2/27(土) 日本ファシリテーション協会東京支部 2月定例会 「利他学」から考えよう!どうしたら人は協力し、助け合うことができるのか? | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-03-07T13:20:19+09:00 Peatix (特非)日本ファシリテーション協会東京支部 2/27(土) 日本ファシリテーション協会東京支部 2月定例会 「利他学」から考えよう!どうしたら人は協力し、助け合うことができるのか? tag:peatix.com,2021:event-1790714 2021-02-27T13:00:00JST 2021-02-27T13:00:00JST 日本ファシリテーション協会 東京支部 2月定例会VUCA時代に求められるファシリテーターシップ シリーズ第5弾 『利他学』から考えよう! 「どうしたら人は協力し、助け合うことができるのか?」 「なぜ、私たちは他人に対して親切にするのだろうか。先日あるテレビ番組を見ていたら、大雪による列車の運行停止で高校の入試に遅れそうになった親子連れがヒッチハイクを試み、たまたま乗せてくれたトラック運転手が100キロほども遠回りをして、受験会場まで送り届けてくれた、というエピソードが紹介されていた。運転手は「ヨコヤマ」とだけ名乗って去っていったそうだ。なぜ彼は、そんなことをしたのだろう。」小田亮著『利他学』より引用みなさんは上の文章をお読みになって、どう思いましたか?こんな運転手はなかなかいない?それとも、このような行動はあたりまえ?少なくとも、この運転手はおかしい、間違っている、とは思わないのではないでしょうか。できれば自分も同じような行動を取りたい、と思う方もいるかもしれません。そうなんです。人は本質的に、人を助けたい、役に立ちたい、と考える利他的な存在のようです。それなのに、自分のいるグループはどうしてみんな助け合うことなく、ギスギスしているんだろう?さらには、なぜ社会の分断などということが起こってしまうのでしょう?人間の利他性については、道徳や宗教の面から説明されることもありますが、なんと動物の行動進化としての研究も進んでいるのです。普通に考えると、他人を利する行動は自分の利益を犠牲にすることになるので、生物進化上は不利となり、そのような行動は残らないはず。なのに、動物としての人間には厳然として利他性が存在しています。人間の本性としての利他を理解すれば、ファシリテーターとしてグループメンバの協力を促し、社会における助け合いを生み出すようなことができるかもしれません。そこで今回は、動物としての人間の心と行動の進化の面から『利他学』を研究されている名古屋工業大学教授の小田亮さんをお迎えしてお話を伺い、人々が協力し、助け合う社会を実現するファシリテーターとしてのあり方を考えていきましょう。【日時】2021年2月27日(土)13:00~17:00(12:45 受付開始)【会場】オンライン(Zoom):参加者の方には事前にアクセス先をお送り致します【参加費】FAJ会員:無料一般:3,000円【定員】150名【話題提供者】小田 亮名古屋工業大学 大学院工学研究科 教授。1967年徳島県生まれ。1991年東京大学理学部卒。1996年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。博士(理学)。京都大学霊長類研究所教務職員、名古屋工業大学講師、准教授を経て現職。専門は自然人類学・比較行動学。霊長類を対象に心と行動の進化について研究している。主な著書に「サルのことば」(京都大学学術出版会、1999年)、「約束するサル」(柏書房、2002年)、「ヒトは環境を壊す動物である」(ちくま新書、2004年)、「利他学」(新潮選書、2011年)他。翻訳書に「乱交の生物学」(ティム・バークヘッド著、新思索社、2003年)、「ヒトはどのように進化してきたか」(ジョーン・シルク、ロバート・ボイド著、ミネルヴァ書房、2011年)他。【参考図書】『利他学』(新潮選書、2011年)【主催者】特別非営利活動法人 日本ファシリテーション協会東京支部 Updates tag:peatix.com,2021-02-15 09:43:00 2021-02-15 09:43:00 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#920139