ル・ラボ vol.12:山城知佳子(映像作家)×ナターシャ・ニジック(映像作家)×䑓丸謙(研究者) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T09:05:44+09:00 Peatix 東京日仏学院・横浜日仏学院 ル・ラボ vol.12:山城知佳子(映像作家)×ナターシャ・ニジック(映像作家)×䑓丸謙(研究者) tag:peatix.com,2016:event-175979 2016-06-16T19:00:00JST 2016-06-16T19:00:00JST ル・ラボ vol.12登壇者:山城知佳子(美術家・映像作家)×ナターシャ・ニジック(映像作家)×䑓丸謙(研究者)司会:岡村恵子(東京都写真美術館学芸員) 日本人映像作家の山城知佳子と、現在京都のヴィラ九条山で共同プロジェクトを行っている、フランス人映像作家のナターシャ・ニジックと䑓丸謙を迎え、ニジックと䑓丸の「恐山」についてのデュオ・プロジェクトや、日本とフランスの二人の映像作家のそれぞれの活動や問題意識、未来の展望などについてお話をいただきます。 日時:2016年6月16日(木)19時会場:アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ入場料:一般500円、学生・会員無料※開演1時間前よりチケットおよび整理券を配布いたします。同時通訳付協力:ヴィラ九条山ヴィラ九条山はアンスティチュ・フランセ日本の5つの支部の1つです。 ナターシャ・ニジック Natacha Nisicパリ国立高等装飾芸術学院で学んだナターシャ・ニジックは、その後、ベルリンのドイツ映画・テレビ・アカデミーに続いてパリのフランス国立映像音響芸術学院(Fémis)で学業を続けた。イメージの根拠と起源を問いかける数多くの映画を、様々なメディア(スーパー8、16mm、ビデオ、写真)を通して制作している。彼女の仕事は記憶の概念をイメージを通して問いかけるものとなっている。記憶は、その証拠としての価値とその消滅の間で緊張関係に置かれる。ニジックの作品はドイツ、スペイン、日本、韓国、カナダ、アルゼンチンなど多くの国で上映され、独仏共同出資のテレビ局「アルテ」などでも放映されている。䑓丸謙(だいまる けん)2003年以来、パリで研究活動に携わる。フランス国立社会科学高等研究院日仏財団の研究員であり、東京の戦傷病者資料館「しょうけい館」の客員研究者も務める。山城 知佳子(やましろ ちかこ)映像作家、美術家。1976年沖縄生まれ。沖縄県立芸術大学大学院絵画専修修了、現在同大学非常勤講師。近年の主な展覧会に、2015-16年「第8回アジアパシフィックトリエンナーレ」QAGOMA(オーストラリア)、2015年「East Asia Feminism: FANTasia」ソウル市立美術館(韓国)、2012年「森美術館MAMプロジェクト018:山城知佳子個展」森美術館など。2016年8月から開催予定の「あいちトリエンナーレ2016」に出展予定。主な書籍に2016年「循環する世界 -山城知佳子の芸術-」(ユミコチバアソシエイツ刊)、2012年「Chikako Yamashiro」(同左)などがある。岡村恵子(おかむら けいこ)東京都写真美術館学芸員。東京都現代美術館学芸員を経て2007年より現職。『MOTアニュアル2000 低温火傷』(2000)、『イマジネーション 視覚と知覚を超える旅』(2008–09)、『躍動するイメージ。石田尚志とアブストラクト・アニメーションの源流』(2009–10)、『フィオナ・タン まなざしの詩学』(2014)ほかを企画。プレ・イヴェントとして手掛けた『映像をめぐる7夜』(2008)をふまえ、2009年に『恵比寿映像祭』を立ち上げ、第1回から5回までのディレクターを務める。 「ル・ラボ」とは?アンスティチュ・フランセ東京は2015年春より、対談シリーズ「ル・ラボ」をスタートしました。日本とフランスのアーティストや思想家、批評家等を迎え、日本とフランスにおける現代の課題について考察し、創造的交流の創出を目指す試みです。ビジュア ルアート、舞台芸術、映画や批評等、学際的な幅広いジャンルにおける現代のクリエーションについて議論し、新たな複数の視点を提案します。また「ル・ラボ」に登壇するフランス人アーティストや思想家たちの、日本との出会いの足跡をアーカイブとして残していきます。