を企画中です。詳細が決まり次第ご案内いたします。ご期待ください。