【アーカイヴ配信!アート・オンラインレクチャー】メンタルヘルスとアートの有用性(オランダ、フィフス・シーズンを迎えて) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T11:56:53+09:00 Peatix NPO法人AIT 【アーカイヴ配信!アート・オンラインレクチャー】メンタルヘルスとアートの有用性(オランダ、フィフス・シーズンを迎えて) tag:peatix.com,2020:event-1749362 2020-12-18T00:00:00JST 2020-12-18T00:00:00JST 《好評につきアーカイヴ配信決定!》本プログラムは、2020年11月26日(木)に開催したオンラインレクチャーになります。*逐次通訳あり*レクチャーメモ(PDF)付き《視聴期間》2021年1月11日(月・祝)11:59PMまで本プログラムは、NPO法人AITが新たに開講した現代アートの教育プログラム「Total Arts Studies 2020」の一環として開催したdear Me ゼミ「見えるものと見えないものからアートとココロを考えるオンラインシリーズ 多様な当事者とアートの学び・体験を考察する」のレクチャーのひとつです。フィフス・シーズン(The Fifth Season)のディレクター、エスター・フォセン氏を迎えた対話を行います。フィフス・シーズンは、アムステルダム郊外の広大な森の中にある精神科医療施設の敷地内でアーティスト・イン・レジデンスを実施し、福祉とアートを結ぶ先駆的な活動を行なってきました。dear Meプロジェクトでは、2018年にフィフス・シーズンのディレクターを招聘し、アーティストの和田昌宏氏を迎えてアートと精神を考えるワークショップを子どもと大人を対象に実施しました。2020年に入り、その拠点をアムステルダム市内に移動し、新たな展開も見せ始めているフィフス・シーズンの活動。アーティストと患者の対話やリサーチから生まれる作品や展覧会や、その先にある精神疾患を抱えた人々に対する偏見や先入観への批判、そして、特にパンデミックにおいて喫緊の課題となっているメンタルヘルスに対する視点や、そうした活動を活発に支援するオランダの「ソーシャル・エンタープライズ(社会的企業)」などについて、近年の具体的な活動についてお聞きします。[ キーワード ]・アートと精神科医療施設の取り組み・メンタルヘルスとアートの有用性・ソーシャル・エンタープライズの活動[ 講師 プロフィール ]エスター・フォセン / Esther Vossen(フィフス・シーズン ディレクター、キュレーター)オランダ生まれ、在住。オランダ、コーポレートアート協会(VBCN)の理事およびモンドリアン財団の委員を務める。ジャーナリズムを学び、オランダ国立放送(VPRO)の番組制作者として働いた後、アート・アカデミーとアムステルダム大学で美術史を学ぶ。 1998年以来、アペル・アーツ・センター、オランダ国立博物館の精神医学部門、ドルハウス美術館などの美術機関においてプロジェクトマネージャーおよびキュレーターとして働く。http://www.vijfde-seizoen.nl/en/2018年にAITのレジデンスで滞在した際のインタビューはこちら[ モデレーター プロフィール ]堀内 奈穂子(AIT、dear Me ディレクター)エジンバラ・カレッジ・オブ・アート現代美術論修士課程修了。2008年より、AITにてレジデンス・プログラムや展覧会、シンポジウム、企業プログラムの企画に携わる。ドクメンタ12マガジンズ・プロジェクト「メトロノーム11号 何をなすべきか?東京」(2007)アシスタント・キュレーター、「Home Again」(原美術館、2012)アソシエイト・キュレーターを務める。国際交流基金主催による「Shuffling Space」展(タイ、2015) キュレーター、「Invisible Energy」(ST PAUL St Gallery、ニュージーランド、2015)共同キュレーター。アーカスプロジェクト (2013) 、パラダイスエア(2015、2016)、京都府アーティスト・イン・レジデンス事業「大京都in舞鶴」(2017)のゲストキュレーターを務める。 2016年より、AITの新たなプロジェクトとして、複雑な環境下にある子どもたちとアーティストをつなぐ「dear Me」プロジェクトを開始。アートや福祉の考えを通した講座やワークショップ、シンポジウムを企画する。通訳:池田哲[ そのほかのオンラインレクチャー(すべてアーカイヴ配信)]・dear Me!!ー実験教育の歴史、アートと子どもの実践から(10月29日開催)・多様なアートの「学び」を分かち合う場へ - パンデミックの美術館、アーティスト(11月12日開催)主催:特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/ エイト]*この講座は、アートの力で環境や障がいに負けない心を育む、子どもたちの支援プロジェクトの一環として、「2020年度 資生堂カメリアファンド花椿基金」による寄付で開催されます。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー▼dear Me ゼミとはdear Me プロジェクトは、アーティストと多様な環境下の子どもたちをつなぎ、表現を通じた自由な学びと精神の健康を考察する目的として2016年に開始しました。これまで、時に鋭く社会を眺めるアートの思考に子どもたちが触れることで、複雑な世界を自分なりにとらえて表現するワークショップを実施したり、子どもを取り巻く社会課題を大人が考え共に考察することで、アートと福祉の協働を目指す場を作って来ました。今、パンデミックによる見えないモノへの脅威や価値観の揺らぎによって心の健康が揺さぶられる中、dear Meでは、アートの体験がどのように「メンタルヘルス」や時に「ケア」と結びつくか考えたいと思っています。このオンラインシリーズは、その最初のブレインストーミングの場として、大人と子どもに向けて行われます。4回を通して、dear Meのこれまでの実践を紹介しながら、美術史や実験教育の中の子どもとアーティストの関係や、美術館などで行われる多様な背景を持つ人々とのアートの体験について話し合います。また、芸術と精神科医療を融合させた先行事例として、dear Meが2018年に協働したオランダ・アムステルダム郊外の森にある精神科医療施設で芸術家滞在プログラムを実施するフィフス・シーズンを迎えた対話、そしてアーティストが作品を紹介しながら科学や生活について考える、子どもたちに向けたレクチャーも開催します。不確かな時代の中で、アートが私たちの精神や身体にどのように作用するのか、みなさんと考えます。http://dearme.a-i-t.net/ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー▼NPO法人AITについて現代アートを考えるさまざまな「場」をつくるため、2001年に設立した NPO。アーティストやキュレーター、美術館 やギャラリーのほか、企業、財団、行政と連携しながら、現代アートの複雑さや多様さ、驚きや楽しみを伝えています。http://www.a-i-t.net