連続講座「文化芸術による共生社会実現のためのアーツマネジメント入門」第5回 講師:小笠原邦人 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T11:57:02+09:00 Peatix 一般社団法人HAPS 連続講座「文化芸術による共生社会実現のためのアーツマネジメント入門」第5回 講師:小笠原邦人 tag:peatix.com,2021:event-1685863 2021-01-14T19:00:00JST 2021-01-14T19:00:00JST 文化芸術による共生社会実現に向けた基盤づくり事業連続講座「文化芸術による共生社会実現のためのアーツマネジメント入門」第5回講座 講師:小笠原邦人(総合福祉施設 東九条のぞみの園)総合福祉施設 東九条のぞみの園では、2018年度に京都市「文化芸術による共生社会実現のための基盤づくり事業」のモデル事業としてアートプロジェクトが行われ、2019年度から現在に至るまで自主事業としてアーティストの山本麻紀子氏との「ノガミッツプロジェクト」が継続しています。施設長の小笠原邦人氏に、高齢者福祉施設でのアートプロジェクト継続の動機となるもの、育まれたアーティスト・職員・利用者・地域との関係性について伺います。 ・総合福祉施設 東九条のぞみの園について1995年に設立された高齢者総合福祉施設。「地域に住宅と高齢者施設を!」という地域住民の強い声を元に、市営住宅と老人ホームを合築した施設が誕生。特別養護老人ホームは京都市の公設民営型老人施設の第1号として建設された。「社会福祉法人カトリック京都司教区カリタス会」が、戦後東九条地域(京都市南区)において展開してきた福祉活動と、京都府下において1972年から特別養護老人ホームを運営してきた実績を背景に京都市から運営を受託。カトリックの理念のもと、地域とのかかわり、地域に住まわれている高齢の方々の生活を支えることに重点を置いて事業を展開している。【講師プロフィール】● 小笠原邦人(おがさわら くにと)/総合福祉施設 東九条のぞみの園 施設長大学卒業後、一般企業に就職するが、1994年より特別養護老人ホームのアルバイト職員として介護福祉の世界に入る。約5年間、介護職員としてケアワークを実践した後、老人保健施設の支援相談員や在宅介護支援センターの相談員を経て、2006年に東九条のぞみの園に入職。東九条のぞみの園では、地域包括支援センターで主任ケアマネージャー・社会福祉士を担い、2014年より同施設長に就任する。【本連続講座とあわせ、Social Work / Art Conferenceによる「談話室」を開催します】HAPSでは、福祉などの様々な分野で活動する方々とアートの実践をつなぐ新たな相談事業「Social Work / Art Conference(SW/AC)」を始めました。「談話室」では、SW/ACスタッフと一緒に、日々の活動の悩みごとなどを、ざっくばらんに話し合う時間を作りたいと思います。短い時間ですが、どなた様でもどうぞお気軽にご参加ください。※進行:Social Work / Art Conference 奥山理子・小泉朝未(講師は参加しません)※時間:各講座終了後、20:30〜21:00※自由参加です。参加される方は、各講座終了後そのままZoomミーティングに留まってください。【講座概要】HAPSは、京都市より 2017年度「文化芸術で人が輝く社会づくりモデル事業」、2018年度「文化芸術による共生社会実現のための基盤づくり事業」を受託し、実施いたしました。この事業は、文化芸術の力を活用して、多様な背景を持つ人々が、共に生きることのできる社会のあり方を探り、その仕組みづくりを目指すものです。昨年度からはそれらの成果を引き継ぎ「文化芸術による共生社会実現に向けた基盤づくり事業」として事業を展開し始め、今年度で4年目となります。この度、本事業の一環として「文化芸術による共生社会実現のためのアーツマネジメント入門」と題した全5回の連続講座をオンラインで開催いたします。本講座では、主に福祉の現場でアートを活かした実践に取り組む方々のお話をお伺いし、これからの実践にアートを取り入れていく人々や分野の裾野を広げることを目指しています。 社会のなかにアートはどうあるべきなのかが問われています。近年に頻繁に起こる「表現の自由」の問題に加えて新型コロナウィルスの感染状況から、アート活動に対して強いブレーキがかかっているのは否めません。表現者や享受者にとっては不本意な状況と言ってもよいのですが、これを突破するには相当のエネルギーと知恵がいりそうです。さて、本アーツマネジメント入門講座は、そういった課題を視野に入れて、日常とアートの接点を作り出すにはどうしたらいいのか、つまりアートの日常化を本気になって考えている人々をお招きして、インタビュー形式で語っていただきます。 ゲストは、どちらかといえばアートから遠い場所で働かれているのですが、そういうところにこそ普通にアートがあっていいのではないかという思いで活動なさっています。アートがあるからこそ、人の本来性が蘇ったり、新鮮な視点を得たりする。そのような日常が生まれるのなら、アートは生活の中で必要だという共通認識が生まれてくるのではないでしょうか。ゲストの言葉の中から、自分にもできるかもしれないというヒントを多く受け取っていただければ幸いです。「文化芸術による共生社会実現に向けた基盤づくり事業」 監修:中川眞