アフリカ先生ウェビナー:コンゴ・森と河をつなぐ/第4回「今後のコンゴ」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2020-12-27T13:27:43+09:00 Peatix アフリック・アフリカ アフリカ先生ウェビナー:コンゴ・森と河をつなぐ/第4回「今後のコンゴ」 tag:peatix.com,2020:event-1719130 2020-12-19T20:00:00JST 2020-12-19T20:00:00JST コンゴ民主共和国(以下、コンゴ)といえば、政情不安、エボラ、紛争鉱物というような暗い話題ばかりが流布していますが、コンゴでフィールドワークをおこなってきた私たちにとっては、くみつくせない魅力をもち、明るくたくましく人なつっこい友人たちがいる場所でもあります。本ウェビナーでは、現地での経験にもとづいてコンゴの様子を紹介することを通じて、私たちが魅せられてきたコンゴの新たな一面をお伝えしたいと思います。ウェビナーは、4回の連続企画(11月28日~12月19日の毎週土曜日20時から、各回90分)としておこないます。アフリック・アフリカのウェブサイトで連載し、このほど書籍として刊行された「水上輸送プロジェクト」のストーリーを軸に、プロジェクトの背景となる調査地の歴史、現地の人々の生活や社会、研究チームが長年にわたって研究してきた類人猿ボノボの特徴や魅力について紹介します。すでに本を読んでいただいている方には、多くの写真をまじえた執筆者自身の語りによって、あらためてストーリーを楽しんでいただけると思います。未読の方は、本ウェビナーをきっかけにコンゴに興味を持って本を手に取っていただければと思います。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。水上輸送プロジェクトについて、こちらをご覧ください。https://afric-africa.org/africa/waiwai/プロジェクトを元に出版された書籍『コンゴ・森と河をつなぐ—人類学者と地域住民がめざす開発と保全の両立』についてはこちらをご覧ください。https://www.akashi.co.jp/book/b507395.html********************第4回「今後のコンゴ」第4話「船旅を終えて:それぞれのその後」(松浦直毅・山口亮太)船の旅を終えた村人たち。水上輸送の大きな可能性を目の当たりにした彼らの活動は、岐路に立たされていた。彼らの悲願であった、住民組織主体の商業活動による地域経済の活性化は、もうすぐ手の届きそうな所に迫っている。しかし、それは彼らの生活を支える森の環境を、大きく変貌させてしまう負の可能性も秘めていたのである。地域開発と保全を両立させる手立てはあるのだろうか?そして、われわれ研究者も、次の一手を見据えて動き出そうとしていた...地域住民と研究者の協働による水上輸送プロジェクトの「その後」と、これからの展開を大いに語ります! 話題8「調査地の現状とこれから」(徳山奈帆子・横山拓真)水上輸送プロジェクトを通して、私たちはワンバの森の豊かとその持続可能な利用(取りつくさないように、ということ)の大切さを改めて知りました。地域住民の生活の発展は、ボノボの暮らす森を守ることにつながります。でもバランスをとるのはとても難しいこと。私たちも地元の人々も、共に悩みながらそのバランスを探り続けています。昨年行った、住民同士で森の利用について話し合ってもらうという試みについてお話します。(徳山) 2020年1月に6カ月間の長期調査のため、 意気揚々とワンバに赴いた。しかし、 新型コロナの影響で3月に帰国命令が下される。ここはワンバ、コンゴ民主共和国。 ただでさえ計画通りに事が運ばない場所なのに、 コロナ禍ではさらに思い通りに物事が進まない。搭乗予定だった飛行機は何度もキャンセルになり、 数週間以上も現場待機せざるを得ず、滞在費も底をつきそうに…。ワンバから日本に帰国するまでの苦労と困難を、 笑い話に変えてお話しします!(横山)【日時】2020年12月19日(土) 20:00~21:30(19:50開場)【参加定員】100名【実施方法】オンライン(ZOOMでの実施)チケットをお申し込みいただく際に送られてくるメールなどから、イベント視聴ページにアクセスすることができます。イベント視聴ページに、ZOOM配信へのリンクボタンが表示されますので、そちらからご参加ください。チケットのお申し込みは、12月19日12:00までとさせていただきます。【参加費】無料********************【話題提供者プロフィール】松浦直毅:静岡県立大学国際関係学部助教/アフリック・アフリカ代表理事/ビーリア(ボノボ)保護支援会理事ガボン、タンザニア、コンゴの三つの調査地で野生動物の保全と地域開発の両立をめざした研究に取り組んでいる。2002年からほぼ毎年アフリカに通ってきたが、まだまだ研究者人生も半ばほどで、今後さらに研究を展開していきたいと考えている。「生涯フィールドワーカー」がモットー。山口亮太:日本学術振興会特別研究員RPD/アフリック・アフリカ理事/ビーリア(ボノボ)保護支援会会員カメルーンとコンゴで人類学的な調査・研究をおこなってきた。いずれもコンゴ盆地の熱帯林に住む人びとを対象としているが、暮らしぶりや村の雰囲気、人間関係や森とのつきあい方など、似ている面もあれば全然違う面もある。調査に行くたびに、しばらくは行きたくないな、と思って帰国するが、いざ行けなくなると彼らとの生活を思い返す日々である。 徳山奈帆子:京都大学霊長類研究所助教/ビーリア(ボノボ)保護支援会理事 2011年から野生ボノボの研究を始める。強さと優しさを併せ持つボノボのメスたちに魅せられ、メスの社会関係や社会的地位を中心に研究を行う。いつも調査から帰るとしばらく行きたくないと思うけど、数か月たつと次の計画を立て始める。「行きたくても行けない」今は特にワンバを恋しく感じている。横山 拓真:京都大学大学院理学研究科博士課程/ビーリア(ボノボ)保護支援会会員自慢ではないが、 私は自分自身を身体的にも精神的にもタフな人間である、 と評価していた。しかし初めてワンバに訪れた際には「 これ以上の苦労を二度と味わうことはないだろう」 と思うほどの洗礼を受けた。さらに今回の渡航では新型コロナの影響で調査が途中中断となり、 さらなる苦労を経験したことでレコードが更新された。一体いつになったら「もう二度と…」と言えるのだろうか。【注意事項】参加申し込み完了後、ご登録のメールアドレス宛に申し込み完了の案内メールが届きます。当日のログイン情報を問題なく受け取っていただくために、申し込み完了のメールを受け取ることができたか、ご確認ください。政治団体、宗教、ネットワークビジネス等の勧誘は禁止です。会場にて見受けられた場合は、退出をお願いします。インターネットの通信上の問題により、ウェビナーの途中で講演者の接続が切れた場合は、代読の可能性もあることをご了承ください。********************【全4回のスケジュール】 Updates tag:peatix.com,2020-12-10 05:18:55 2020-12-10 05:18:55 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#855816