漫才公演「エクストラバカンス」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-02-01T13:16:43+09:00 Peatix euskeoiwa 漫才公演「エクストラバカンス」 tag:peatix.com,2021:event-1733687 2021-01-24T13:00:00JST 2021-01-24T13:00:00JST エクストラバカンス|“Extravacances”漫才|キヨスヨネスク、矢野昌幸作|大岩雄典日にち|2021年1月24日 /日曜/昼の部|13:30-夜の部|16:30-※開場はそれぞれ開演15分前から※遅れてのご入場のさいは、終演時に受付をお願いいたします会場|北千住BUoY(東京都足立区千住仲町49-11)地下北千住駅(JR常磐線・東京メトロ千代田線・日比谷線・東武スカイツリーライン)より徒歩10分。千住大橋駅(京成電鉄本線)より徒歩6分※会場に駐車場はございません。公共交通機関などをご利用ください。席料|2000円(昼の部・夜の部通して観覧できます)特設サイト|euskeoiwa.com/2020vacances/extravacances.html 本公演は、2020年11月〜12月にトーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)本郷で開催された美術家・大岩雄典の個展「バカンス」のインスタレーション作品に映像の形で含まれていた、キヨスヨネスク・矢野昌幸による漫才のライブバージョンです。作品に含まれていた2つの漫才「プロローグ」と「バカンス」、その幕間に新作「エクストラバカンス」を上演します。 映像で含まれていた2つの漫才はいずれも、大岩の書いた原作を2人が演じたものですが、その収録時間の半分以上は、2人のアドリブで構成されています。2人のアドリブは稽古の時点から、演じるたびに大きく変化し、原作戯曲を繰り返し、しかし毎回異なる形でプレイするように、この漫才は作られました。 大岩のインスタレーション「バカンス」は、どこからか聞こえくるノイズをモチーフとした作品です。潮騒、幻聴、電話、エウレカ。わたしたちの聴いているわたしたち自身の声は、本当にわたしたちの口から頭の中から発された声だろうか。漫才でボケているのは誰だろうか。ツッコミはどこから聞こえてくるだろうか。 閉じ込められた室内に聞こえてくる声の、信じかたか訝りかたをめぐる上演のような気がしてきました。少なくともそんな声が。 そのたびごとにただ一回きり、ライブ版「バカンス=空虚」をご覧ください。*********バカンス。 このバカンスに、解釈を与えなければならない。(ま、ま、ま……バカンス、うん自慢じゃないんだけどまあバカンスだね、うん、ま、こうさ、世界の喧騒から離れて。ああなるほどね、なるほどね、せっかく静かな旅に出て、その旅先の部屋で、盗言器がということでございますね。 「解釈はいつも、本質的に、読解ではなくて聴取である」 そうなのよ、鳴るの。鳴るんだ。うん、鳴る。鳴る。鳴る。 まじで、ごめん、鳴るというか、人の声で喋る……でも僕は「鳴る」って言ってる、まあどっちでもいいんだけど。え、一体誰が喋ってる声なのそれは。それはねその時次第だね。 )バカンス〔vacances〕は〈何もない〉を意味する。(キヨスさんの時もあったよ。え俺が喋ってるの。うん。なにそれ。だからキヨスさんのときはキヨスさんだね。なにそれ……不気味ーーーーー。でしょーーーーー。不気味の谷だあ。不気味の谷だ。だめだよそこ先行っちゃ危ないよ。)わたしたちにはバカンスがあった。いまもあるようにさえ思う。(だからさ、もう部屋からあんま出たくないのよ。そうねえ。外で聞こえるより部屋の中で聞こえるほうがマシじゃない? たしかに。家の外のことは中に持ち込まないみたいな。そうね大事大事、ちゃんと分けるみたいな。まあそうはいっても怖いからさ、もうさ、眠れないわけよ夜も。大変だなそりゃ。だから盗言器の正体を明かしてやりたいのよ。)vacances[仏]:長期休暇。vacancy[英]:空室;空位;放心;空間;空虚。耳は何もない空洞だ。外側につうじる、内側の何もない空洞。何もない空間にこそ音が響いて聴取される。わたしたちのだらしなく開けっぱなしの耳に、わたしたちが毎日息を潜めて閉じこもっていたあの部屋に、がらんどうの展示室に。果てしないバカンスに、声はいかにも自然に〔comme naturellement〕響いている。わたしたちの耳のなかに〈声〉は遍く反射して、立ち尽くすべき位置に、距離にすべて定立させる。いかにも 自然に聞こえたまえ。つまりこの部屋、このバカンスにも、いま……………(あれ、何か言った? ……ほらほらほら、盗言器だよ!)**********キヨスヨネスク|Yonesuku Kiyosu1992年生まれ。俳優。多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科卒業。劇ユニット「humunus」結成。声と身体、風景との関係をテーマに活動。主な出演作に、KUNIO14「水の駅」、円盤に乗る派「清潔でとても明るい場所を」、ホモフィクタス「灰と,灰の灰」、humunus「海足を踏めない」など。矢野昌幸|Masayuki Yano1989年生まれ。俳優。山縣太一氏に師事。神奈川県川崎市出身。法政大学社会学部メディア社会学科卒業。主な出演作は『ギニョル』(作・演出・出演:矢野昌幸)、オフィスマウンテン『能を捨てよ体で生きる』(作・演出:山縣太一)、夏の日の本谷有希子『本当の旅』(作・演出:本谷有希子)。大岩雄典|Euske Oiwa1993年生まれ。東京藝術大学大学院映像研究科博士後期課程在籍。美術家。インスタレーションとフィクションを制作・研究。主な展示に、個展「Pleasure」(2015 / トーキョーワンダーサイト渋谷)「Surfin’」(2017)「スローアクター」(2019 / 駒込倉庫)「別れ話」(2020 / 北千住BUoY)「バカンス」(2020 / トーキョーアーツアンドスペース本郷)。批評やレクチャーなども。euskeoiwa.com Updates tag:peatix.com,2021-01-23 21:13:19 2021-01-23 21:13:19 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#895019