【アーカイヴ配信!アート・オンラインレクチャー】地球絶滅適応探知センター:気候危機やパンデミックと芸術から学べる適応法 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T11:56:49+09:00 Peatix NPO法人AIT 【アーカイヴ配信!アート・オンラインレクチャー】地球絶滅適応探知センター:気候危機やパンデミックと芸術から学べる適応法 tag:peatix.com,2020:event-1749352 2020-12-18T00:00:00JST 2020-12-18T00:00:00JST 《好評につきアーカイヴ配信決定!》本プログラムは、2020年11月11日(水)に開催したオンラインレクチャーになります。*レクチャーメモ(PDF)付き《視聴期間》2021年1月11日(月・祝)11:59PMまで本プログラムは、NPO法人AITが新たに開講した現代アートの教育プログラム「Total Arts Studies 2020」の一環として開催したUBIA (宇宙美術アカデミー)ゼミ「静かになった美術館:パンデミックや気候危機からアートを考える」のレクチャーのひとつです。「地球絶滅適応探知センター」は、2019年にフェンバーガーハウスの館長であるロジャー・マクドナルドが設立した小さな研究センターです。ここでは、様々な絶滅の危機に対してアートがどのような「役割」や「知恵」を共有してきたのかを集め、実践をしています。20世紀はある意味、地球の絶滅と隣り合わせに過ごしてきたとも言えるでしょう。特に核戦争のリスクは近代文明社会にとって大きな「かげ」のような存在として我々の心理状態までにも影響を及ぼしてきました。20世紀の芸術家たちはこの地球の絶滅に対して何を考えていたのでしょうか。この厳しい現実に対して、「諦め」ではなく「より良く生きる」ための「知恵」や「適応」をどのように考えてきたのでしょうか。2018年にグローバルチャレンジ財団(The Global Challenges Foundation)があるレポートを発表しました。このレポートには人類が絶滅を引き起こす要因が細かく分析されています。気候変動により増加している自然災害や食糧不足、世界規模のパンデミックはこのレポートで大きく取り上げられています。これからの世界は巨大なチャレンジとリスクの中へ突入しています。本レクチャーでは、20世紀を生き抜いた芸術家たちの表現や思考や、センターの主な研究資料を紹介しながら、芸術のもう一つの「有用性」の可能性について考えます。*気候変動危機の今:社会の崩壊、適応、希望& 2020年気候危機ヘッドラインニュースを振り返る(10月28日開催)とあわせての受講をおすすめします。[ キーワード ]・パティオとパビリオン:「This was Tomorrow」ホワイトチャペルギャラリー、ロンドン、1956年・グスタフ・メッツガー:自動破壊芸術・草間彌生:自己消滅・ロバート・スミッソン:心の堆積・松澤宥:破局芸術や世界蜂起・リジア・クラーク:体のファンタズマゴリア・アナ・ハルプリン:儀式と動き・アナ・メンディエタ:危機儀・ブライアン・イーノ:市民回復センター・これからの芸術の一つの役割[ 講師プロフィール ]ロジャー・マクドナルド(AIT、フェンバーガーハウス館長)東京生まれ。イギリスで教育を受ける。学士では、国際政治学。修士では、神秘宗教学(禅やサイケデリック文化研究)。博士号では、『アウトサイダー・アート』(1972年)の執筆者ロジャー・カーディナルに師事し美術史を学ぶ。1998年より、インディペンデント・キュレーターとして活動。「横浜トリエンナーレ2001」アシスタント・キュレーター、第一回「シンガポール・ビエンナーレ 2006」キュレーターを務める。2003年より国内外の美術大学にて非常勤講師として教鞭をとる。長野県佐久市に移住後、2013年に実験的なハウスミュージアム「フェンバーガーハウス」をオープン、館長を務める。また、国内初の英国式「チャトニー」(チャツネ)を生産・販売している。興味は美術史、絵画、変性意識状態、オーディオ鑑賞、踊り、山。AIT設立メンバーの一人。https://www.fenbergerhouse.com[ そのほかのオンラインレクチャー(すべてアーカイヴ配信)]・気候変動危機の今:社会の崩壊、適応、希望& 2020年気候危機ヘッドラインニュースを振り返る(10月28日開催)・ズームインアート:コロナの時代に「ギガピクセル」のアート作品を見る(11月18日開催)主催:特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/ エイト]ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー▼UBIA (宇宙美術アカデミー)ゼミとはUBIA (宇宙美術アカデミー)は、ロジャー・マクドナルドが2018年に長野県佐久市望月にある体験型美術館「フェンバーガーハウス」にて設立したワークショップセンターです。UBIAの主な関心は、「宇宙美術」です。これは長年ロジャーが研究してきたアートと「宇宙意識」の関係が根底にあります。芸術はどのように広い宇宙や、拡張された意識/エゴを表現してきたのか?そこには、美術作品だけではなく、実際に人間や地球に対して役に立つメソッド、テクニックや生活の知恵が多く見られます(例えば、深い美術鑑賞や音楽鑑賞の方法、肉体を動かすこと、儀式性やコミュニティーの中で活動をすること)。また、UBIAは「ホリスティック」なアプローチで、芸術があらゆる領域とつながりを持っていることを大切にしています。このような芸術の歴史や実践を追求することで、我々が今おかれている様々な心理的/精神的な病いや地球規模の危機(気候変動、経済の格差やパンデミック)に重要な「スキル」または「適応力」を発見し、生活の中で必要とされる「ケア」や「サポート」を取り入れていきます。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー▼NPO法人AITについて現代アートを考えるさまざまな「場」をつくるため、2001年に設立した NPO。アーティストやキュレーター、美術館 やギャラリーのほか、企業、財団、行政と連携しながら、現代アートの複雑さや多様さ、驚きや楽しみを伝えています。http://www.a-i-t.net/ja/