アートプロジェクト「着がえる家」ワークショップ『ちびっこテーラー』 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T11:50:53+09:00 Peatix 東京ビエンナーレ アートプロジェクト「着がえる家」ワークショップ『ちびっこテーラー』 tag:peatix.com,2020:event-1701223 2020-11-28T10:00:00JST 2020-11-28T10:00:00JST ハサミとミシンを使って、古着を創造的に作り変える「服の造形教室」です。 服に穴をあけることでデザインをする「虫食い」や、切られて一部がなくなった服を自由な発想で再生する「トカゲのしっぽ」、普通ではない服を作る「間違えた服」などのユニークな課題によって、独創的な服作りを目指します。このワークショップは、「東京ビエンナーレ2020/2021」参加アーティストの西尾美也によるワークショップ「ちびっこテーラー」です。会場は、柳原通りに面する伝統的商店建築の海老原商店です。1928年築の元洋服店で、ちびっこテーラーたちが新しい服を生み出します。*「テーラー」とは?採寸やデザイン、裁縫までを行い、服を完成させる仕事です。 なぜちびっこテーラーなのか? 装いは全人類に共通した行為ですが、「服の着方」は、その人が生まれ育った文化や時代に大きく規定されています。人は成長過程を通して、一定の服の着方を習得し、やがてそのことを疑うことさえしなくなります。そうした均質化した価値観に基づいてデザイナーや企業による新しい服作りが毎シーズン行われ、提示され続けることで、人々は次なる消費行動へと導かれます。こうした状況に対抗するために、ちびっこテーラーワークショップでは、子どもたちが古着を使って創造的な造形を行うことで、「服を着る方法の多様化」や「服を作る機会の提供」を図ります。つまり、子どもたちを次なる消費者としてではなく、表現者として育てることを目的にしています。来年の東京ビエンナーレ2020/2021コア期間では、ワークショップに複数回通って一人前のちびっこテーラーになると、大人を相手にしたオーダーメイドに挑戦することになります。子どもといえども、すでに服を着ている装いの参加者です。ちびっこテーラーの存在によって、大人もまた服で遊び、学び合う機会になるでしょう。(西尾美也)photo by 伊東かおりphoto by 伊東かおりphoto by 大塚杏子(からもも)【実施概要】日時:2020年11月28日(土)10:00〜16:00会場:海老原商店(〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2-13-5)対象:小学3年生~中学3年生 定員:10名参加費:500円持ち物:お弁当(コンビニ等で購入も可)、水筒【当日のワークショップの流れ】10:00 工夫して着る服「くふぅく」の試着10:30 デザイン技法の紹介(アップリケ、パッチワーク、虫食い、間違えた服、トカゲのしっぽ) 11:00 デザインと素材選び12:00 昼食(「服の遊び方」VTR視聴)13:00 制作15:30 発表・撮影