2/8.【謎の液体集団?が挑戦する発酵経営と研究の社会実装】〜社員は菌、善玉菌を活躍させるのは居住まいの良さ〜 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-02-16T13:07:35+09:00 Peatix 塩山徳宏 2/8.【謎の液体集団?が挑戦する発酵経営と研究の社会実装】〜社員は菌、善玉菌を活躍させるのは居住まいの良さ〜 tag:peatix.com,2021:event-1781466 2021-02-08T19:00:00JST 2021-02-08T19:00:00JST 第18回:ウィンクル・オンラインセミナー 【謎の液体集団?が挑戦する発酵経営と研究の社会実装】〜社員は菌、善玉菌を活躍させるのは居住まいの良さ〜■日時:2021.2.8(月)19:00〜21:00■講話:環境大善株式会社(北見市) :代表取締役社長 窪之内 誠【紹介文】2019年TOC学会でトリをつとめたのが窪之内 誠さん。公害扱いされていた「牛の尿」を「地球を救う」素材に変えてしまった。その発想と事業化までの粘り強さにびっくりしたが、もっと驚いたのは採択済みの「ものづくり補助金」を辞退したとの話。辞退理由はTOCを学んだから。通称「もの補助」とは、経済産業省が価値創造や生産性向上につながると認定した中小企業の事業計画に対して事業額の2/3を補助する政策。計画規模にもよるが1,000万円近くの補助金となるので中小企業にとって、とてもありがたい国の支援。中小企業診断士のシオヤマはこの事業戦略構想で支援することが多々あり、補助金なしでは踏み込めなかった事業にチャレンジすることでステップアップされている会社が多い。TOC的に業務フローを見直すと投資するのは「そこ」でないと気がついた。補助されるといいながらも1/3(例えば500万円)は自己負担になる。この計画は過剰投資だと気づいてラッキーだったとの話だった。ボトルネックを踏まえて翌年は別計画で「もの補助」を再挑戦して採択。その後も通算3回採択されることになる。(余談ですが3回以上採択された企業は全国で20社程度です。実はシオヤマの支援先も含まれています。^o^)一般的には補助金を得たばかりに経営が悪化する場合も少なからずあり、クレバーな選択をする方だと思った。TOCをきっかけに職人さんとも「全体最適を意識した話し合いができ、注文を即日発送できるようになったなど、現場での変化を話してもらえた。今回、イノベーションを起こし続ける会社の考え方と進め方についてその裏側を話してもらいます。【プロフィール:窪之内 誠(くぼのうち まこと)】環境大善株式会社 代表取締役社長 ・北海道北見市出身 1976年生まれ・大学卒業より18年間ICT機器販売、販売責任者を経て、2016年入社。 代表取締役専務を経て2019年2月より現職。・PR及び広報をメインに担当。・土、水、空気研究所所長を兼任【環境大善のミッション、発酵経営とは】環境大善は北見の善玉活性水ブランドです。先代から受け継いだ、発明ともいえる独自の発酵技術を進化させてきました。そして私たちは、微生物発酵を利用して商品を作る過程で多くのコトを学んでいます。発酵と腐敗は紙一重で、善玉菌が優勢で人にとって有益な有機物を生み出すものは「発酵」、その逆を「腐敗」と位置付けています。発酵と腐敗の差は菌の「居住まいの良さ」で決まります。善玉菌、つまり善い人が活躍しやすい場所では発酵が進み新たなイノベーションが生まれます。環境を整え、善い人を育て、時間をかけて「思いを“発酵”させていく」新しく、深く、広い考えを生み出し、土・水・空気をあるべき状態に整えていきます。それが環境大善のミッションであり発酵経営です。現在の具体的な製品は、公害の元にもなる牛の尿を原料として、消臭液(「きえ〜る」等)や土壌改良材(「液体たい肥 土いきかえる」)、水質改良剤を製造しております。出来上がった製品は、ホームセンターを始め雑貨店、農家など全国で販売しております。また、近隣アジア諸国への輸出も積極的に行っており、輸出量は年々増加しております。私達は仕事を通じ、空気をキレイにし、土と水を再生していきます。そして牛の尿を酪農家から買い取り、発酵・精製をして製品を創り販売をしていく、この循環システムは、牛の尿を購入することで地域経済を循環させるだけでなく、自動的に消費者も環境危機の解決へ加わる事になり、善の循環が起こります。我々はこのようなシステムをアップサイクル型循環システムと呼び、日本のみならず世界で展開することを目指しております。また私たちは現在、「土、水、空気研究所」を立ち上げ、大学や民間企業との各種共同研究を行っております。学術的な視点及び社会実装の視点双方をあわせもつ事でこれら共同研究を加速させ、成果を的確に社会に反映していく事を狙いとしております。地球を健康にするために私たちがたどり着いた一つの結論である「アップサイクル型循環システム」これをより磨き上げる為、引き続き研究開発事業に注力していく予定です。〜もっと快適に、もっと安心して、人が健康な地球と生きていく為に〜私たちは今後も地球の健康を探求していきます。■環境大善株式会社(公式サイト)http://kankyo-daizen.jp/ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■主催:ウィンクル・コンサルティング■ご質問は塩山までメッセージもしくはメール下さい。info@wincle.jp