【オンライン読書会】著者・白尾悠さんと語る小説『サード・キッチン』 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T11:57:54+09:00 Peatix uyo 【オンライン読書会】著者・白尾悠さんと語る小説『サード・キッチン』 tag:peatix.com,2021:event-1752856 2021-01-23T13:00:00JST 2021-01-23T13:00:00JST 2020年11月に刊行された小説『サード・キッチン』の感想を、著者の白尾悠さんと、読者の皆さんで語り合う読書会です。 このところCOVID-19感染リスクが高まっているため、オンライン会議システムZoomでひらきます。わたしと白尾さんは、友人の紹介で知り合いました。白尾さんが小説を書いてらっしゃることを知って、小さく応援してきたご縁です。前作『いまは、空しか見えない』に続き、今作もとても素晴らしいので、ぜひ読書会をしたいとお願いしてみたら、快くOKしてくださって、今回開催の運びとなりました。 本について--- アメリカの大学に留学した尚美は、たどたどしい英語のせいで会話もままならず、友人もできずにひとりぼっち。人間関係をあきらめ勉強だけに邁進していたある日、偶然言葉を交わした隣室のアンドレアとともに、さまざまなマイノリティが集まる、ある学生食堂に招かれる。臆病な自分自身と深く向き合ったとき、あふれだした思いと言葉の数々が胸を揺さぶる、希望に満ちた感動作!(単行本帯より) 『サード・キッチン』白尾悠/著(河出書房新社) http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309029252/--- 読み進めながら、わたしたちも尚美と一緒に、国籍や民族や性差の歴史にガチでぶつかっていくような経験をします。その居処のない心細さや悔しさに共感するかもしれません。諦めと疲れの日々の中で、突然開くドアの向こうの明かりに、自分が照らされる思いがするかもしれません。 人がこの世界に居場所を見つけ、人と関わりながら現実を受け入れ、変容し、自らの力で立っていく姿は、力強く美しい。 その日々を包む「サード・キッチン」という場の暖かさ、明るさ。 おいしいものを共に食すことの豊かさ、喜び。 読むことで、まるで夜食に作ってもらったスープのように、心にほかほかとした希望が満ちてくる物語です。 尚美の変化が、混迷の時代を生きるわたしたちを励ましてくれるようでもあります。 作品が生まれた背景や、作者の思いもぜひ読んでみてください。 --- 白尾悠さんインタビュー:アメリカで出会った「ダイバーシティと新しい自分」 http://cococolor.jp/thethirdkitchen?fbclid=IwAR1evb67W8oEmmFhGMJIGbM8RE9HlhFffUmt2VBhYBOI8dNCDn3i1rS85cE --- 場について この読書会では、読んだ人同士で感想を語り合うことを通して、本をより広く深く味わい、体験を自分の糧にしていただくことを目指しています。一人ひとり異なる小さな感想からスタートして、時々白尾さんから応答があったり、それを受けてまた感想が多岐に展開したり、深まったり......というイメージです。(著者の話のみを聞くトークイベントではありませんので、ご承知おきください) 若かりし日々を振り返ったり、時代を振り返ったり、留学経験や海外での暮らしを思い出したり、自分の殻を破る瞬間のことを思い浮かべたり......。 あなたがこの物語をどんなふうに読んだのか、ぜひシェアしてほしいです。 学ぶことも、働くことも、移動することも、大きく変化している今、この希望の物語を語り合うことで、生きるエネルギーを融通し合えることを密かに願っています。 また、10代、20代の若い人たちにもぜひ参加していただき、他者を通じて自分を知ったり、著者に直接感想を届けられる喜びを実感していただけたらうれしいです。"100%わかり合えなくても私たちは知り合える、想い合える。 この分断されつつある世界で、ぜひ「サード・キッチン」を覗いてみてください。" (白尾さんより) お申し込み、心よりお待ちしております。 ___________________________日 時:2021年1月23日(土)13:00-15:00(12:50開場) 会 場:オンライン会議システムZoom(お申し込みの方にイベント数日前にお知らせします)    Zoom1アカウントで1名のご参加です。    ※こちらを参考に事前に「Zoom」のインストールをお願いします。    ※当日は以下の環境を整えてご参加ください。     -使い慣れたPC・タブレット・スマートフォン     -安定したインターネット回線への接続     -雑音が少ない静かな場所     -ビデオONの設定(顔を見ながらお話したいです) 定 員:8名 条 件:『サード・キッチン』を読了した方。 気になった箇所に付箋を貼るか、しおりを挟んでいただくと、当日話しやすいです  進行(予定):チェックイン(お名前&きょうの期待)10分        白尾さんご紹介ミニトーク(白尾さん&舟之川)5分       ひと言一周感想 15分               フリートーク 80分                チェックアウト(ふりかえり) 10分      参加費:2,500円 ※キャンセルポリシー:   1/21まで:0%(返金します。ただしコンビニ・ATM払いで購入された方は、Peatixより一律500円の手数料が差し引かれます)  1/22〜1/23当日:参加費の100%がかかります(返金しません) 著者について 白尾悠(しらお・はるか) 神奈川県生まれ、東京育ち。米国の大学を卒業後帰国し、外資系映画関連会社などを経て、現在はフリーのデジタルコンテンツ・プロデューサー、マーケター。2017年「アクロス・ザ・ユニバース」で第16回「女により女のためのR-18文学賞」大賞、読者賞をダブル受賞。 18年、受賞作を収録した『いまは、空しか見えない』(新潮社)でデビュー。 twitter: https://twitter.com/Shirao_Harukaファシリテーターについて 舟之川聖子(ふなのかわ・せいこ)「鑑賞を生きる力に」芸術・文化、表現作品を通じた対話の場を企画・進行する鑑賞対話ファシリテーター。伝えたい・遺したい人と組み、一人ひとりの学びを促進する場をデザインする。500回以上の実践経験から、 場づくりゼミや個人セッションも提供。 2019年よりシネマ・チュプキ・タバタとコラボで映画を語る場〈ゆるっと話そう〉を開催中。 2020年12月30日 共著『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』刊行予定。 twitter: https://twitter.com/seikofunanok facebook: https://www.facebook.com/funanokawaseiko/ hp: https://seikofunanokawa.com/ ---問い合わせ--- office★seikofunanokawa.com (★→@)