データで読み解くイスラエルのスタートアップトレンド オンライン勉強会 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T11:55:37+09:00 Peatix RouteX Inc. データで読み解くイスラエルのスタートアップトレンド オンライン勉強会 tag:peatix.com,2020:event-1740636 2020-12-24T21:00:00JST 2020-12-24T21:00:00JST データで読み解くイスラエルのスタートアップトレンド  オンライン勉強会 これまで累計100名以上の方にご参加いただき好評だった「世界のスタートアップトレンド」シリーズのイスラエル編をオンライン勉強会という形で開催させていただきます!海外のビジネスに興味がある、将来起業を考えている、大企業の新規事業担当者様、留学を検討している学生さん等、これまで幅広い方にご参加いただきました!!イスラエルとは? (イスラエルの中心地 テルアビブ)中東の中でも非アラブ国という異彩を放つイスラエル。宗教の聖地が集まる歴史的な国、というイメージが強いですが、起業家や投資家の間では、「第二のシリコンバレー」と呼ばれているのはご存じでしょうか?なんと2020年のスタートアップエコシステムランキングでは、世界第6位、中東に絞るとダントツの1位でした!特に、テック系スタートアップの成長は凄まじく、2019年はテック系企業だけで83億円の投資マネーが流入しています。(前年比130%)飛ぶ鳥を落とす勢いで拡大を続けるイスラエル、そしてその成長を支えるイスラエルのエコシステムを定性的・定量的な観点から解剖していきます!イスラエルがStart-up Nationとして発展した外的な要因 外的な要素は3つ挙げられます。①ソ連崩壊後の大量のユダヤ系移民ソ連が崩壊した1991年以降、多くのソ連系のユダヤ人がイスラエルに移民しました。ソ連には優秀な科学者・技術者が数多くおり、現在の国内技術基盤の礎になったとも言われています。②周辺国との緊張状態国土の周辺はアラブ国に囲まれており、イスラエルではこれまでに4度の大きな戦争を行うなど緊張状態が続いていました。 そのため、国は軍事技術の発展を最重要課題と位置づけ、技術力の向上に力を注いできました。③国を挙げた、軍事・民生技術の相互転用の奨励軍事技術の向上を図るために、民生技術からの転用(スピンオフ)も積極的に行っていました。 逆に、軍事技術も民生技術に転用(スピンオン)されており、その軍事・民生の両間の垣根のなさがイスラエルの技術力向上に大きく貢献したと言われています。イスラエルの莫大なベンチャー投資額戦術しましたが、2019年のイスラエルへのテック系へのベンチャー投資額は83億円で、2018年と比較し30%増という大幅な増加を達成しました。この莫大な投資額の背景には、①官主導によるベンチャー投資環境の整地②外資系VCの積極的な展開があります。なぜ①と②が達成できたのか、ここにイスラエルがStart-up Nationとして発展できた内的な要因が隠されています!そのキーワードを少しだけご紹介! イスラエルのスタートアップエコシステムを語るキーワード① 8200部隊 イスラエルのスタートアップエコシステムを語る上で外せないのは、イスラエル国防軍(Israel Defense Force(IDF))の8200部隊です。8200部隊は、IDFの諜報部隊です。徴兵制度で集められた人々の中で、厳しい選抜試験に合格した特に優秀な人が集められます。イスラエルのスタートアップ創業者や技術者には、そんな超エリート集団の8200部隊出身者が多く存在しています。イスラエルのスタートアップエコシステムを語るキーワード② TechnologyIncubator Program(TIP)とYozmaプログラムTIPは、政府が認定したインキュベーターの投資に対して、国から助成を行うという制度です。 1991年から現在に至るまで行われており、イスラエルのエコシステム形成の基礎を築きました。この制度の功績は、インキュベーターに対し比較的リスクのある投資にも積極的な参入を促し、スタートアップの活性化につなげることに成功したことです。Yozmaプログラムは、国が1億ドルの資金を元手にFund of Fundを作るというプログラムである。Yozmaファンドから10社の民間VCに投資をし、さらにそのVCがスタートアップ企業に投資をするというスキームでした。Yozmaプログラムの功績は、海外投資家をイスラエルに呼び込んだことにあります。 Yozmaは海外投資家に対し、民間VCに投資をさせ、ナレッジを共有させました。イスラエルのスタートアップエコシステムを語るキーワード③ Beer-Sheva Innovation Districthttps://www.youtube.com/watch?v=SkipcHannSo え、Tel Avivじゃないの?と思ったそこのあなた!Beer-Sheva Innovation Districtは、現在イスラエルが国を挙げて推進しているイノベーションパークです!大学、研究所、テックカンパニー、スタートアップが駅を中心に建設されており、先述したIDFの研究所も建設中です。海外の企業誘致も積極的に行っており、これから成長を遂げるイノベーションシティとして注目が集まっています。このイノベーションパークは、デザート(砂漠)テクノロジー、デジタルヘルスケア、そしてサイバーセキュリティを中心に研究を行い、イノベーションを起こしていくと明言しています。Tel Avivに次ぐ第二のスタートアップシティとして、これから目が離せませんね!イスラエルの注目スタートアップ勉強会では、注目のイスラエルスタートアップもご紹介させていただきます!https://youtu.be/d5tC6XnOBOoTEAM8イベントの趣旨これまでスタートアップという言葉に馴染みがなかった方にも、スタートアップの可能性や魅力をお伝えして、キャリア選択のひとつとして捉えていただく。また、既にスタートアップとして創業されている方が海外のトレンドや成功事例をキャッチアップする事でご自身のビジネスの成長に活かしていただく。スケジュール日時: 2020年12月1日(他の同名イベントは同じ内容になります) 時間:20:00-21:00 勉強会21:00~21:30 Q&A, オンラインでの交流場所:オンライン(Zoom、参加登録された方に別途ご連絡させていただきます) 目的 ・イスラエルのエコシステム、スタートアップトレンドを学び日本に応用出来るテクノロジーやビジネスモデルを検討する・GAFAM等の世界的なテック企業の他国での動きをいち早くキャッチアップする・日本と海外の違いを理解し、応用できる範囲を検討する・海外に挑戦するきっかけを作る お越しいただきたい皆様 ・海外でのビジネスや進出を検討されているスタートアップの方・海外のスタートアップとの連携を検討されている大企業の方・国内における新規事業を担当されている大企業の方・海外のトレンドやビジネスに興味がある学生・社会人の方・ロシアのビジネスやテクノロジーに興味がある方 スピーカー 加藤 哲熙RouteX Inc. Ambassador学生時代に、国際情勢メディアCalens Inspiritsの編集員として執筆活動を行う。インスタグラム「ロシアに行きたくなる100の理由+」を運営中。現在はサラリーマンをしながら、RouteXのアンバサダーとしてイベントの開催、SNS運用、記事執筆を行っている。