【アーカイヴ配信!アート・オンラインレクチャー】ズームインアート:コロナの時代に「ギガピクセル」のアート作品を見る | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T11:56:55+09:00 Peatix NPO法人AIT 【アーカイヴ配信!アート・オンラインレクチャー】ズームインアート:コロナの時代に「ギガピクセル」のアート作品を見る tag:peatix.com,2020:event-1749354 2020-12-18T00:00:00JST 2020-12-18T00:00:00JST 《好評につきアーカイヴ配信決定!》本プログラムは、2020年11月18日(水)に開催したオンラインレクチャーになります。*レクチャーメモ(PDF)付き《視聴期間》2021年1月11日(月・祝)11:59PMまで本プログラムは、NPO法人AITが新たに開講した現代アートの教育プログラム「Total Arts Studies 2020」の一環として開催したUBIA (宇宙美術アカデミー)ゼミ「静かになった美術館:パンデミックや気候危機からアートを考える」のレクチャーのひとつです。2011年にGoogle が「アートプロジェクト Arts & Culture」を公開しました。世界の美術館に所蔵される絵画作品を「ギガピクセル」超HD画像として見られる画期的なサイトが生まれました。「ギガピクセル」画像は10億ピクセルを超える解像度の画像です。2016年にはGoogleはこのプロジェクトをさらに拡張し、「アートカメラ」を開発しました。このカメラは比較的ポータブルで、短かい時間で「ギガピクセル」の撮影をすることができます。2020年6月には約1800の「ギガピクセル」画像がオンラインで公開されて、「Zoom Views」というプロジェクトサイトではアート作品の表面に「突入」することができるようになりました。こうしたアートの鑑賞体験はどのような性質を持っているのでしょうか。そこには、今まで語られてきた美術史や美学を超えるもう一つの鑑賞方法が生まれているのでしょうか。 ロックダウン中、多くのアートファンは自宅からこのサービスを使って、絵画作品に没入したことでしょう。本レクチャーではこの新しいデジタル複製についての批評や考え方について紹介し、参加者とともに議論します。[ キーワード ]・Google「Zoom Views」について・Google「Zoom Views」の美術史的背景:モホリ=ナジ・ラースローからアップルの「バーチャルミュージアム」・アートに近すぎでは? by ジェームズ・エルキンズ・21世紀のHDアート鑑賞・全てがデジタルイメージ:衛星技術、軍と監視・再びサイケデリックな鑑賞:伸び縮みする視覚、美術館ではなぜもっと双眼鏡を見ないの?[ 講師プロフィール ]ロジャー・マクドナルド(AIT、フェンバーガーハウス館長)東京生まれ。イギリスで教育を受ける。学士では、国際政治学。修士では、神秘宗教学(禅やサイケデリック文化研究)。博士号では、『アウトサイダー・アート』(1972年)の執筆者ロジャー・カーディナルに師事し美術史を学ぶ。1998年より、インディペンデント・キュレーターとして活動。「横浜トリエンナーレ2001」アシスタント・キュレーター、第一回「シンガポール・ビエンナーレ 2006」キュレーターを務める。2003年より国内外の美術大学にて非常勤講師として教鞭をとる。長野県佐久市に移住後、2013年に実験的なハウスミュージアム「フェンバーガーハウス」をオープン、館長を務める。また、国内初の英国式「チャトニー」(チャツネ)を生産・販売している。興味は美術史、絵画、変性意識状態、オーディオ鑑賞、踊り、山。AIT設立メンバーの一人。https://www.fenbergerhouse.com[ そのほかのオンラインレクチャー(すべてアーカイヴ配信)]・気候変動危機の今:社会の崩壊、適応、希望& 2020年気候危機ヘッドラインニュースを振り返る(10月28日開催)・地球絶滅適応探知センター:気候危機やパンデミックと芸術から学べる適応法(11月11日開催)主催:特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/ エイト]ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー▼UBIA (宇宙美術アカデミー)ゼミとはUBIA (宇宙美術アカデミー)は、ロジャー・マクドナルドが2018年に長野県佐久市望月にある体験型美術館「フェンバーガーハウス」にて設立したワークショップセンターです。UBIAの主な関心は、「宇宙美術」です。これは長年ロジャーが研究してきたアートと「宇宙意識」の関係が根底にあります。芸術はどのように広い宇宙や、拡張された意識/エゴを表現してきたのか?そこには、美術作品だけではなく、実際に人間や地球に対して役に立つメソッド、テクニックや生活の知恵が多く見られます(例えば、深い美術鑑賞や音楽鑑賞の方法、肉体を動かすこと、儀式性やコミュニティーの中で活動をすること)。また、UBIAは「ホリスティック」なアプローチで、芸術があらゆる領域とつながりを持っていることを大切にしています。このような芸術の歴史や実践を追求することで、我々が今おかれている様々な心理的/精神的な病いや地球規模の危機(気候変動、経済の格差やパンデミック)に重要な「スキル」または「適応力」を発見し、生活の中で必要とされる「ケア」や「サポート」を取り入れていきます。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー▼NPO法人AITについて現代アートを考えるさまざまな「場」をつくるため、2001年に設立した NPO。アーティストやキュレーター、美術館 やギャラリーのほか、企業、財団、行政と連携しながら、現代アートの複雑さや多様さ、驚きや楽しみを伝えています。http://www.a-i-t.net