ラカンを読む――『エクリ』『他のエクリ』拾い読み | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T14:02:19+09:00 Peatix 国立人文研究所 ラカンを読む――『エクリ』『他のエクリ』拾い読み tag:peatix.com,2021:event-1800683 2021-04-23T19:30:00JST 2021-04-23T19:30:00JST 【講座概要】 ジャック・ラカン(1901-1981)の理論はきわめて難解なことで知られています。研究は進んでいるものの、専門家にとってさえ、いまだうまく解釈できないところも多いのです。しかし、そんな彼の著書『エクリ』や『他のエクリ』のなかにも、「拾い読み」によって、その言わんとすることが「それなりに」理解できる箇所はたくさんあります。特に、彼がいったい何と戦っているのか——つまり、彼が同時代の他の分析家に対して何を主張しようとしていたのか——を学ぶことによって、いっけん難解な彼の思想と臨床の一端を明らかにすることが、この講義の狙いです。 各講義は、それぞれのテーマごとに、ラカンの議論の文脈を説明し、『エクリ』か『他のエクリ』の短い一節を読み解く、という形式で行われます。ラカンの文章は、原文(フランス語)のほかに英訳と日本語訳も提示しますので、語学に不安がある方でも受講していただけます。オンライン会議アプリ「Zoom(ズーム)」を用いて行います。==========タイトル: ラカンを読む——『エクリ』『他のエクリ』拾い読み(全4回) 初回日時: 2021年4月23日(金) 19:30 - 21:00 日程:4月‐7月の第4金曜日(4/23、5/28、6/25、7/23) 場所: オンライン会議アプリ「Zoom(ズーム)」 を使用したオンライン講座 参加費: 全4回 一般8,000円/学生4,000円※学生でお申し込みの方は、(1)お申込み時のアンケートのメールアドレス欄に、大学などの在籍先が発行したメールアドレスをご記入いただくか、(2)当日までに、学生証の画像・写真をinfo@kuniken.orgまでメール添付にてお送りください。 各回の予定第一回:ラカン理論の基礎——「鏡像段階論」、「ローマ講演」を読む第二回:ラカンの精神病臨床——「精神病のあらゆる可能な治療に対する前提的問題について」を読む第三回:ラカンの男性・女性論——「ファルスの意味作用」を読む第四回:精神分析家とは何か——「学派分析家に関する1967年10月9日の提案」を読む 参考図書松本卓也『人はみな妄想する ジャック・ラカンと鑑別診断の思想』(青土社、2015年)向井雅明『ラカン入門』(ちくま学芸文庫、2016年)片岡一竹『疾風怒濤精神分析入門』(誠信書房、2017年) 講師松本卓也(まつもと たくや)1983年高知県生まれ。高知大学医学部卒業、自治医科大学大学院医学研究科修了。博士(医学)。専門は精神病理学。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。著書に『人はみな妄想する ジャック・ラカンと鑑別診断の思想』(青土社、2015年)、『享楽社会論』(人文書院、2018年)、『創造と狂気の歴史 プラトンからドゥルーズまで』(講談社、2019年)、『心の病気ってなんだろう?』(平凡社、2019年)など。訳書にヤニス・スタヴラカキス『ラカニアン・レフト ラカン派精神分析と政治理論』(共訳、岩波書店、2017年)、ニコラ・フルリー『現実界に向かって——ジャック=アラン・ミレール入門』(人文書院、2020年)、ダリアン・リーダー『ハンズ——手の精神史』(共訳、左右社、2020年)などがある。 オンライン会議室ご招待状: チケットご購入の方に、Peatixの自動送信メールにてご案内いたします。※チケット購入の際にアンケートへのご記入をお願いいたします。※ご不明な点がございましたら、Peatixのメッセージ機能を用いるか info@kuniken.org までお問い合わせください。 Peatixチケット購入締切: 当日18時30分まで販売しております。 Peatixチケットキャンセル: チケット購入後はお支払い方法により返金手数料が発生します。クレジットカード決済の場合、返金手数料はかかりません。キャンセル期限はチケット購入締切と同じ当日18時30分です。 ==========KUNILABOではほかにもいろんなオンライン講座を企画中です。詳細が決まり次第ご案内いたします。ご期待ください。