【オンライン開催】武邑塾2020「2030年への先見(Foresight)」――After Pandemic 第5回「2030年のデジタル・インフォデミック――フェイクな事実が真実になる方法」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T11:45:23+09:00 Peatix 武邑塾 【オンライン開催】武邑塾2020「2030年への先見(Foresight)」――After Pandemic 第5回「2030年のデジタル・インフォデミック――フェイクな事実が真実になる方法」 tag:peatix.com,2020:event-1676366 2020-10-31T17:00:00JST 2020-10-31T17:00:00JST 武邑塾2020「2030年への先見(Foresight)」――After Pandemic 第5回「2030年のデジタル・インフォデミック――フェイクな事実が真実になる方法」 ※10/27 追記:ドミニク・ チェン氏の出演が急遽決定しました!※本セミナーはオンラインでの開催となります  民主主義の健全な運用において、「情報」は人々の手に与えられた強力な力と見なされてきました。創造的なアイデア、公共的なニュース、さらに、多様な意見が自由に行き交う開かれた交流は、審議的な民主主義を促進するものです。しかし、権威主義的なシステムはこのモデルを脅威と見なし、体制を揺るがす危険性を持つがゆえに、国家が管理し形成しなければならないものと考えます。監視や検閲、および情報の操作を使用して、権威主義体制は国内で自らの力を強化し、一方で海外の競争相手を弱体化させます。白人至上主義のマニフェストやCovid-19の起源をめぐる陰謀論の蔓延、詐欺的に操作されたビデオ、女性差別、ソーシャルメディアを使用して「嘘」を蔓延させる政治家たち……。現在の私たちが日々シャワーのように浴び続けているバイラルやフェイクニュースの喧伝は、民主主義が理想とする言説の場とは明らかな対立関係をなしているといえるでしょう。  虚構の事実で埋め尽くされた情報空間が狙いを定める最大のターゲットは、ほかならぬ私たちであり、その最大のミッションは一般家庭における民主主義への介入と侵犯かもしれません。民主的な統治の原則を無視する指導者たちは、本来私たちの力であったはずの情報を武器に、社会の回復力を漸次的に衰退させ、権威主義に代わるモデルを実証せず、民主的な情報空間の劣化を加速させていきます。ビル・ゲイツがパンデミックの背後に存在し、5Gがコロナウイルスを蔓延させた原因であり、「政府」は人類にワクチンを接種するためにウイルスを発明し、密かに監視チップを移植しようとしている……といった陰謀論は枚挙にいとまがありません。  デジタルメディアは差異を強調しつつ、互いを侵食しながら常に新たな内容と形式に変異します。パンデミック以後、情報をめぐる世代間の格差はさらに広がり続けており、信頼できる情報と誤報との見分けはいよいよ判然としないものになっています。2030年のデジタル・インフォデミック、はたしてそれはいかなるメディア環境なのでしょうか? すでに喫緊の課題となっているフェイクと事実をめぐる最新の議論、そして米国のみならず世界でその勢力を拡大する「QAnon」(「Q Anonimous」の略でネット上に極右的な陰謀論を拡散させているWebサイトやグループ、あるいはアカウント)などが目論む歴史の書き換えを精査し、そこから生じる2030年の「真実の行方」を先見します。第一部では武邑光裕塾長による講義「ファントムタイムとディープフェイク」を、第二部では『WIRED』日本版の編集長である松島倫明氏をゲストにお迎えし、武邑塾長、本塾の発起人である水口哲也氏、高橋幸治氏を交え「虚構の事実という世界観」をテーマとしたトークセッションをお届けする予定です。=======◆開催日時:2020年10月31日(土)17時00分◆受講料:5,000円(税込)◆配信URL:当日、peatixメールより、お申し込みいたいだいた方にZoomURLをお知らせ致します。◆開催場所:オンラインオンライン参加までの手順1、会議アプリケーションのZoomの事前のご登録2、お申し込みいただいた方に、peatixから、本イベントの招待用Zoomリンクが届きます。3、メールのリンク先から、イベント参加登録をお願い致します。(所要時間1~2分)(※事前のイベント参加登録が必須となりますので、URLが届きましたらお早めにお願い致します)◆Zoomに関して:ご利用の初めての方は、以下のリンクから手順を参考にご用意ください。https://docs.google.com/document/d/1w50eC9LVvL7P3PjIIkla8YFHRQsHhC-FyYOZfMu_bAs/edit?usp=sharing※スムースな参加を行っていただくため、Zoomダウンロード、ご登録をイベントより前に行っていただくことを推奨いたします。※ウェブブラウザによっては正しく動作しないことがあります。Google Chromeの使用が推奨されています。
※PCからはブラウザから、スマホの場合はアプリをダウンロードしてご準備ください。 PC:https://zoom.us/jp-jp/home.html?zcid=2478 Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=us.zoom.videomeetings&hl=ja iOS:https://apps.apple.com/jp/app/zoom-cloud-meetings/id546505307以下の申込規約をご確認の上、ご参加をお願い致します。武邑塾2020申込規約◆タイムテーブル:17:00~17:30(30分)第一部:講義「ファントムタイムとディープフェイク」武邑光裕(「武邑塾」塾長) 17:30~17:40(10分)休憩 17:40~19:10(90分)第二部:トークセッション「虚構の事実という世界観」ゲスト:松島倫明(『WIRED』日本版編集長)ドミニク・チェン(ディヴィデュアル共同創業者・ 早稲田大学文化構想学部准教授)武邑光裕(武邑塾塾長)水口哲也(「武邑塾」発起人/Enhance 代表)高橋幸治(「武邑塾」発起人/国際ファッション専門職大学教授) =======◆ご登壇者(敬称略) ●武邑光裕(メディア美学者・武邑塾塾長)1954年東京生まれ。日本大学大学院芸術研究所修了。日本大学芸術学部、京都造形芸術大学、東京大学大学院、札幌市立大学で教授職を歴任。1980年代よりメディア論を講じ、VRからインターネットの黎明期、現代のソーシャルメディアからAIにいたるまで、デジタル社会環境を研究。2013年より武邑塾を主宰。著書『記憶のゆくたて―デジタル・アーカイヴの文化経済』(東京大学出版会)で、第19回電気通信普及財団テレコム社会科学賞を受賞。2017年、Center for the Study of Digital Life(NYC)フェローに就任。現在、ベルリン在住。近著に『さよならインターネット GDPRはネットとデータをどう変えるのか』(ダイヤモンド社)『ベルリン・都市・未来』(太田出版)がある。現在ベルリン在住。●松島倫明(『WIRED』日本版編集長)テックカルチャー・メディア『WIRED』日本版編集長として「ニューエコノミー」「デジタル・ウェルビーイング」「ミラーワールド」などを特集。東京都出身、鎌倉在住。1996年にNHK出版に入社、翻訳書の版権取得・編集・プロモーションなどを行う。2014年よりNHK出版放送・学芸図書編集部編集長。手がけたタイトルに、ベストセラー『FREE』『SHARE』『MAKERS』『シンギュラリティは近い』のほか、2015年ビジネス書大賞受賞の『ZERO to ONE』や『限界費用ゼロ社会』、Amazon.com年間ベストブックの『〈インターネット〉の次に来るもの』など多数。2018年6月より現職。●ドミニク・チェン(ディヴィデュアル共同創業者・ 早稲田大学文化構想学部准教授)ディヴィデュアル共同創業者/早稲田大学文化構想学部准教授/N PO法人コモンスフィア、NPO法人soar、公益財団法人We ll-Being for Planet Earth理事。デジタル・ウェルビーイングの観点から、 人間社会とテクノロジーのよりよい関係性の在り方を学際的に研究 している。21_21 DESIGN SIGHTの企画展『トランスレーションズ展―「 わかりあえなさ」をわかりあおう』(2020年10月16日から 21年3月7日まで開催)の展示ディレクターを務める。●水口哲也(「武邑塾」発起人・Enhance代表)シナスタジア(共感覚)体験の拡張を目指し創作を続けている。ビデオゲーム作品 「Rez」(2001)、「Lumines」(2004)、「Child of Eden」(2010)、「Rez Infinite」(2016)、 「Tetris Effect」(2018)などを始め、音楽を光と振動で全身に拡張する「シナスタジア・スーツ」(2016)、共感覚体験装置「シナスタジア X1–2.44」(2019)など。シナスタジアラボ主宰。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究 科(Keio Media Design)特任教授。 ●高橋幸治(「武邑塾」発起人・国際ファッション専門職大学教授)1968年生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業後、92年、電通入社。CMプランナー/コピーライターとして活動したのち、95年、アスキー入社。2001年から2007年まで、Macとクリエイティブカルチャーをテーマとした異色のPC誌「MacPower」編集長。2008年、独立。以降、紙媒体だけに限定されない「編集」をコンセプトに、デジタル/アナログを問わず企業のメディア戦略などを数多く手がける。国際ファッション専門職大学国際ファッション学部教授。日本大学芸術学部文芸学科非常勤講師。著書に『メディア、編集、テクノロジー』(クロスメディア・パブリッシング刊)、『Rethink Internet:インターネット再考』(現代図書)がある。【次回以降の開催予定】新型コロナウイルスによるパンデミックのため、今年4月からオンラインでの開催となった「武邑塾2020」ですが、この状況を背景に急速に変動する世界を先見すべく、今後しばらくのあいだ月1回(原則、毎月最終土曜日)のペースで開催していくことになりました。以降、以下のようなテーマ(順不同)で多彩なゲストをお招きする予定です。 2030年の環境資本主義――ガイアとノヴァセーン(新星)2030年のデジタル・パンデミック――自由の未来2030年の循環経済――インダストリ4.0とデザイン2030年の互恵経済――偽造資本主義の終焉2030年の仕事とオフィス――ヘルスケアとデジタル・ノマド2030年のバイオ革命――有機生命と人工物の間へ2030年の食と健康のルネサンス――21世紀のカウンターカルチャー◆注意事項:1、キャンセルにつきましては、イベント当日 12:00までにお申し出(メール)があった場合はキャンセル手続きを承ります。それ以降のキャンセルにつきましてはお受け出来かねますので、何卒ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。2、領収書の発行につきましては、peatixより領収書データをご利用ください。(https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001821741)3、講義内容に関する資料やWeb動画を無断で流用・転載・転送・複写することも固く禁じます。=========「武邑塾」公式facebookページhttp://facebook.com/takemurajuku お問い合わせ先「武邑塾」事務局info@takemurajuku.com Updates tag:peatix.com,2020-10-27 11:58:17 2020-10-27 11:58:17 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#795523